前世は龍の仙人なんだって -38ページ目
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出会い編 その前にあったこと


「ちょっといいかな」


『なになに?』


「なんでいきなりつきあおうって言えたのさ?」


『あ~~ それね
 その前にこっちに来てたんだよ あなたが』


「??? いまいち意味がわからんのだが???」


『なんつうかな その前に龍がこっちに来てたんだゎ
 なんだろうな?これ?って思ってたんだけど
 自分の身の回りに龍にかかわりのある人ってあなたしか居なかったわけだ』


「あ~~~~ なるほど
 
 ・・・ちょっと聞いときたいんだが・・・」


『ほいほい?』


「なんか・・・変な事しなかったかね・・・?」


『変な事って?』


「言葉悪いんだけど・・・無理やりナニしちゃうとか・・・」


『なんで?』


「かつてつきあった女性から言われたことがあるんだが
 こっちは普通にエネルギー送るくらいの事やっとるんだが
 相手にしたら無理やり押さえつけられてレイプされたとか
 そういう風な事を言われたことがあってな」


『ん~~~~、・・・まあ それに近い事はあったな』


「・・・やっぱりか orz」


『でも 別に実害あるわけじゃないから、かまやしないけどね』


「えええぇぇぇぇ!!!! なんだそれ!」


『だってそうじゃん たかがエネルギーの上での事だから
 妊娠するわけじゃないし』


「ま、まあ いわゆる気の?オーラの?エネルギーの上での事ではあるけど
 そっちの世界の人にとってはリアルで犯されるのと変わんないわけだろ?
 いいのかよ そんなんで」


『ダメッつったってどうにかなるもんでもないし
 それは受け止めてあげた方がそっちも好いわけでしょ?』


う~~~~む その男らしさに惚れてまうゎ 

出会い編 その6 久しぶりの・・・

「ねぇ まd・・・??!!!」


黙りこくる彼女に向かって声をかけようとしたその時に


そいつはきた

あれ・・・?


最初は小さな違和感だった


なんというか・・・


腰というか骨盤の中が妙に・・・動いて・・・いる???


何だ?


思うまもなく そいつはあきらかにひとつの流れになっていた


腰の中から ズ・・・ズ・・・ズ・・・ と緩やかに背骨の中を登っていく一つの流れ


そう そいつを俺は知っている

それは「蛇の力」と呼ばれ古今東西の神秘主義者が目の色変えて追い求めているもの


クンダリーニの覚醒!!!


うかつに目覚めさせると間違った通路に入り込み

気が狂ったり廃人になったり死んでしまうともいわれるもっとも危険な道





なぜ知っているのかというとかつて大学生の頃下宿で体験したことがあったからだ


ある時ボーっと寝ていた時だったと思う

腰の中から背骨を通ってナニかが登ってきた時

あまりの気味悪さに何もできずにただその感覚だけを意識で追っていた


背骨の中をズズズズと通ってきたナニかは首の処で暫く上に行こうともがいていたが

そのうちあきらめたのか下の方へと降りていったようで何も感じられなくなってしまった


あれはなんだったのか?と不思議に思い文献を読み漁り

それがクンダリーニと呼ばれるものであったと知るのは後のことである




それを知っていただけに、何故今このタイミングで???と多少パニクリつつ

あの時のように意識で追いかける


ズ・・・ズ・・・ズ・・・と登っていくそれは首の処で今回は止まるでもなく

その上へと上っていった・・・


・・・


・・・


・・・


それで?











それだけ・・・???



頭の中に何か入った感もなく 第3の目が開くとか 世界が変わるとか・・・










なんにも無いんかい!(ズッコケ





「ね、ねぇ・・・ 今のナニ?」


『あ わかった?』


「クンダリーニ・・・だ・・・よね」


『あ、そうそう いやぁ わかってもらってよかった、よかった』


「って おいっ!!! ドンだけすごいんかわかってんの!!!

 遠隔で・・・他人のクンダリーニ上昇させたんだぞっ!!!!!」


『へ?だってそれくらいできなきゃタントリカって言わないでしょ」


知らんがな orz


「いやまぁ ワシも遠隔でエネルギー流す事くらいならできるけど

 クンダリーニを覚醒させるとか そんなん考えた事も無いから」


『あれ?最初に言ってたジャン 上から抜くか 下から抜くかの違いだって』


「あ~ そういや言ってたな  じゃあ あれだ

 下から抜くってのがセックスで 上から抜くってのがクンダリーニを上昇させるって事なんだ


 なるほど~~










・・・先に言えよっ!!!」


『だから 言ってたジャン!!!』







確かに





「・・・じゃあ もっかいやってくんない?」


『ハァ?! 甘ったれてんじゃないわよ 本来ならあなた自分で出来るようにならなきゃいけない話でしょ

 なんで私がそんな面倒見なきゃいけないの?


