高卒認定一ヶ月勉強法:社会(前編) | ゆる勉

高卒認定一ヶ月勉強法:社会(前編)

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 今回は、社会科目――地歴公民について。
 既得単位によっては受ける必要がなかったり、1つか2つで良かったりもするので確認を。

 基本的に“高認に実質3日から1か月ぐらいで受かるため”の勉強法が主なので、その先の大学受験にはあまり繋がらないことがあります。
 

 また政経・倫理については2科目も受けてられるか!と最初からぶった切ってしまったので触れていません。
 大学受験においてのみ言えば、この2科目はむしろ選ぶべき科目なこともありますが、高卒認定においてはその限りではないのですね。

 受験は基本的に総合点で勝負するもので、高認はそれぞれの科目で一定の点数を取り、全ての科目で合格しないとならないからです。


【どの科目を選択するか?】

 高認合格に必要な社会科目系の単位は

 世界史(AまたはB)…必須
 日本史(AまたはB)、または地理(AまたはB)…いずれか1つ必須
 現代社会または政経+倫理…いずれかが必須

 
 です(2009年現在)。
 個人的におススメなのは、必須である世界史+現社と地理の組み合わせ。



◆現社or政経+倫理?

 前述の通り現社!
 
 というのは、政経と倫理は2科目受けなければならない、というのが大きな理由なのですね。科目が増えるとお金もかかるし、受ける時間も増えます。
 ただでさえ沢山科目があって、まる2日間受けなければいけない人もいるはず。

 もちろん、政経と倫理が大好きで、全く勉強をしなくても受かる自信があり、1科目減ったところで金銭的・肉体的負担が変わらないならばこちらを選んで問題ないです。
 というか、勉強する内容はそこまで変わらないし、合う合わないを別にすれば負担もそう違わないです。


◆地理or日本史?
  
 地理か日本史か、は好みです。
 日本史が大学受験を見据えて学習してあったり、“高校受験の時日本史は得意科目だった”という人や、歴史大好き!な人は、過去問も大体出来ていたと思います。
 なのでそういう人は日本史でOK。

 逆に、そうでない人(日本史が嫌い・勉強をしていない・過去問が出来なかった人)は、地理になります。もちろん、地理が好きな人もこっちです。

 
 地理と日本史どちらにも言えることは、問題としてはそこまで難しいものは出ない(基礎の確認程度)ということ。
 それでも全く勉強をしていない場合は少し辛い、という感じです。
 
 こんなの常識じゃないの?というようなボーナス問題も出るが、それだけではさすがに足りません。



 日本史も地理もどっちも駄目だったーという人には、地理を勧めます。
 こちらの方が覚える事が少なく(意外にも)、グラフや地図をそのまま読み取るというボーナス問題も多いです。
 何せ正解がそのままそこに書いてあるのですから。


 地理は『勉強の仕方がよくわからないだけ』の人も多いので、ひょっとしたら得意科目になるかもしれません。私もその一人です。
 あと、必須である世界史との相性もいいのですね。

 
 いずれにしても『元からできる』or『勉強するのが苦でない』ものを選ぶのが一番です。
 



【現代社会】
 過去問はやってみましたか?(目次参照)

 あんまり対策が必要なさそうだなーと感じる人は、今まさに起きていることは出ないので(試験問題はちょっと前に作るので)、可能なら去年のニュースをさらっと見ておくといいかもしれません。

 対策が必要な人は、

 国内外の“去年あったニュース”みたいなものをまとめている本がよく出ているのでそれを読んでください。過去問を何年分かやるのも大切です。
 
 現代語キーワード集のようなものを読むのもおススメです。対策が必要だと感じる人は、こういった語彙や一般常識が明らかに足りなかったりします。
 
 
 勉強らしい勉強をしたい場合は、なるべく新しいものでやってください。
 高卒認定用のワークなども、必要だと思ったらやるといいと思います。
 基本的に、ほとんどの問題が『一般常識』です。


 


 地理・世界史の後編に続きます。


(疑問・不安があれば、コメント欄でご質問ください。私でよければ回答します。横レスも歓迎です)


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