なめてる値札
先日、近くのガソリンスタンドに行きました。
給油してもらっている間に、ふと事務所横を見ました。
灯油をテイクアウトする人用に、
ポリタンクが売ってあります。
値札を見ると・・・
『ポリ缶 ¥490』
今まで一度もポリタンクを買ったことがなかったので、
その価格が高いのか安いのかは分かりませんでした。
ふぅ~ん。。。と思った瞬間、二度見してしまいました。
ポリ缶 ¥490 と書いてある下を
よぉーーーく見たら。。。
『キャップ ¥70』
おいおいおい。。。
灯油買う人が、フタもせずに帰ることってありますか
フタしなかったら、蒸発するでしょー
ウケを狙っているのか、バカにしているのかわからないけど、
こういう詐欺的な売り方は、勘に触りますよ
ちなみに、この近所のラーメン屋さんの看板は道沿いにあり
『ごはんはまだですか? ラーメン298円~』 と書いてあります。
で、去年に一度行ったのですが、
小さい具無しラーメンは確かに298円でした。
それ以外のメニューの平均単価は、約1000円
味はそこそこ美味しかったのですが、
ああいう釣り方をするお店の考え方が嫌いなので
自らは、もう二度と行かないつもりです。
反面教師ですね。 勉強になります
ゼロスポーツ破産の真実と経営思考
今から約2年前の初夏、画期的なニュースがありました。
ゼロスポーツは、国内17番目の自動車メーカーとして
電気自動車の製造・販売を行っているゼロスポーツが、
郵便事業向け集配業務用車両として、ガソリン車を
電気自動車(EV)化した「エネルギー代替車両」を
納車したと発表されたのです。
日本郵便郵便事業が現在保有する22000台の内、
初年度は年間1000台の受注を見込んでいるとのことでした。
しかし、昨日(3月1日)のニュースでは、負債総額11億7700万円を残し、
近く破産申請をすることを発表したのです。
飛ぶ鳥を落す勢いのゼロスポーツが、なぜそんなことになったのか。
実は、昨年8月の日本郵便からの発注1030台はスバル
『サンバー』をベースに、集配用途に合うように現場の声を反映させた
言わば日本郵便とゼロスポーツの共同開発のEVだったのに、
スバルは2011年度いっぱいでベース車両となっているサンバーの
生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替えることになったんです。
生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替えることになったんです。
完全民営化されていない日本郵政グループとゼロスポーツとの契約は
随意契約で、条件のひとつとして実証実験の実施を義務付けていました。
そこでゼロスポーツ対しベース車両の変更と30台の納品の繰越を
認めないという通知をしたのが1月18日。
1月納品期限である21日の実に3日前という非常事態に・・・。
それによって、納期に車両が間に合わず、
なんと、日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である
約7億円が違約金として発生する通告があったらしいのです。
そうなったことによって報告を受けたメインバンクは2月に運転資金の
口座を凍結してしまい、月末の給与の支払および取引先への支払いが
滞ってしまい、仕方なく破産申請による倒産となってしまいました。
不運というか、厳しいというか。。。
『サンバー』をベースに日本郵便へ年間1000台の受注を見込んでいるなら、
なぜちゃんとスバルと将来的な話をしてなかったんでしょうか。
車ならモデルチェンジも当たり前だし、この時代OEM化は珍しく無いし、
リスクヘッジに複数車種の扱いをしていなかったのか疑問です。
とはいっても、ベンチャー企業で『日本郵便』という看板と、
約35億円の受注があれば、こんなことになろうとも思わなかったでしょうね。
そこで、元ライブドア社長の堀江貴文さんに問いかけてみました。
私 『ゼロスポーツの件で、ベンチャー企業が『日本郵政』という看板と
約35億円の受注をチラつかされたらくらくらっとくるでしょ?』
堀江 『そういう大口に頼るのはダメだ。私は売上の1/5以上を単一企業から
受けないように努力してました。当たり前』
私 『大口に頼るのはダメという理屈はわかります。しかし、月商1000万円の
ベンチャー企業が大きな実績と儲けのチャンスをミスミス逃して
『当社は1/5の200万の仕事しか請けません』とつっぱねた方が
良かったのでしょうかか?』
堀江 『そういう時は頑張って他でも同じクラスの仕事を複数取るのよ』
私 『あぁ、なるほどですね。大きい仕事が入ってきたら、
それが1/5以上にならないように他もそのくらいの仕事を
とるってことですか。
しかし、原価が少ないネット事業はいいとして、今回のゼロ社のような
製造となれば規模の何倍もの体力が急に必要となりパンクしたり
しませんか?』
堀江 『新興株式市場の存在意義はまさにここ。売上ゼロでも
上場できるのがウリだったはず。玉石混淆当たり前。』
さすが、大金を集める頭ですね
売上ゼロでも上場できて株を売って資金を集めるという・・・!!
我々零細企業はついつい自己資金の範囲内で考えがちですが、
売上も借り入れも株もキャッシュフロー的には同じですもんね。
私なら日本郵政から約35億円の受注があれば何の疑いもしないと思います。
まさに、まだまだその器ではないということですね。
余談ではありますが、私がサラリーマン時代だった頃、
滋賀県に某中古車雑誌が出版されていました。
その雑誌は地元密着系で滋賀県の中古車屋さんの広告を
集めたフリーペーパーでした。
その中でも一際目を引いたのが『8710中古車センター』という
関西最大手の中古車店でした。
雑誌の1/4くらいは、その会社の広告だったのです。
当事、8710中古車センターといえば、テレビやラジオでも宣伝され、
この勢いが未来永劫に続くようなイメージでしたから、
フリーペーパー出版会社も将来的には安泰だとふんでいたのでしょう。
しかし、時代も流れて8710中古車センターの売上が落ちてきて、
少しの間だけ雑誌掲載を休ませて欲しいと申し出があったのです。
1/4くらいも売上が減ったのは痛いが、とりあえず束の間の
広告ストップだと思っていたのが大間違いでした。
それが数ヶ月続き、周囲の車屋さんもその寂れた雰囲気に釣られて
どんどんスポンサーを降りていき、ついに廃刊となってしまったのです。
大口のお客様は有り難いですが、仕事をストップされたら影響も大きいです。
仕事ストップされるくらいはまだマシです。
大口の仕事を売り掛けで請けてしまったのに、その会社が倒産されたら
それこそ大赤字ですもんね。
とにかく、そんなことも無いように、お客様は小口を多数持って
リスクヘッジするのが一番良いのでしょうね。
大口の仕事に目が眩んで、浅はかな思考になるのは気を付けようと思いました
