9月、10月は様々なことが身に起こりつぶやく気持ちになれない自分がいた。10月30日にはコロナ禍で中止が余儀なくされていた横浜マラソンが3年ぶりに再開を果たすことができた!
オミクロンの変異株が相変わらず国内・海外で新たな感染者を出し続けてはいる。新たな死亡者が出ている以上まだまだ〝共生〟レベルには至っていないものの牛歩状態とは言え対コロナ対策は少しづつ前に進んではいるようには思える。
政府の対応は相変わらずでコロナを駆逐する覚悟を示すような具体的対策への覇気は全く感じられない。何気なくワクチンが開発され、何気なく治療薬が普及し、何気なくコロナがインフル化してゆくことを国民自助努力への丸投げでやり過ごしてしまおう、という空気感が満載である。
こんな最中に米国のインフレが引き金となり未曽有の円安に突入してしまった。日本にかっての自動車産業のような外貨獲得の武器がない以上国内経済を劇的に改善する術もなく円を買おう、という投資家は絶対現れてはこないだろう。
即刻やるべきことは自給自足国への大転換だと思う。つまりエネルギーを化石燃料や原子力に頼らず地熱・風力・太陽光・水力で賄う方法に舵を切ること、食料の輸入を極端に減らし自国産で賄うことを目指すこと(自給率35→70%を目標)、木材は徹底した自国産にすること(国民には理由を説いて国内産木材使用を義務化することだ!)、また自衛手段を国産で賄う法整備を行い〝自分の身は自分で守る〟ことを実践することである。つまり外貨獲得をいったん減速し自給自足社会実現に舵を切ることなのではないか?
勿論、戦後80年費やして貿易振興をやってきたから相手国との調整は不可欠だが国民と国を守ってゆくことが専権事項なのだからつまらない目先のことに囚われず「日本をどうしてゆく」という信念に則った政治を展開してこそ政治家であり国の舵取り役なのではないか?と思うのだがどうだろうか?