高卒認定一ヶ月勉強法:おまけ(消去法) | ゆる勉

高卒認定一ヶ月勉強法:おまけ(消去法)

[高卒認定試験] ブログ村キーワード
【高卒認定一ヶ月勉強法:目次はこちら

※生物のところで書いていた消去法の話を、こちらに移しました。


 ◆試験当日、問題が全く分からない時、選択肢のみから正解を引き出す消去法のやり方。
 (過去問を解いている時に『これで合格点だ!勉強終わり!』は、タテマエではお勧めしません)

 例えば生物は必ず5択(どうもこの教科は法則性が目立つ)。
 5択ということもあり、選択肢の種類は


 
 問)次の中から正しい物を選んでマークせよ
 1:A 2:B 3:C 4:D 5:E

 問)次の中から正しい組み合わせを選んでマークせよ
 1:Aア
 2:Aイ
 3:Bイ
 4:Bウ
 5:Cウ

 の2つに分けることが出来ます。
 このうち、前者の実質AからEを選ぶ“本当の意味での5択問題”は、ある程度の知識が無ければ一つも消去出来ないかもしれません。この問題を正答するためには、しっかりと問題文を読み“思い出す”必要があります。
 これについては、テクニックは通用しないのでパス。



 後者の方は、少しでも気をつけて見れば、選択肢の中に含まれている言葉が、2・2・1 または 2・3 に分けられることに気付くはずです(この例では2・2・1のみですが、これは実際にあった問題と同じものです)。



 このとき、まずは“1つしかない選択肢”に注目してください。


 

 問)次の中から正しい組み合わせを選んでマークせよ
 1:A
 2:Aイ
 3:Bイ
 4:Bウ
 5:C
 
 
 ここでまず、一段階目。「明らかに1つしかない選択肢を消す

 Aに注目すると、2つある。
 Bに注目すると、2つある。
 Cに注目すると、1つである。
 アに注目すると、1つある。
 イに注目すると、2つである。
 ウに注目すると、2つである。


 まず、1つずつしかないCとアが含まれた選択肢が消えます。
 え、消しちゃっていいの?
 という感じですが、大半の場合消して大丈夫です。
 ひとつしかないものを正解にして問題を作ってあるのは、国語(現・漢・古)に多いパターンで、これは逆に『問題文と合致するキーワードを見つけられるかどうか』を問う問題だからです。
 読解力を問うのではなく知識を問う問題の場合、1つしかないものは最初に消えます。
 
   

 残ったのは2~4。




 二段階目「迷ったら、もう一度消す。または多い・多かった方を選ぶ
 
 ここでもう一度、1つしかないものを消してみます。
 2・3・4の中で、

 2は、Aがもう1つしかない。
 4は、ウがもう1つしかない。

 →2,4を消す。

 3が残ります


 今度は、多い方を選んでみます。

 2:A
 3:B
 4:B

 AとBではBが多く、イとウではイが多い。

 つまり、多かったBとイが含まれている3を選びます




 そして、この問題の正解は―――そう、3なのですね。



 

 
 高認、とくに生物はこうやって解ける問題が、かなりあります。
 2つにしか絞れないということもありますが、そうなったらいずれにしても1/2の確率で当たります。(1/5じゃないか、という話は置いといて)
 全く分からない、から1/2で当たる、までいけば、40点ほどで合格する試験なので余裕で受かります。


 たとえ無勉でも全教科受けることが大切なのは、こういう事も含めてです。
 地理なども、グラフ読み取りのボーナス問題を取る+選択問題、という意味で無勉教科としての候補に挙がります

 どちらも私は好きな教科ではありますが、どうしても嫌い・高認を取った年度での受験が控えている(特に私立文系・一般)、という人は、当日本番に賭けてみる手もあるかもしれません。リスキーではありますが、可能性は十分あるはずです。



↓高認関係のblogランキングです。(押すとこのblogへの応援になります)
 にほんブログ村 受験ブログ 高卒認定試験受験へ
にほんブログ村


 【高卒認定一カ月勉強法:目次はこちら