京都造形芸術大学 卒業制作展
先日、京都造形芸術大学卒展に行ってました。
紹介したい作品は数多くありましたが、
その中から5点(+α)だけピックアップさせて頂きます。
下山早智子さん『夢と現実の狭間の街でI』。
おとぎ話のワンシーンのようで廃墟のような街。
それでいて奥に進みたいと思わせるわくわく感。
長谷川早由さん『道中図』
空間の壁面いっぱいに描かれた自然の風景。
草稿紙に墨というシンプルな材料で、
とても力強い表現がなされています。
織田真由さん『strawberry paradise』
自作の詩から『私』という文字だけを赤い糸で縫い潰して
各ページを繋ぎ、最後は小さなハイヒールに繋がって終わっている
立体作品は、自分の内に秘める弱さから抜け出そうと決心を
表現されているようです。自分の居場所がわからないという
そして、その横にあった『kaleidoscope』
作者が思いのままにペンを滑らせた線をトレースし、
その線が作り出す穴(面)をカラフルな色に塗りつぶし、
各ページがそれぞれの物語になっています。
ちなみに、タイトルの文字も、その線から。
言葉の説明だけでは物足りないので、実際にご覧下さい。
暗くて屈まないと入れない部屋には、
佐々木 光さんの作品が設置されていました。
魚の骨みたいな形状の鉄骨に、吹いたまま自然に形を
崩していたガラスの玉が刺さっていて、プロジェクターから
放たれる青い光りを白い壁面に反射すると、
まるで青い炎のようにゆらゆらと揺らめく空間は、
心を落ち着かせてくれます。
ただ、天井高148cm。中腰で立ってると、腰痛になりそうです。
ちなみに、佐々木さんの身長は148cmなので、
ずっと立ってられます。 ずるいです。
その他も、良い作品は多数あります。
京都造形芸術大学は毎年行ってますが、
だから、見逃してしまう作品もあると思いますので、
じっくりご覧になりたい方は、時間に余裕を持って行きましょう。
京都精華大学 卒業制作展
アップするのを忘れていましたっっ。
日曜日、京都精華大学卒展2014は最終日に行きました。
まず、最初にインパクトが大きかったのはこれ。
高垣美月さんの『body』。
デジタル出力した女性や男性の胴体をあらゆる模様に
切り、透過させてありました。
輪郭が合わさったり、男女が合わさったりと、
レイヤーを重ねたところに自然光が差し込むことによって、
時間帯に変化もでます。
高坂沙織さんの『キラメキステッキ』。
色んな高さに吊り下げられた石のような物に、
付属のステッキを近づけると光ります。
特に難しい説明は要りません。
ここでたまたま使っていた女の子が可愛いかったから
撮ったとか、そんなこと・・・あります(笑)
新谷周平さんの『ss-14』。
鉄で作られたロボット。
写真では、そんなに大きく見えませんが、
よくこんなの作って運んだなぁと思った大きさでした。
丹羽絵梨佳さんの『集』。
リアルに作られたカブトムシ、スズメバチ、セミ達の
虫の集い。私の家は田舎なので、子供の頃、夜に電気を
点けると、窓の網戸はこんな状態だったことを思い出しました(笑)
奥山歓瑛さんの『Bug's Life01』。
スズメバチを模した陶芸作品なのですが、頭部がフタ、
胴体はドリッパー、羽はマドラー、腹部はポット、
礼本彩子さんの『ビーフオアビーフ』。
牛の像が途中から精肉やチーズや牛乳になっています。
全体を見ると痛々しいのですが、近くに寄ると美味そうに変わります。
こうやって見ると、本当に食べ物に感謝しないとって思いますね。
光崎ちひろさんの『covered』。
実際にレースを被ったモデルさんを撮影し、
その写真をレース柄に沿って切ってあります。
覆われた部分は透過されていて、陰になって目立たない人物との
対比が凄くセンス良かったです。
作家を目指して今年から院に進学するらしいのですが、










