ごきげんよう!ゆうぽんです!
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今回は
「感得する」をテーマにお届けします。
お仕事のヒントになれば幸いです。
昨年11月に千葉真一先生
芸能生活60周年祝賀会がありました。
60年ってすごいですね!!
本日はこの祝賀会最後に
真瀬樹里さんに贈られた「初心不可忘」について
掘り下げてみます!
祝賀会の様子です!
千葉先生ヲはじめて知ったのは
キーハンターです。
親戚の家で主題歌を聴いていた覚えはあります。
真瀬樹里さん
お母様の野際陽子さんは
大河ドラマ「秀吉」の時にお世話になりました。
初心不可忘
さて前置きが長くなりました。
本題の「初心不可忘」は
「初心忘るべからず」です。
世阿弥の「花鏡」という
書物に記載された言葉です。
世阿弥と言えば「風姿花伝」なんですが
ここには実は掲載されていません。
もちろん「初心」という言葉は
たくさん出てきますから似た
言い回しもたくさん出てきます。
この「花鏡(かきょう)」に記載されている
のは全く書き方が違います。
全部で3つあります。
◆初心忘るべからず
是非初心不可忘
時々初心不可忘
老後初心不可忘
この中の「初心不可忘」だけが
日本では広く知られています。
この初心はさまざまな
解釈で語られています。
自分が舞台で感じる事は
絶対的な意味ではなく
その時々の
感じ方が変わってくる
言葉だと思います。
それなので「意味」を
固定してしまうと
満足は出来ますが
成長が止まるような
気がしています。
それでもとりとめがないので
多少なりともお役に立てるよう
意味の方向付けを
してみようと思います。
初心とはなにか
是非初心不可忘
時々初心不可忘
老後初心不可忘
初心は「始めたばかり」と
現代語にしてしまうと
全部を通じて意味が
通じなくなります。
「区切りのすぐ後」
個人的にはこのように思っています。
理由は「序破急」という考え方が
あるからです。
すべての物には始まりと終わりがある。
区切っても広げても
始まりと終わりがある。
ちょうど磁石をイメージしていただくと
好いかと思います。
S極とN極があり。
くっつけても
放しても
S極とN極が一方向になる。
これと同じように
すべての物には
始まりと終わりがある。
これが序破急の概念です。
そう思ってみると
「初心」というのは
絶対値ではなく
何かの区切りがあった
すぐ後の事のように思えます。
「区切りのすぐ後」
その状態を「不可忘」
となっているので
覚えているように
という訳が多いですが
私個人は「記録」だと思っています。
心がけとしては
覚えておこうと
思っても
人は忘れてしまう物です。
始めたばかりの時を記録しておく
実際の行為としては
これを実践しています。
この言葉で諸説あるのは
「是非」「時々」「老後」
が固定的な意味ではないからです。
固定的な意味なら議論もない。
是非初心不可忘
時々初心不可忘
老後初心不可忘
をひとつひとつ語ると
ものすご~~~く
長くなってしまうので
唐突ですが実践編だけ
お伝えしておこうと思います。
思考プロセスを知りたい!
という方は実際に稽古してみましょう。
畳の上の水練
という言葉があるように
息継ぎの仕方を
陸上で練習しても
体得は出来ません。
まとめ
とりとめもない感じですが
言語化すると壊れてしまう
感覚があるんですね。
それなので
まったく違うような例で
私自身の解釈をお伝えして
今回のまとめにしたいと思います。
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毎日が0スタート過去の実績を絶ち進む
人は実績を残したくなる、
評価もおおよそは過去のもの、
今日つくる能には
過去の実績は通用しない。
本当はすでに
わかっている。
過去に何勝したとしても
今日の試合の勝敗とはなんの関連もない。
それが普通と感じる感覚です。
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現時点ではこれ以上まとめられません。
これも私の初心です。
また、凝縮されたら
記事にしてみます!!
最後に真瀬樹里さんの
ご著書です。