漢字学習について(4) | ゆる勉

漢字学習について(4)

【関連記事:漢字学習について(1)から始まる、漢字学習について(3)の続きです】


 ここまで書いてきたことをまとめると、

 漢字は見て覚えろ!
 見て覚えられないものは書け!

 がメインになります。ああ、なんという王道さ。
 あれだけかいたのに、2行でまとまってしまった……。
 

 最後に、

 書いても駄目なら、分解してゴロ合わせだ!

 があるのですが、「見ても駄目、書いても駄目な漢字」が識別できるようになっている人なら、こういうものへの対策も出来ているんじゃないかなーと思います。
 知っている漢字とカタカナに分け、(『髪→かみはながーいともだち』のように)ゴロをつけたり、呪文のように唱えたり、自分の身長分の紙に書くつもりででーっかく書いたりして、とにかく覚えます。笑




 実践のために

 『見る』学習サイト(無料)としては、ここがおススメです。

 
 →→漢字の正しい書き順(筆順)【http://kakijun.main.jp/】


 このサイトには『漢字が正しい書き順で書かれているgifアニメ』という素晴らしい物があります。
 これを

 (ムービーとして)目に焼き付ける
  ↓
 見ながら、たまに目を離して空中に書く
  ↓
 実際に何も見ないで書いてみる
 

 これを1回やるだけで、ものすごく覚えますし、分解する覚え方も書いてあります。
 たとえば穏という字なら、「のぎへんに、ノ、ツ、ヨ、心」と書いてあるのですね。

 「のぎへんってなあに?」だと大変なので部首の学習が必要なわけですが、まあ、大体コトバの通りなので、「この漢字はのぎへんっていうんだな。ふーん」という程度でも、そのうち勝手に覚えて頭の中で『のぎへんカテゴリ』が出来ていきます。

 たまに、某クイズ番組のように
 「ごんべんの付く漢字!」
 等と、誰かと競争したり、自分の記録を書いたりするのも楽しいです。
 学生さんなら、こういうことで漢字を好きになるのが一番いいんじゃないかなーと思います。負けたくないって思う心がやる気になってくれます。笑

 漢検など(スキャンダルでイメージが下がってますが)を目標とするのも、いいと思います。
 高認の記事で『漢字は勉強するな』に近いことを書いていますが、それは『高認に出る可能性のある膨大な漢字を短期間で覚えようとするよりは他の教科をやった方が良い』ということです。



 子供に漢字を教える、という教育問題?については、今の私ではあまり説得力がないので触れません。
 ですが

 「漢字どうやって覚えたらいいかなあ?」

 という個人的な相談には、こんな長い話をして煙に巻きつつ上記のサイトを薦めます。
 ぶっちゃけちゃうと、好きな本読んで、わからない漢字に意識をちょっと向けてあげるだけで、ほんとはぐーんと読めて書けるようになるんだけど、その「ちょっと意識を向ける」が、人によってはというか子供には難しいみたいだなーと思ったので、こういう話になるわけです。

 あ、中学ぐらいで速読に慣れちゃうと、漢字(書き)に苦労するようになります(なりました)。
 ブロック読みしてると漢字をちゃんと見ないので、細部を覚えないんですね。
 漢字もついでに覚えちゃえーという読書をしたい人は、精読した方がいいと思います。いやいやマジで。
 

 
 長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
 ※一応TB、コメント欄も開放していますが、一個人の感想なのでお手柔らかにお願いします。
 
 
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