パキシルの断薬 | ゆる勉

パキシルの断薬

 えーと、この記事は
 
 『パキシルを飲んでいた人が、実際どうやって断薬したか』

 がメインなので、何故飲むことになったか、何故止めることになったか、等には触れません。
 一個人の体験談なので、実際の減薬・断薬は必ず主治医との相談&監督下の元に実行するようお願いします。

 何の話だろう、という人はきっと関係ない話だよ!

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 私の場合まずピルカッターを買う事から始めました。
 
 SUNCRAFT 薬の錠剤カッター

 これです。amazonリンクですが、525円とかなので下手すると送料の方が高いです。



 これで薬を4等分し、まずは1日3回飲みます。これで総量を3/4に減らすことが出来ます。
 総量は減っていますが濃度が薄くなる前に補充が出来るので、この時点では症状はあまり出ないと思います。

 次に、なるべく生活習慣や食生活を改善します。
 断薬出来る状況というのは、こういうことが出来る状況でもあります。まだ全然できない、という状況の人はその時期ではないのかもしれません。
 
 改善内容は
 
 ・決まった時間(朝)に起き、かつ、陽に当たる(カーテンを開けるだけでOKです)
 ・三食決まった時間に食べる

 基本はこれだけです。
 寝る時間は『決まった時間に起きる事が出来るなら何時に寝てもOK』という緩さですが、起きる時間だけはしっかり決めます。
 慣れてきたら生活強度を上げていくと良いと思います。
 (というより、薬が抜けてくると勝手に上がります)


 食事内容として見直したことは

 ・たんぱく質を増やす
 ・間食にはバナナ・チョコレート・ナッツ類・乳製品を選んで食べる

 の2点がメインです。
 理由はアミノ酸……トリプトファン(最終的にセロトニン)を取り込むためなので、ダイエットと並行したい場合はこれらを減らすことなく総カロリーで調整(炭水化物を減らす等)します。

 他、サプリメントとして、メラトニンを用意し服用していました。 
 実のところこれが一番効果があったのかもしれません。

 これも眠るためというより、パキシルで(結果的に)増えていたセロトニン(から出来るメラトニン)を補い、身体を慣らすのを目的としています。
 ただしメラトニンに関しては国内では手に入らず、個人輸入または個人輸入代行業者に頼む必要があります。(サプマートなど)
 ※くれぐれも自己責任でお願いします。私の場合「メラトニンは僕も飲んでるよー」なんて言っちゃうお医者さんだったので大丈夫でしたが、このあたりは何とも。。

 
 薬そのものは、最初は3/4、次は2/4(1/4錠を朝晩飲む)……と少しずつ減らします。
 慣れてくると「あ、切れてきたかも」がわかるので、そうしたら1/4飲む、だけになります。
 (2日に1回飲むなど)



 で――この減薬期間は半年ほどでしたが、実際、シャンビリなどはありませんでした。
 いやまあ、そういう体質だったのかもしれません。
 
 ですが昔飲み忘れた時は酷い目に遭っていたので、そういう現象は一度も起きなかったことを考えると効果はあったのかも……?と考えています。

 
 長年薬漬けでもう脳がやられちゃったかも、と思ったりもしましたが(いや、ひょっとしたらやられちゃったかもしれないけど!)、今のところ大丈夫です。たぶん。
 肝臓はどうだろう……かなり分解はやいけど……(VSアルコール)

 ちゃんと覚えられるし、ちゃんと感動できるし、ちゃんと怒れるし、コントロールできます。
 大丈夫。
 割と脳は丈夫です。

 (……と、池谷さんも言っていた。はず)


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