 やり方教えてあげるから自分で出来るようになんなさいよっ!』


「・・・ふぁ~~い」





といったわけで出会い編終わり

出会い編 その5 その名はタントリカ

さてネットでのやり取りも電話番号の交換で携帯でのやり取りに移行


「ん~とさ 直で聞いてみたいんだけど
 なんでセックスしても良いとか言えるわけ?」


『あ、それね
 わたし、タントリカだから』


「え?ナニ?」


『タントリカ』


「それナニ?」


『タントラを行じる人の女性形』


「タントラって・・・あのタントラ?」


『知ってんの?』


「まあね、仙道とかかじってたから房中術とか
 タントラ密教とか一通りはしっとるけど・・・」


『あ、それそれ』


「えらい軽いなぁ あれって男女ペアでナンタラするわけだよね」


『そぅ わかりやすく言うとセックスのエネルギーで
 悟りを開こうとする考えだね』


「・・・あれ、国内でやってる処あったっけ?
 ヨガの藤本さんも房中術系だし・・・」


『あ あたし 国内でマスターしたんじゃないから』


「へ~・・・(って 本場もん宣言?!by心の声)」


ちょっと沈黙

まあ そりゃそうだわ
普通そんな事言われてまともに受け取るか?


あたし タントラマスターしてるんです~~とかいう女が
あたしとセックスしませんか、って・・・


いやいやいや
あまりにもありえない状況 

あのさぁ たとえ作り話でももうちょっとまともな話にできるよね
三流エロ小説でももうちょっとマシな設定やってるよね


仮にそんな事まともに口にするんだったら
美人局か、超絶地雷女じゃね?


ちょっと静かになったワシに彼女は言った


『あ あんまり信用してないな』


「まあねぇ そういう事言われて ハイそうですかと
 普通は言わんでしょ?」


『そりゃそうだ ・・・ちょっと待ってくんない?』


「いいけど・・・待ったらなんかあるわけ?」


『まぁ まぁ まぁ ・・・・・・』


暫くの沈黙・・・


だいたいさぁ ネットで知り合ったからあんまり距離感無いけど
会おうと思ったら飛行機で移動しなきゃ会いにいけない距離なんだよね


なんか・・・詐欺っぽい・・・なぁ・・・

会いたきゃ金振り込め、とか?


うれしいけど、とか言って断っちゃう?のが無難かなぁ
携帯の番号教えたのは痛いけど最悪変えればいっか


「ねぇ まd・・・??!!!」


黙りこくる彼女に向かって声をかけようとしたその時に
そいつはきた

出会い編 その4 あまりにも奇妙な申し出

なんか最近荒れてない?


そうかな イラつく物事が多すぎるだけだよ
政治だとか景気だとかさ


というかねぇ 
そういう物事にしかピントがあってないんだよ
まあ 原因は見当ついてるんだけど


はぁ?ナニいってんのかさっぱりわからん
用件は何?


あたしとつきあわない?


・・・はぁ?
論理が飛躍しすぎてさっぱりわからんが・・・
俺がいらついてんのとなんか関係あるわけ?


簡単に言うとだねぇ
今の君はエネルギーが上がってる状態な訳だ
ところがそのエネルギーが持っていき場がないもんだから
精神が荒れてる状態な訳


・・・なるほど だから?


対処法は幾つかあるんだよ
エネルギーとしてそのまま上へと抜く
身体を動かして発散する
手っ取り早いのが下から抜く方法なんだけどね


下から抜く・・・って?


わかりやすく言うと セックスする って事


はぁ


非常に簡単に言うとだね
一発やらしてやる、といってるわけだよ
そうすりゃそのイライラも収まるわけ


えーーーーっと
ちょっと待て ちょっと待て ちょっと待て
俺にやらせてくれる、といってるわけなんだが
何でそんな事してくれるわけ?
いまいち意味がわかんないんだが


なんつうかさ
君は非常に貴重なエネルギーを持ってるんだ
で、このまま活用されない状況が続くと非常にもったいないなぁと思ってるわけ
そんだけ


・・・・・・えーっと
結構ネットでのおつきあいは長いかなぁとは思うけど
まだ会った事ないやん


ないね


そんでもいいの?


