ごきげんよう!ゆうぽんです!

 

お仕事をしていると

嫌なこと楽しいこと

いろいろありますね。

 

今回はこの「はたらく」って

そもそもどういうことなのか

シンプルに生きる視点で考えてみました。

 

「はたらく」の意味は?

ここのところ「働く」とは「傍」を「楽」にする事。
そんな解釈をよく聞くようになってきました。
 

「はたらく」の意味を知りたくなった理由

「働き」は能楽ではよく出てくる言葉

 
能楽の台本ではよく「はたらき」という言葉が出てきます。
楽屋のお手伝いを「楽屋働き」と言うこともあります。
 
    

「働き」は現代の日常でもよく使う言葉

日常でも「働く」という言い方よりも
「もっと”働き”ましょう」
「”働き”方改革」など
「はたらき」という言葉もよく使います。
 
こんなことから
「はたらき」の根っこにある意味は
何かに疑問が湧いてきました。
 

現代のストレス

そして働くことにストレスがあるとか
職場でのストレスなど
「働く」ということば「働き」という言葉
 
 
なんとも言えない違いを感じました。
それなので今回はこの意味について
掘り下げてみたいと思った次第です。
 

この違和感の元は何だろう

そんな訳で微妙に違う「働」と「働
 
辞書の言葉の定義ではない。
語源と「感覚としての意味」
を感じ取っていきたいと思います。
 
まず「働く」は「私は働く」
というような「行為」です。
 
「働き」は「私は働き」
これは能楽の楽屋なら「楽屋働き」の事ですが
一般には使いません。
感覚としては「作用」のような感じです。
 
働く→行為
 
働き→作用
 
ここまでは分離できました。
 

語源は何だろう

「はたらき」の語源は「はためく」
 
「はた」というのは音のことという説があります。
 
「バタバタ」しているのはまさにはたらいている状態です。
 
「パタパタ」羽を動かす。
 
こんな感覚で捉えると「働き」とは
 
「バタバタ動いている」という意味を感じられます。
 
 

解消された違和感

「はたらく」と「はたらき」の違い
 
感覚的な物は解消されました。
 
そこで現代を生きる私たちは
なぜストレスを感じてしまうのか
言葉に潜んでいる潜在的作用を考察してみました。
 
「働く」→行為
「働き」→作用→成果としてわかる
 
そうするとものバタバタと
動き回っていれば「行為」の面では
「働く」といえます。
 
では「働き」は「働く」量に比例して上がるか
というとそうは言い切れない物があります。
 
「動いているけど成果は出ない」
 
実はこの空回り感がストレスを感じる
根底にあるのではないでしょうか。

現代のストレスの源

 
「働く」→行為→バタバタと動く
 
「働き」→作用→成果としてわかる
 
そう見ると「働く」量も「働き」の
量もはかることは出来ます。
 
働く時間
 
働く回数
 
たいして
 
「働き」の有無
 
「働く」量に対して「働き」の量が多ければ
こんなに嬉しいことはありません。
 
辛いのは
「働く」量を最大にしてタダ「働き」
 
コピーを何枚とっても給料上がらない
 
何軒訪問しても一軒も契約が取れない
 
社会に作用できないのは辛いですよね。
 

まとめ

ここまで読んでいただいた貴方には
ストレスをなくすための
ひとつの公式をプレゼントしようと思います。
 
「働き」=「働く量」×「○○○」
 
働く量がどんなに増えても「○○○」の中が0だったら
掛算しても「働き」は0です。
 
舞台成果だったら「○○○」に稽古量が入ります。
 
世阿弥は「風姿花伝」の中で
「花は心 種は態」という言葉を残しています。
 
」=「働く量」×「種」
 
「感動という心の働き」=「働く量」×「態(わざ)の質」
 
「舞台成果」=「働く量」×「稽古量」
 
「興行成果」=「働く量」×「広報量」
 
「人生成果」=「働く量」×「貢献量」
 
これは求める物によって「」の中は変わってきます。
 
「働き」=「働く量」×「○○○」
 

現代社会のストレスは

何事も塊にすることではないかと感じています。

 

得たい成果から量は1日最大24時間

長期で感じているストレスは

「○○○」の中身を見直してみるのがおすすめです。

 

「笑顔で挨拶」

 

「付箋で一筆」

 

など0を1にするだけで「花」の質は変わってくる物です。

 

シンプルに生きるためには

小さな事を大事にしていきたいですね。

 

 

いつも最後まで読んでいただき有り難うございます!

 

またお目にかかりましょう!!!

 

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