恥ずかしながら、我が家には
『東京名門女子中高生制服大図鑑』なる本がある。
かつて、娘の中学受験前の動機づけに買い求めたものです。

やはり人気は、お嬢様学校のセーラー服のようで。
私も、少女時代はこんな制服に憬れましたっけ。

しかし、残念ながら、我が中学高校の制服は、セーラー服ではありませんでした。

ダサい紺のジャンスカに白いブラウス、羽織るのは地味ボレロ。
中高一貫校でもないのに
(つまり中高は別々の学校。しかも学校群制度のため、その制服を選んだ覚えもナシ)、
ボレロにつぐボレロ攻撃!

体形も出ないし、動きが楽な着心地で
油断してるうちに、どんどん着てる本人がダサくなる。
女生徒に悪い虫がつかないよう、よ~く考えられたコワーイ制服でした。

それでもオシャレな人は、折りたたんだり、詰めたり(ウエスト周りを)
「からくりスカート」を発明してたみたいですが。

私には、あのダサい制服を
カッコよく着こなそうという発想自体なかったもので。。。

そして、あのダサいジャンスカに包まれて、ぬくぬく育った私……
いまでは、、、ウエスト・ゴム族~~

実際、片手が軽度マヒなんで、シンプル イズ ベスト!
ウエストゴム使いのストレッチ素材パンツは、有り難いですからね。

オシャレは上に着るシャツやニット、メイクですれば充分。
すべてを求めるのは、無理があるというもの。
少しでもスムーズに歩行する。
それが今の私には、一番たいせつです。


P.S.それでも、同窓の男子に云わせると
「娘の受験に備えて、母校の文化祭に行ったけど
今の制服より(新デザイン!)、僕にはあの頃の女子の制服の方が、
良かったのになぁ……」

思い出という付加価値がなせるワザなんでしょうね。



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