2025年7月4日日経新聞から抜粋、要約

「半導体製造装置のSCREENホールディングスが最先端の組み立て装置に参入する。複数の半導体チップを組み合わせてひとつのチップのように動かして機能を高める装置を開発し、2030年にも量産を始める。生成AIの普及による高機能半導体の需要を狙う。

 

同社は半導体チップ同士をつなげるボンディング装置と呼ばれる先端品を開発中で、現在は横に並べたチップの配線をはんだ付けしてつなげるのが主流だが、電気抵抗が生まれて電力消費が大きい。同社が開発する装置はチップを上下に重ねてスペースと電力を節約できる。電力ロスは10分の1に抑えられるという。

 

重ねたチップを一体化するにはチップ表面にプラズマを照射し、性質を変えることで行う。

 

SCREENは半導体ウエハーを1枚ずつ洗浄する装置で世界首位だが事業領域の拡大を視野に入れている」

 

日進月歩のこの業界で5年先となると(2030年)遥かに先のように感じますが、まずはその気概を応援したいです。ファイト!

2025年6月27日 日経新聞より抜粋、要約

 

「カナダの調査会社テックインサイツは、中国の通信機器王手ファーウェイがノート型パソコンの新商品に「従来同じ旧世代品の半導体を使っている」との調査結果を発表した。米アップルなどに比べて数世代遅れ、技術の差が開いていると指摘している

 

ファーウェイは6日に「MateBook Fold]など2機種を発表した。独自開発の国産半導体「麒麟X90」を搭載し、中国国営中央テレビなどは回路線幅が5ナノ㍍世代の高性能品だと伝えていた。テックインサイツの分析によると実際は7ナノで代品でファーウェイが2023年8月以降にスマホに搭載している半導体と同じ技術レベルだとした」

 

何ともいえません。調査会社のテックインサイツがどれほどの会社かもつかめません。ただありうる話だとはおもいますが

2025年6月18日 日経新聞から抜粋、要約

 

「京都大学発のスタートアップでペロブスカイト型太陽電池を開発するエネコートテクノロジーズは京都府宇治市で同社初の量産工場を建設する。2026年夏の稼働開始を目指す。同社は京都大の研究成果を生かし、発電効率を高める素材技術が強み。トヨタ自動車とはEVの屋根に乗せる太陽電池を共同開発している。これまでに小型品で変換効率30%と世界最高水準の性能を実現した。仮に毎日晴れなら年間500㌔㍍走行できる電気を作り、ほぼ充電もいらないEVも可能だという」

 

ペロブスカイト型太陽電池は個人的には期待しています。もちろん火力、原子力なども必要ですが、様々な発電能力をミックスさせている未来が理想です

2025年6月12日 日経新聞から抜粋、要約

「エヌビディアは11日、欧州でのAI半導体の供給を拡大すると表明した。フランスの新興企業ミストラルAIと提携し、データセンター向けに半導体を供給する。

 

エヌビディアはフランスや英国、ドイツなど欧州主要国にAI半導体を大量生産を大量供給する、有事際のリスク回避として各国政府は自前開発を進める。」

 

目立たないようにソロリ、ソロリと欧州へのシフトがすすんでいます。アメリカは大丈夫でしょうか?

2025年6月13日 日経新聞から抜粋、要約

「TSMCと東京大学は12日、先端半導体の共同研究室を東大構内(東京都文京区)に設置したと発表した。1ナノメートル世代以降の先端半導体などを研究する。TSMCが台湾外の大学に共同研究室を設置するのは初めて。

 

両者は新構造のトランジスタや、シリコン以外の素材を用いたトランジスタを研究する方針だ。いずれも1ナノメートル世代、それ以降のオングストローム(100億分の1)世代の有力技術とされる。

 

