今日で、二年二ヶ月
月日は早いねぇ
おめっとぉ
*2011・3・11*
～東北関東大震災～
《～皆の笑顔を取り戻す為に～》
…私はこんなサブタイトルを掲げたいと思う。
11日の私は、通常通りTDL勤務だった。
ワゴンのお店で手動レジを担当し終え、大切な売上を預けるためにトゥモローからバザールへ向かう為パーク内を一人歩いている最中だった。
するとモンスター前で、女性親子ゲストに「ワンマンⅡ」の場所を聞かれ立ち止まった。
答えようとした瞬間、そのゲストの一言に遮られた。
「…揺れてる？！」状況確認する間もなくたちまちトランポリンの様な縦揺れがパークを襲う。
焦りを感じた私は、その親子を座らせ必死で大声をだし、周りのゲストをもしゃがませた。ガタガタ鳴り響くバザールのガラス。
揺れてる中ゲストを避けて歩くと、ふらっふらとして今にもゲストの脚を踏んでしまいそうだった。
お金を持ったままだった私は、キャラタグ店舗の仲間キャストのいる所へ５ｍ程移動し、自分も揺れが小さくなるのを待った。
揺れが小さくなった直後立ちはじめるゲストがいた為、私達は必死で動かないで頂くようお願いをした。
園内地震による破損箇所も出ているであろう事で、屋根のない広い場所での待機をお願いし始めてから、安全点検を行っていると言う最初の園内放送が入るまで１時間半程。
この間に色々な問題点が次々と湧き出てきた…。
・ゲスト同士がパーク内でバラバラだが、通行規制をかけていた為にすぐには動けないということ。
・女子お手洗いと公衆電話の列がさまならぬスピードで伸びて行き、我慢している方にはただならぬ苦痛であったこと。
・雲っていた天気が的中し雨風がゲストをさらに襲ったと言うこと。
・お手洗いの我慢や寒さにより具合の悪くなるゲストが続出したということ。
遊びに来てくださった中で被災者となられたゲストの為に、最善をつくし提供出来ることを考え慎重に行動していた私達キャストも、やはり家族が心配で仕方がなかった。
ゲストにランドから提供された事・物の多くは普段お金を頂いて提供している物や対廃棄となるもの。
それは私達キャストでさえその提供の仕方に驚きを隠せなかった。
その対応の仕方がまさに地震の大きさ、影響力の大きさを物語っていたから。
…商品を入れて渡す大きめサイズの袋・大きなビニール袋・ダンボール・ポップコーン・コールドホットドリンク・商品お菓子・商品ブランケット等…
パークの外に出てしまえばもぅ決して安全の保障が取れないなか、開放された出口ょりTDLの駐車場に退園なさるゲストの姿が多く見られた。
この時は知らなかったが、駐車場処か、園外周りは液状化していた事を後から知った。
かなり長時間パーク内にいたため、私達キャストにも上司より暖かい対応がとられた。
数時間前にはまさかとは思っていたが、帰宅交通手段を失ったゲスト同様、このままパークで余儀なく一晩を過ごす事になった。
仲間が３０人強一緒だった為に大分心強かった。
充電器を交換しながら使い、地震ニュースを皆で聞きあった。緊急地震速報でケータイが何度もなるなか、全く寝れず、やっとのおもいで朝を迎えた。
一人では帰る事のないよう、徒歩で駅までのキャストは団体で帰って行った。
私自身は電話で父に連絡をとり、オートバイで迎えを頼み、無事地元に帰ってきたのが１２日昼過ぎ。
父がいなければどうすることも出来なかった。親戚含め私の大切な人皆が無事で良かった。
この時パーク内よりようやく退園出来る状況を迎えたゲストもいたと後から知り、キャストが先で申し訳ない気持ちになりました。
遠方からのゲストは、この日の為にと来ていたと思うし、学校団体ゲストもこの時期なので、卒業旅行として思い出作りに来園していたはずです。
３／１１日～パーク再開日までの当日券指定券をお持ちの方は、ウエルカムセンターにて日付変更が出来きると東京ディズニーリゾートホームページし記載してありました。相当する方で詳しく知りたい方は、ご覧になって見て下さいね
まだ余震が落ち着かない状況ですし、原発もとても気になりますが、東北や千葉含め関東の被災地にいらっしゃる方々のいち早い復旧と、笑顔・安全・安心が心身共に戻る日々が早くに訪れるよう…願っています
…ご冥福をお祈り致します。
画像
「フロリダパークより、ミキミニドナデジグープルのサイン&Duffyのスタンプ応援メッセージ画像」＆「ミッキーより日本の皆へ応援メッセージ」
キャストだけではもったいないので、ディズニー大好きな皆さんそして、被災地の皆さんへ…
2011.3.16
ハマダユイナ
拓海が高校受かったぞ
バンザイ
