響けユーフォニアムの映画を見に行ったので感想を。
ネタバレありで、なおかつオフラインに書くのもなと思ったので
ネットの果てのこのブログに久しぶりに書こうと思った次第。
タイトルにも書いてある通り本編及び原作のネタバレあるのでご注意を。
さて、感想なんですが。物足りない、というのが原作読んでる身からすると正直なところです。
これはもう見る前からわかっていたことなんですが
ユーフォ原作の波乱の第二楽章をすべて丁寧にやろうとすると
どう考えても100分だと時間が足りない。
そこをどう料理するのかという所でしたが、原作エピソードの取捨選択とピックアップで
一番の盛り上がりにユーフォ部門のオーディションを持ってくるというものでした。
まず原作エピソードの取捨選択とピックアップ。
映画では原作では楽器置き場での新入生の出会いは小日向夢でしたが
その役割を奏に譲り、夢という人物は吹奏楽部内に存在はしているものの
エピソードを丸々カットしています。
これに関しては夢好きな人。そしてその後の加部ちゃん先輩とのエピソード好きな人には
なんでやねん!!!って思うところだと思うんですが
今回は2年生の久美子を中心に物語を描いていたので
どうしても低音中心に描かないといけないということを考えるとやむを得ないのかなと思いました。
なので低音部分のエピソードは丁寧にやってほしかったのですが
個人的に不満だったのは求くんが緑に心酔するエピソードが省略されて
いつの間にか解説だけで緑の弟子になってた所です。
アニメだけ見てる方でピンとこない方もいるかもしれないんですが
緑は凄い安定してて強い子です。なのでそこは使って欲しかった。
そしてユーフォ部門のオーディション。そして夏紀の激怒、奏の葛藤、久美子の説得。
ここをクライマックスに持ってくるのは凄く自然な流れだと思います。
だからこそ、ここに持ってくる上で夏紀と加部ちゃん先輩の
「今年こそ一緒にAにでようっていうたやん」のくだり
そしてそれを偶然見てしまう奏のシーン。
これだけは絶対に外してはいけなかったと思ってます。
このシーンがあるかないかだけで、絶対にオーディション以降の部分の
説得力が違ってくると思うし、自分は映画館で視聴していてそう感じました。
夏紀が気安く奏に教えを請うシーンだけではどうにも弱いと思います。
原作を読んでいるのでどうしてもいいところをピックアップしてきてるんで
奥行きが・・・でも時間の制約があるしやむ無しかと大抵のシーンでは思いましたが
ここだけは許容できませんでした。
以上が、自分が物足りないなぁと感じた理由です。
ただ、これに関しては時間の制約があるという原因がわかりきっているので
1クールアニメだとどんな描き方をされたんだろう、見たかったなぁという思いがあります。
実際ユーフォ1期、2期も多少の取捨選択や原作にないエピソードなどありましたが
凄くよく描けてたと思うので、余計にそう思います。
映画の良かった部分はやっぱりグラフィックがとても丁寧に描かれていました。
原作だと秀一が見たのを聞いた、優子の関西大会のダメ金後の泣き崩れるシーンなど
想像の部分を映像で瞬間で描けるのはアニメーションの利点ですね。
あとはリズと青い鳥を見てるとよりおおっとなる部分。
奏と夏紀のハッピーアイスクリームや、今回の映画でリズと青い鳥の楽曲の
フルの演奏シーンも使われていて、そちらの映画を見てる人からすると
より思い入れをもって鑑賞できたのではないでしょうか?
あとはお芝居ですね。
現行のメンバーはもとより、今回始めて奏役の雨宮天さんの演技をじっくり聴くことができました。
雨宮天さんって結構有名な声優さんではあると思うんですが、今まで自分が見てる作品であまり触れたこと無くて、どういう芝居をされるのかとても楽しみでした。
実際視聴していまして凄く心の機微を感じられるお芝居で、インタビューみても
相当考えたり、相談されたりして大切に役を演じて頂いててとても好印象でした。
大体書きたかったのはこんなところです。
上記はあくまで個人の意見です。見当違いのことを言ってるかもしれませんが
感じたことをそのまま書いてみました。
