゚・*:.。..。.:*・゚ For you・・・ ゚・*:.。..。.:*・゚



男が運転を始めて15分ほどして車は止まった。


「俺んちここ~みんな降りなよ」



男が指指したのはマンションだった。


「凄いね!こんなとこ住んでるんだぁ!」





サキはテンションが上がったのか、ピョンピョン飛び跳ねながら楽しそうだ。


男と癒良達はエレベーターに乗って玄関の前まで来た。


「ここくる前に言ったけど、俺の連れいるからね!」



そういいながらドアを開けた。


「お邪魔しまぁす」



そう言いながらみんなは部屋に入った。


すると、部屋には3人男が居た。


「おぉ!達也、連れてきたか~」


どうやら連れてきてくれた男の名前は“達也”と言う名前らしい。


「みんな遠慮せんとはいりぃ~」



「初めましてぇ、私サキでぇす!ほら!みんなも自己紹介しなよ!」



サキは自分から自己紹介をして、遠慮しがちなみんなを無理矢理紹介させている。


よっぽどたのしいのだろう。



ほかの4人も名前を言ってそれぞれ好きな所に座った。


すると達也達も話始めた。


「俺達也!名前最初に言っとけばよかったな!」


達也はいかにも遊んでるってかんじの格好で、髪は少し長くパーマをかけている。指にはゴツい指輪をしていて、体格の良い体に妙に似合っている。



「俺和弘だよ~今二十歳の大学生。よろしくね~」



和弘は座ってても分かるぐらい背が小さく、達也とは違ってかわいらしい感じだ。



服装もトレーナーにジーパンで髪もバサバサ。あまり外見を気にしていない様だ。


「え?次俺?…俺は浩介で22ね。」



浩介はあまり喋るのが好きじゃないらしい。

しかもなぜか1人だけスーツを着ている。


でもこの中で一番格好いい。



「最後に俺は俊太!ハタチだよん!」



俊太はしゃべり方からしておもしろい人。



少しポッチャリしてるけど背は高い。髪は明らかにストパーをかけている。



普段着なのかジャージをきている。




「みんな自己紹介も終わったし、飲もうや!」



達也はそう言って冷蔵庫から焼酎やビール、ワイン、いろんなお酒を出してきた。


これから一体どうなるんだろう?



癒良は不安な気持ちを抱きつつ、酔いに任せて進められるがままお酒を飲み始めた。