さっき麻生さんの話をうpしてみましたw
さて、あの動画を見て、思ったことがあったので書いてみます。今日はマジメですよww
ゆいまるの○○論(政治編)
「日本の生き方~世界に日本ができること~」

(1)なぜ中東は戦争が多い?
中東があれだけ戦争が多く、政情が不安定なのは、以下の2つが要因だと思います。
①宗教的対立
②貧困
麻生さんは「宗教的対立」の方はやや否定されていたようですが、やっぱり国の成り立ちや戦争のきっかけを見る際に、どうしても否定はできないと思います。
歴史的には元ユダヤの地であったとはいえ、(現時点で)イスラム教が支配する地域に、アメリカなどの国が支援してユダヤ・キリスト教の国を作ってしまった。
それからアメリカ・イスラエル(ユダヤ・キリスト教)vsイラン・イラク(イスラム教)の構図は、何年も続いてます。

ただ、南米のチリの方では、2大コミュニティである「ユダヤ人コミュニティ」と「イスラム教コミュニティ」が共存しているため、ただそれだけが問題でもないんでしょう。
やっぱり、誰かも言っていましたが、闘争を呼ぶ最大の原因は「貧困」だと思います。
貧しくて、今日食べるものもない、明日を生き抜ける保証もない、そんな境遇にたったとき、人は正常な倫理観など持てるはずもありません。
だから貧困をなくすこと。
もちろん難しいことですが、日本の文化や技術をもってすれば、ここには努力の余地が残されていると思います。

(2)日本だからできるわけ。
中東の問題は、世界が注目しています。
世界のアメリカが、今一番力を入れているのも中東です。
ただし、欧米のキリスト教国が中東問題に介入することは、片方に肩入れすることになってしまうため、イスラム教国にとってフェアとはみなされません。
一方、日本はキリスト教でもイスラム教でもない、いってみれば“第三者”なわけです。
ただし、重要なのは日本が技術や資金力もある“知恵ある第三者”だということです。
そして、日本は世界で唯一の「原爆被爆国」であり、世界に平和を呼びかける“資格”もあります。


(3)日本にとっての国益とは?
中東問題でイニシアティブをとることは、日本にとっても国益につながります。
①原油の安定供給(直接的メリット)
②日米同盟の強化(間接的メリット)
自国でエネルギーを自給できない日本にとっては、現時点ではエネルギー資源である原油のほとんどを中東(とくにサウジアラビアやアラブなど)に頼っています。
ということは、それらの国々の平和を保つことは、日本にとっても直接のメリットがあります。
また、前述のとおり、アメリカはいま中東に最大の関心を持っています。
米軍としても人員や軍事費の多くを中東に割いており、日本における「普天間基地移設」などに見られる米軍再編も、要は「9.11」以降、アメリカの関心がアジアから中東へ移ったことがきっかけです。
その中東地域において、日本がイニシアティブを取り、アメリカやイギリスでさえもできない「平和交渉」をすすめることが出来れば、日本の国際的地位が格段にアップするとともに、日米の協力関係をいっそう強くすることができます。
これは、いま北朝鮮や中国の脅威にさらされている日本にとって、間接的ではあれどとても大きなメリットとなるはずです。

(4)日本がすべきこと。
これは正直、僕も専門じゃないので、具体的にはなんとも言えません。
ただ、当時外務大臣として平和交渉にあたった麻生さんの案は、そう悪くは思えません。
以下、2007年3月14日の中東閣僚級四者会談の際に麻生さんが提案したとされる案です。
◆to パレスチナ
義援金だけじゃ大変だろ?イスラエルに倣って農業国として自立してみるはないかい?
ノウハウは日本が提供する。約束してほしいことはただ一つ。
「日本人並に働くこと」
◆to イスラエル
約束してほしいことはただ一つ。
「何もするな。この地域に、政治的・軍事的介入をしないこと。」
◆to ヨルダン
飛行場までの道路整備を日本にやらせてくれないか?もちろん、できたあとは自由に使っていい。
その代わり、ここを農作物の輸出販路として使わせてほしい。

中東をまずは農業国として「自立国家」への第一歩として歩ませると同時に、日本自身が貿易相手国となって双方のメリットとなる案を提示したというわけですね。う~んなかなか鋭い。
私には信念があります。
Peace and happiness through economic prosperity and democracy.
(経済的繁栄と民主主義を希求する先に、平和と人々の幸福がある。)
これは麻生さんがダボス会議にて発言した言葉ですが、僕も、この考えには間違いはないと思います。
日本が本当の「世界の一等国」、そして「真の平和の国」となるためにも、日本が中東問題のイニシアティブを取ることを期待します。