別に
だってただ会ってセックスするだけじゃない
なんか問題ある?


う~~~ん ちょっとある
俺、通りすがりのお姉ちゃんと気軽にセックスできるほど
人間ができてない


ありゃま


で、提案なんだけどさ
俺とつきあわない?
そしたらできるとおもうんで


いいよ





といったわけで
奇妙な彼女とおつきあいする事になったのであった

出会い編 その3

なんだかんだで復活 

怒られたら謝っちゃうよ


性ユガについての日記書いたら まぁ 盛り上がる盛り上がる

何だよ、そんなのあるんだとか シロートさんにも大好評


そいつはそいつでよかったんだが
結局あの日記でちょっと認めてもらったって感じだったのかもしらん


で、時を同じくして
19年10月頃から、とある正体を受けていた


いわゆる整体なんだけど


単純に身体のバランス取りという1面よりも
メンタルな部分にも作用するものなわけだ


どんどん健康になるのはいいんだが
あまり激しく身体を動かす習慣をつけていなかった自分には
体内でどんどん高まるエネルギーの持っていき場が無いのに気がつかなかった


気がつかないままにイライラして
ちょっとした事でキレル状態になっていた


その当時の日記を見るに
なんでこんな事でイラつくのかな、と我ながら思うのだが
かなり心身のバランスを崩していたのだろう


そんなイラついていた自分の日記に彼女のレスがついた

出会い編 その2 

まあ あまり絡みが無かった彼女が割りと日記に絡んでくれるようになったのは
あの記事以来だろうか


それまでにいろいろと精神世界はさすらっていたもので
といっても素人がチョコチョコ集められる程度の本を読んでいた程度


気功とかヨガとかタントラ密教とか
房中術とかカーマスートラとか
まあ その手の類


ある時、古神道の本を目当てにヤフオクで別冊歴史読本の数冊組を落としたのだが
その中に「SEXの神秘力」という本があった


古今東西の色事の宗教的な関わりからグロネタにいたるまで
結構面白い事が書いてある


その中にタントラの修行法について珍しい記載があったのである

以下 その記事を元に書いた日記を記載する


%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%


仏教界の異端の修行法 性瑜伽

悟りのためには男女の営みまで利用しようとする まさに異端


仏陀は悟りに至った時 呼吸を抑制して諸々の欲望を抑え澄み切った境地をもたらす
伝統的な瑜伽を行った

だが 性瑜伽はむしろ人間の根源的な性欲を悟りのために利用しようとする

踵を会陰に押しつける事で性エネルギーを刺激しようというもの


一般的な教義しか知らない人には「とんでもない」と眉をひそめるものだが
だからこそ密教のベールの元に隠されているのかもしれない


瞑想して自分をコントロールして静なる世界を作り出すよりも
自分の殻さえ打ち破る性の快楽に浸る時こそ「大楽」はその口を開ける


密教では男が如来に当たるへールカに当たる仏格に
女はパートナーに当たるダーキニーという仏格になぞらえられる


性瑜伽の実践に人数は2通りあったとされる


1に男女共に複数の場合

地面に血などを用いて曼荼羅を描き中心に指導者がそのパートナーと座し
その周囲に1対の男女を配置する

合図と共に性瑜伽を開始して一定時間で相手を変えていく
長い場合は5日間も続いたらしい


他に男女1対1の場合

密教者はダーキニーを見出し一緒に生活を営みながら
日々性瑜伽を行じ長い時間をかけて悟りへの階梯を極めていく


ただチベットにおいても性瑜伽は一歩間違うと堕落への危険をはらむ
ツォンカパは一般的には禁ずる立場を取ったし
ミラレパも禁欲的な行者だった


だが一方でダライラマ6世は性瑜伽を行じた事でも有名で
そのパートナーはサンユムと呼ばれた


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出会い編 その1

彼女と出会ったのはmixiのチョイとオカルトなコミュだった


その的を得た意見に「あ、なんかいい感じ」とマイミク申請


今なら少しメッセで話してからとか
コミュで仲良く絡んでからマイミク申請するところだが

あの頃はまだ余裕無くて結構いきなり



「気に入ったんでマイミクになって」



くらいののりでマイミク申請してたかもしんない(汗汗


で マイミクになってもらったはいいが
あまり彼女からコメがつかない・・・


まあ 当たり前ですが

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