まだまだ東大!最近は日本の元気がない話題が多いですが、技術力は世界に負けませんぞ

2025年6月11日 日経新聞から抜粋、要約

「米アマゾン・ドットコムは9日、米東部ペンシルベニア州のデータセンターに約3兆円を投資すると発表した。データを処理するためのインフラを拡張する。1か所は原子力発電所に隣り合う場所になる」

 

 

 

 

 

日経新聞 2025年6月6日から抜粋、要約

 

「キオクシアホールディングスは5日、2029年までにメモリーの生産能力を記憶容量ベースで24年度の2倍に高めると発表した。国内2工場のラインを増やし、AI用データセンター向けに長期記憶に使うNAND型フラッシュメモリーを増産する。転送速度を上げた次世代メモリー搭載製品も26年後半に生産開始する。

 

次世代メモリーはストレージ・クラス・メモリー(SCM)とよばれる。NANDよりデータの読み書きが速く、現在AIに使われるDRAMと比べると記憶容量が大きい。地政学リスクにも対応する。これまで中華圏を中心に手がけてきた半導体などの組み立て工程について供給安定化のため、東南アジアなどを含め拠点の分散を検討する」

 

トランプ米大統領の登場で中国を中心とした生産体制は崩れていくのかもしれませんね。ファーウェイが奮闘してはいますが。最近キオクシアホールディングスのニュースが少なかったのですが、元気なようです。

2025年5月27日 日経新聞を抜粋、要約

「中国・ファーウェイがパソコンの新商品に回路線幅が5ナノの国産の先端半導体を搭載する見込みだと分かった。これまでは7ナノが技術的な限界とみられてきた。実現していれば中国本土の半導体技術の向上を象徴する。

 

ファーウェイは6月6日にノート型パソコンの新商品を発表する」

 

6月6日が楽しみになってきました。中国の技術が上がってきていますね。がんばれラピダス

2025年5月23 日経新聞から抜粋、要約

「中国通信大手のファーウェイが自前で人工知能の基板を築いている。自社開発の半導体を使った新型サーバー群を稼働させ、同社製半導体で開発した高性能AIモデルも発表した。米国による半導体の輸出規制で技術へのアクセスが限られるなか、AIを開発、運用するための能力を着実に高めつつある。

 

AIサーバーでは米エヌビディアの画像処理半導体(GPU)が高いシェアを持っている。ファーウェイののAIサーバーは自社開発の半導体「アセンド」を搭載している。専門家によるとファーウェイの新型サーバーは「(エヌビディア製のサーバー「GB200」に比べ)アセンドチップの搭載量が5倍にしてあり、欠点であるGPU単独の性能が3分の1という欠点を補っている」、「電力消費量がエヌビディア製の4倍だが、性能は上回るかも」と話す。

 

中国では輸出規制で先端の半導体製造装置や広帯域メモリー(HBM)など、AIの基盤に必要な技術の利用が制限されている。ただ規制が中国の半導体やソフト利用を促す側面もある」

 

トランプ大統領は中国規制、結果としてのファーウェイの躍進も「バイデンがやってきたことだ」と責任を回避するのかも。将来的にはエヌビディア対ファーウェイのしのぎあいになるのか?いまのところエヌビディアのファンCEOのコメントなどには余裕と自信があるように感じますが

 

 

2025年5月22日 日経新聞から抜粋、要約

 

「エヌビディアのジェンスン・ファンCEOは21日、台北市内で記者会見し、米国によるAI半導体の対中輸出規制について「全体として失敗だった」と話した。米政府は半導体規制を段階的に強化し、4月にはエヌビディア製の「H20」を対象に加えた。ファン氏は規制によって約7兆円の市場機会が失われると訴えた。エヌビディアの中国市場でのシェアはバイデン米前大統領の初期に95%あったが、現在は50%に下がったという」

 

中国という国が好きかどうかはともかく、エヌビディアのAI半導体の代替品をすぐに製造する力をもった国というのは強いですね。危機を好機に変えられる実力を日本も手にしたいものです。コメが足りないときにほぼ無策の状態には・・ため息もでてきてしまいます。