さて、あの動画を見て、思ったことがあったので書いてみます。今日はマジメですよww
ゆいまるの○○論(政治編)
「日本の生き方~世界に日本ができること~」
最も重要なことは、さっきも言いましたが、
「中東の平和交渉にイニシアティブを取れるのは、日本しかない」ということであり、
そしてそれが「日本にとっての国益になる」ということです。
「中東の平和交渉にイニシアティブを取れるのは、日本しかない」ということであり、
そしてそれが「日本にとっての国益になる」ということです。
(1)なぜ中東は戦争が多い?
中東があれだけ戦争が多く、政情が不安定なのは、以下の2つが要因だと思います。
①宗教的対立
②貧困
麻生さんは「宗教的対立」の方はやや否定されていたようですが、やっぱり国の成り立ちや戦争のきっかけを見る際に、どうしても否定はできないと思います。
歴史的には元ユダヤの地であったとはいえ、(現時点で)イスラム教が支配する地域に、アメリカなどの国が支援してユダヤ・キリスト教の国を作ってしまった。
それからアメリカ・イスラエル(ユダヤ・キリスト教)vsイラン・イラク(イスラム教)の構図は、何年も続いてます。

ただ、南米のチリの方では、2大コミュニティである「ユダヤ人コミュニティ」と「イスラム教コミュニティ」が共存しているため、ただそれだけが問題でもないんでしょう。
やっぱり、誰かも言っていましたが、闘争を呼ぶ最大の原因は「貧困」だと思います。
貧しくて、今日食べるものもない、明日を生き抜ける保証もない、そんな境遇にたったとき、人は正常な倫理観など持てるはずもありません。
だから貧困をなくすこと。
もちろん難しいことですが、日本の文化や技術をもってすれば、ここには努力の余地が残されていると思います。
(2)日本だからできるわけ。
中東の問題は、世界が注目しています。
世界のアメリカが、今一番力を入れているのも中東です。
ただし、欧米のキリスト教国が中東問題に介入することは、片方に肩入れすることになってしまうため、イスラム教国にとってフェアとはみなされません。
一方、日本はキリスト教でもイスラム教でもない、いってみれば“第三者”なわけです。
ただし、重要なのは日本が技術や資金力もある“知恵ある第三者”だということです。
そして、日本は世界で唯一の「原爆被爆国」であり、世界に平和を呼びかける“資格”もあります。

(3)日本にとっての国益とは?
中東問題でイニシアティブをとることは、日本にとっても国益につながります。
①原油の安定供給(直接的メリット)
②日米同盟の強化(間接的メリット)
自国でエネルギーを自給できない日本にとっては、現時点ではエネルギー資源である原油のほとんどを中東(とくにサウジアラビアやアラブなど)に頼っています。
ということは、それらの国々の平和を保つことは、日本にとっても直接のメリットがあります。
また、前述のとおり、アメリカはいま中東に最大の関心を持っています。
米軍としても人員や軍事費の多くを中東に割いており、日本における「普天間基地移設」などに見られる米軍再編も、要は「9.11」以降、アメリカの関心がアジアから中東へ移ったことがきっかけです。
その中東地域において、日本がイニシアティブを取り、アメリカやイギリスでさえもできない「平和交渉」をすすめることが出来れば、日本の国際的地位が格段にアップするとともに、日米の協力関係をいっそう強くすることができます。
これは、いま北朝鮮や中国の脅威にさらされている日本にとって、間接的ではあれどとても大きなメリットとなるはずです。
(4)日本がすべきこと。
これは正直、僕も専門じゃないので、具体的にはなんとも言えません。
ただ、当時外務大臣として平和交渉にあたった麻生さんの案は、そう悪くは思えません。
以下、2007年3月14日の中東閣僚級四者会談の際に麻生さんが提案したとされる案です。
◆to パレスチナ
義援金だけじゃ大変だろ?イスラエルに倣って農業国として自立してみるはないかい?
ノウハウは日本が提供する。約束してほしいことはただ一つ。
「日本人並に働くこと」
◆to イスラエル
約束してほしいことはただ一つ。
「何もするな。この地域に、政治的・軍事的介入をしないこと。」
◆to ヨルダン
飛行場までの道路整備を日本にやらせてくれないか?もちろん、できたあとは自由に使っていい。
その代わり、ここを農作物の輸出販路として使わせてほしい。

中東をまずは農業国として「自立国家」への第一歩として歩ませると同時に、日本自身が貿易相手国となって双方のメリットとなる案を提示したというわけですね。う~んなかなか鋭い。
私には信念があります。
Peace and happiness through economic prosperity and democracy.
(経済的繁栄と民主主義を希求する先に、平和と人々の幸福がある。)
これは麻生さんがダボス会議にて発言した言葉ですが、僕も、この考えには間違いはないと思います。
日本が本当の「世界の一等国」、そして「真の平和の国」となるためにも、日本が中東問題のイニシアティブを取ることを期待します。





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