ハイリゲンシュタットまで地下鉄ぶらり旅
最近天気の良い日は、気ままにぶらぶら散策してます特に目的を決めず、今日はこのトラムで周遊してみよー、この地下鉄の終点まで行ってみよー、とか。ウィーンの交通費って、本当に安い!!てか日本が高すぎるんだけども大体ウィーン市民はJahreskarte(ヤーレスカルテ)っていう年間定期券を持っていて、全ての乗り物(電車・路面電車・地下鉄・バス)に乗り放題なの。値段は€365なので、1日€1で乗り放題っていう。それが世界の住みやすい都市ランキングに毎年ランクインする理由の一つでもあるよね。私は半年しかいないので、Monatskarte(モナーツカルテ)という月間定期券を毎月買っています。Monatskarteでも、€48.20(日本円で約5,780円)€1=120円計算私が大阪に住んでいた時は、地下鉄がたったの1区間だけで、定期が7,410円/月だったの。高すぎじゃろおいそんなこんなで、気ままに優雅にぶらり旅が出来るわけです。この日は、地下鉄U4の終点、ハイリゲンシュタットまで行ってみた。U4のラインってすごく好きなぜって、地下鉄なのに地下じゃないから駅以外は、外を眺めながら移動できます。駅を降りて歩いていると、「NARA」というアジアンレストランを発見。こういうお店は、絶対日本人が経営者じゃないパターンw面白くって、ソッコー奈良出身の友人にシェアしたら、「日本地図の奈良の位置、間違ってるけどな」とクールに返答。何のこっちゃ?ってよく見たら…ほんまやっっ!!長野あたりになっとるがな!!こういうところが非ジャパニーズクオリティ。さて、ハイリゲンシュタットと言えば、ベートーヴェン彼は生涯で60回以上引越しをしたそうで、この狭いエリアでも、4つも「ベートーヴェンの家」が現存しています。近くの「ベートーヴェンの散歩道」をてくてく。この小径を歩きながら、交響曲第6番「田園」の構想を練ったそう。ベートヴェンは、強烈に好きな作曲家でもないんだけど、私にとって「田園」はすごく特別で、有名な第5番「運命」や「第9」よりも先に出会った曲。幼稚園の頃は、親の教育方針上、テレビを見る習慣がなくて、夕ご飯を食べながら「田園」を兄とよく聴いていた思い出があって。だから、すごく感慨深かったなー進んで行くと、ようやくご挨拶できました。Hallo,wie geht es Ihnen??そして、ここが有名な「ハイリゲンシュタットの遺書の家」何も考えずに来たからしゃーないけど、見事に休館日だったよねwまた出直します。ベートーヴェンも、今日と同じような空を見ていたのかなぁ…なんて。帰ろうとバス停まで行くと、目の前に教会が!教会を見ると、入らずにはいられないタイプ扉が開いていたので中に入ると…素朴でシンプルなんだけど、美しいステンドグラス座ってぽけ〜っとしていると、自然と涙が…。ふぅー心が洗われました来てよかった