KAT-TUNは芸能界の中でも「怖い」「ガラが悪い」と噂されていたという。歌手仲間だけでなくお笑い芸人やジャニーズの先輩らにも、そういったイメージを持たれていたのだ。それは決して売り出しのイメージ戦略では無く、楽屋で殴り合いのケンカをしていたためかもしれない。
5月17日放送の『アナザースカイ』の中でも進行役の今田耕司が「吉本の芸人の中でも“KAT-TUNはガラが悪い”と噂になっていた」と話していた。この時ゲスト出演していたKAT-TUNの亀梨和也は、KAT-TUNがCDデビューした時メンバーが全員20代に入っていたので、反骨精神があり、衣装ひとつにも自己主張が激しかった-と話している。
「昔はメンバー内でも、よくケンカしたんでしょ?」と、ジャニーズの先輩である薬丸裕英が笑っている。5月24日放送の『はなまるマーケット』の“はなまるカフェ”にゲスト出演した亀梨は、トークコーナーの最後に現在のKAT-TUNメンバーの状況を語り始めた。亀梨は「普通に殴り合いしてましたよ」と、涼しい顔である。ライブが終わって楽屋に帰るとすぐに「てめぇー!」と揉み合いになったというのだ。“なんで何回言っても、あそこで動けないの?”などと、ケンカの原因は仕事絡みのことが多かったそうだ。しかし些細なことで言い争いになることも、多々あったらしい。狭い楽屋に長時間メンバー全員で過ごしていると「おまえ俺の枕、取るなよ」「このホイップこぼしたの誰だよ」とケンカになる。これでは一緒に仕事をした人から、“KAT-TUNはよくケンカしていて怖い”と思われてしまうかもしれない。
だがメンバーも20代後半になり自己主張して相手を責めてばかりでは、何事も大きな成果は得られないと気づいたのだろうか。今では“KAT-TUNの将来像”について、メンバー同士で深く話すことが多くなったと亀梨は話す。彼や中丸雄一が定期的にメンバーに声をかけて集まり、食事をしながら夜中まで仕事の話は尽きないそうだ。“メンバーが同じマインドでKAT-TUNに向き合っていることが実感できて、すごく楽しい。”この亀梨の言葉はファンにとって、何よりも嬉しい言葉ではないだろうか。ぶつかり合うことでバラバラに壊れるのではなく、強固な手がりを手にしたKAT-TUNの未来に何が待っているのか。ファンのみならず楽しみである。
KAT-TUNの亀梨和也が、23日発売の雑誌『Ray』7月号に登場。
“色気”についてトークを繰り広げている。
モノクロの世界で、大人の色気を漂わせた亀梨。真っ直ぐな眼差しや憂いのある表情で様々な魅力を振り撒いた。
インタビューでは、自身の色気を「女子的要素が強い」と表現。女性の色気に関して“セクシー”と“エロ”という2つの側面から持論を展開し、「俺の中のセクシーは清楚に近い感じ」とイメージを膨らませた。
さらに「同じシチュエーションで同じポーズをとっても、人によって雰囲気がまったく変わる」ときっぱり。「常にセクシーな女性には引きつけられるし、かといってエロい女性も嫌いなわけじゃない」と内に秘めた想いを語った。
このほか、5月25日公開の主演映画『俺俺』についても言及。33役の演じ分けに苦悩した様子や現場でのエピソードなどが明かされており、彼の知られざる一面を覗くことができる。
KAT-TUNの亀梨和也が14日、都内で主演映画『俺俺』の試写会に出席した。
亀梨が33人の自分を演じる異色作。過酷な撮影に「ランナーズハイじゃないけど、アクターズハイのような状態になった」と苦笑い。加瀬亮は「亀梨くんは楽屋で餅を焼きだしたり、おかしくなっていた。彼が精神に異常を来してまで挑戦した映画」とPRした。歌うKAT-TUNのメンバーもサプライズ登場。主題歌『FACE to Face』を歌った。