前回のつづき


もうひとつ、気づいたのは、今の立ち位置にいる自分を愛していなかったこと。


特に、

A型事業所で働いている自分

障害の特性で、苦手なことやできないことがある自分


今よりもステップアップしてから

もっと稼げるようになってから

せめてA型を卒業してから

足りない部分を補填する何かを身につけてから…


じゃないと顔も合わせらんない、今の私を誰にも知られたくないと思っていた。



前回の記事ともつながるけど、ここが私の中での焦燥感だったんだ。


今の状況から早く脱したくてたまらない。


の私を私自身が愛していない。

そこから飛躍して、誰からも愛されないと思っている。私なんかが結婚なんて無理だし、そのせいで彼氏もできないって思ってた。


恥だという気持ちが大きいかも。


友達にも今の状況をを知られたくなかったし、実際に言ってない。

落ちぶれたねって言われるのが怖い。


全然誇れる自分じゃなかった、、、


そういう働き方の自分を自分で許せていなかった。

もっと言うと、障害をもつ自分、普段の生活で苦手なことやできないことがある自分を許せなかった。


めんどくさいって思われて、人が離れていくんじゃないか。

私ができないことで迷惑をかけるんじゃないか。




もし両親とか彼氏とかに、

「おまえの存在は恥だ、誰にも知られたくないから表に出てくるな」って言われたらめっちゃショック。


本当は

「俺がなんとかするから大丈夫だよ」

「自分なりにせいいっぱいやったらいいよ」

「よくやってるよ、ちゃんとわかってるからね」

って言われたらうれしい。安心する。


けど、自分で真逆のことをしていた。


今まで傷つけてごめんなさい。

ずっとSOSを出していたのに気づけなくてごめん。




この前、母親の前で泣いたことがあった。


スーパーに買い物に行った時。

病院帰りというのもあり、疲れてしまって


耳栓もしていたけどその場にいられなくなって、一人で店を出てしまった。


車に戻った母は

「特売日(?)だったから人多くて疲れたのかもね」と言ってくれたし

アイスを買ってきてくれた。

店内から電話して、私に食べたいアイスを聞いてくれた。


帰りの車の中で、こんなんじゃ私結婚できないって泣いたら


「なに泣いてんの?


今はネットスーパーとか生協もあるし


買ってきてもらえばいいじゃん


全然問題ないと思うけど


方法なんていくらでもある」


って。



言われたときはあまり受け入れられなかった。


そんな簡単なことじゃないんだよ、

私の苦しみがわかるわけないのに軽く言うなって。


でも、うれしかった。

今ではそう言ってくれたことが本当にありがたいなと思う。

親に恵まれている幸せ者だなって気づけた。

ありがとう。


自分にも優しい目を向けたい…

愛したい