ねずみの宴会
7月16日埼玉県上尾市で「ねずみと小判」を上演して来ました。人形劇の準備をしていると、隣のお部屋から、すっごく楽しそうな歌声が聞こえてきました。音程なんてなんのそのお腹の底から声を出して、ワッハワッハと笑っているような歌声2曲3曲と続き、歌いたくって仕方ないといった感じ。聞いている私たちにもパワーが伝染してアハハと笑ってしまいました。この元気な子どもたちは、お芝居の中で三味線の音がすると手拍子をしてくれ、ねずみの宴会を盛り上げてくれました。ねずみの宴会では、ねずみの大家族が勢揃い!つきたてのお餅をごちそうに芸者ねずみのちゅー奴ねえさんも登場して、賑やかに唄って踊ります。 終演後に園長先生が、「自分の親は職人だったが、親とその仲間が宴会をしている中に、子供だった自分も混じって一緒に楽しんでいたことを思い出しました。」と話して下さいました。この言葉がとっ ても嬉しくて、なんで嬉しいのかしらと考えてみたら・・同じ地域、同じ職業の人たちが大事にしていた交流は文化だと思います。もしもその空気感を、ほんの少しでも、観劇していたこどもたちにも届けられるとしたら、嬉しくありがたいことです。また、園長先生と子どもたちでは時代も環境も異なりますが、時間・空間を超えて感覚が繋がりあえる可能性が演劇にはあって、自分がそこに携わっている喜びなのかもしれない・・と思いました。