[しし座の新月]2022年7月29日 東京 02:55(国立天文台 暦計算室より)
夏本番ーー!太陽と月がしし座の5度38分の角度に位置します。
新月はスタートのタイミングと言われていますね。
一度姿を消した月が、再び生まれる「再生」のタイミング。
何かを始めるのによい、新たな目標を立てると言う人もいます。
新しい靴をおろすと言う人もいました。
新月、満月といった月齢は、海の干満に影響があるので
意識したり生活サイクルにしている方も多いですね。
夜空に消えて見えない月が満月に向かってだんだん膨らんでいって、
天の高い位置で満月になります。
ひとつのサイクルがピークに達する点で、文字どおり「満ちる」。
新月が「種まきのとき」なら、満月は「花が咲いて実がなるとき」です。
星の動きがどんなことを教えてくれるのかまとめてみました。
まず、2022年7月29日新月の度数の意味は「環境へ飛び込む」。
『完全マスター西洋占星術』によると、
”自分と他者、あるいは、自分と環境との関係性から、
自分の感受性が豊かに発展する”とあります。
そして、サビアンシンボルは、
"An old-fashioned woman and an up-to-date girl."
「時代遅れの女と最先端の少女」
人生の舞台で、あなた自信をどう演出するか?を研究する。
といった意味のようです。
外からどう見られているかを意識することで、
時代の波に乗ることができます。
…と語りかけています。
周囲とのギャップに気づくようなことがあるかも知れないですし、
人とは違う個性を認識するかも知れないですね。
今回の新月はこれまで気づかなかった
自分の個性や感性に気づくタイミングなのかも知れません。
人生に感動を求め、毎日が退屈しないしし座の月。
感情の盛り上がりを演出して
自分自身の生命力を活性化させることも得意です。
自分の心の中にある情感や高ぶり、
内側から湧き起こったり盛り上がる感覚など、
それらを外に向かって働きかけようともします。
そして、しし座の持つ気質は、情熱と表現欲求。
ドラマチックで創造的な人生を歩むといった星座です。
しし座の新月。
自信と勇気を身につけることを学ぶときなんですね。
生き生きと自分の個性を表現することが大事。
人と違っていいじゃない!という自信を磨くときのようにも思います。
日常の中で起こりそうな心の問題としては、
注目されるのが苦手と言うで人も、「家族の中心・主役」になれないとき、
苛立ちのようなものを感じることがあるのではないかと思います。
注目されたい気持ちが満たされないと苛立つんです。
しし座の月は、「自分自身が他の人を大きな懐に受け入れ、
深く愛し、幸せにしている」という実感を持つとき、もっとも満たされます。
ししは火の星座。焚き火やろうそくのような美しく燃える火で、人の気持ちを暖めてなぐさめます。
ししの性質を生かして信頼される人を目指しましょう。
他者の視点を意識し過ぎたり、自分はつまらない人だと思われたくない、
自己表現が苦手、といった意識がある人は、
自分が目立つ場所や創造性が発揮できるところへ積極的に出ていき、
堂々とふるまえる自信を身につけると良さそうです。
しし座の月は、遊び心と創造性が発揮できる、観劇や映画館、アミューズメント的な場所も良さそうだし、
好きなことに没頭したり一日中ゲーム三昧なんていうのも良さそう。