YUI's Voice

「Garnet -紅暮-」




YUI's Voice-Garnet -紅暮-




夕暮れの頃 この街もいずれ美しい紅色に染まる

今日一日の終わりを知らせる 自然のチャイム



夕日を見ると どこか心が寂しくなるのはなぜだろうか・・

幼い頃からずっと見てきた夕日 あの頃にも同じことを感じていた



日々世界は変化し 戦争も絶えずにある

だが人がいくら争いをやめなくても

太陽はいつも変わらずに沈む



人間同士でいくら揉めようと 自然は何も変わらない

そう告げるかのように・・



戦場の兵士も 一般の市民も

大地にいる動物や 自然の中の昆虫も

みんなが同じ夕日を見ている・・




きっと人に限らず 全ての生物はその夕日に

何かを感じているはずだ



それぞれの人生を生き抜く中で

皆へ平等に与えられた 太陽という存在



その不変的で 変わらずにある存在があるからこそ

我々は時に我に返り 自分を見つめなおせるのだろう



でなければ 人とはどこまでも自我と欲に自惚れていく

最も愚かな存在のかもしれない



だがこうして太陽が変わらずあり

日が沈む限り また明日が来るという希望は生まれる



世界がこれから どのように変わっていこうと

明日という希望がある限り 僕らは最後まで諦めず

生きていけるだろう・・



いつの時代も 明日という遠き時代を夢見て

人は人でいられたのだから




だから感謝しよう

Garnet -紅暮-という名の


みんなの太陽に・・

YUI's Voice

「Rain -雨音-」





YUI's Voice-雨音




今日は一日中の雨

七月になっても まだ梅雨は続いている


だがこんな雨の日が 俺は嫌いじゃない



外に出れない こんな雨の日に

俺は歌詞を綴るようにしている



一輪の花に落ちる 一粒の水滴

降り続く雨音は メロディーとなって



俺の脳裏で

インスピレーションを湧かせてくれる



そう 「雨音」は


新たな歌詞と 曲のフレーズを

与えてくれる



どうやらいいのが生まれそうだ



JINのソロギターから始まる

切ない旋律に ドラムの鼓動が響く


雨の日の 孤独な感情を

ベースの深みで演出させ


俺の声に ピアノの奏でを加え

一つの作品に仕上げる



梅雨の雨は 人の心を重くさせる

だが俺達 音楽を創るものからすれば



この季節にしか創れない

音楽がある・・




Rain・・

静寂の中で 雨音は



今日も深夜まで その奏を

響き続かせてくれるだろう・・


YUI's Voice

「Sky -煌空-」




YUI's Message-蒼空




蒼い空が広がっていた

雲ひとつない 果てしない空が


ずっと ずっと 遠くまで



ある公園を歩いていると

子供たちが空を指差す



「どうして鳥は空を飛べるの・・」



人は昔から空にロマンを持ち続けていた

風の向こうにある・・自由を求めているかのように



子供たちの純粋で 素直な眼差しには

この蒼空が どう映っているのだろうか



きっと彼らの心は

この果てしない空のように


たくさん たくさん

夢で広がっているのだろう



その無邪気に 微笑む未来が

新しい明日を見せてくれる

希望の空なのかもしれない



時代の風は

今の時代にも変わらず流れる



そんな風が

あの頃と変わらないと告げるかのように




今 そっと俺の頬に触れた

YUI's Voice

「Memory -原点-」





White Noize -孤独の旋律-





梅雨の雨はいつかの自分をみている気がする・・



今の自分はメンバーと共に

「本当の音楽」をやれている気がする



だがそこまでの道のりは永かった

あれから時間はだいぶ経ったんだよな



でも・・


いくら環境は変わっても

俺達が目指す夢は変わらない



だから俺は今日、久しぶりのOFFを

ライブハウスで過ごした




俺達Hell Angelメンバーにとっては

忘れられない、あの場所で



そう・・

このライブハウスから俺達の夢は始まったんだ



そんな懐かしさを感じながら

俺は後輩達のバンドを見つめていた




実はたまに

俺はこうして自分を見つめなおす




Hell AngelのVocalとして

がむしゃらにメンバーと進んできただけに




「原点」を忘れずにいたいと思うからだ




なぁ・・

覚えているか?




キミに褒めてもらったり

キミのために歌ったり


それが

照れくさいケド

嬉しくて

音楽を好きになった・・


自分の気持ちを正直に

初めてキミに伝えられた場所


それが俺にとっての、ライブだったんだ



他のアーティストも

決してライブをやめないのは


自分達の原点を忘れないため



自分達の音楽を

その場所に刻んでいるからだ



そう

だから俺も同じ




色々あった人生だから・・

迷った時、見失った時


いつも

自分の原点を思い出させてくれる空間



それが


俺にとってのライブなんだ