こんばんは。yui-yuiです。
今宵は漫画のお話です。
わたしが一番読み返していて、一番大切にしているのは、ひぐちアサさんのヤサシイワタシ。
このお話は、わたしのバイブルと言っても過言ではありません。
今も描いていらっしゃる、おおきく振りかぶって も、ヤサシイワタシの前の、家族のそれから も大好きです。
あ、一つ書いておきますが、わたしは腐属性は一切ありませんので、おお振りもノーマルに楽しんでいます。
お好きな方にはたいへんに申し訳ないのですが、BLは苦手です(´･ω･`;)
話を戻しますが、ひぐちアサさんの『人間対人間』の描写が、わたしはすごく好きなのです。
おお振りもそれがあるから野球漫画にも関わらず読めています。
ヤサシイワタシや家族のそれからはそれがもっと顕著です。
ちなみに、野球は殆どわからなかったのですが、おお振りを読んで少しわかるようになりました( ･ㅂ･)و ̑̑
ヤサシイワタシに話を戻します。
ヤサシイワタシは恋愛モノと言えばそうかもしれないのですが、これがかなりどぎつい。
ただ単に、主人公とヒロインが恋をして成就なんていうものではありません。
詳しくはネタバレになってしまうので書けませんが、本当に様々な、負、と言って良いのかすらわからない、様々な人たちの様々な感情の奔流で物語が進みます。
女性ならではの観点に同意もできましたし、意外性も感じました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、わたしは人生観が変わった、と言っても間違いではないです。
それくらい影響を受けた作品です。
他にはちょとオトナなお話だと、シギサワカヤさんの九月病も好きです。
けっこう狂気じみた部分でもありますけど……。
わたしはどちらかと言えば長いお話よりも短いお話が好きですね。
ヤサシイワタシも九月病も上下巻の2巻で完結しています。
あと、こういったジャンルの場合ですと、女性作家さんの方が好きな方が多いです。
人の内面の描写、表現の仕方が、わたしには女性作家さんの方が好きみたいです。
でも小説だとちょっと違うかもしれません。
江國香織さんは『女』が突出し過ぎているように感じられますし、柳美里さんや唯川恵さんのエッセイは男性を蔑んでいるようにも感じられます。
アクションモノや冒険モノ、戦う系は男性作家さんの方が好きです。
あー、でも漫画ではないですけど、宮部みゆきさんのブレイブストーリーは、原作はすごく面白かったですね。
映画の方は二時間という枠では短か過ぎて失敗していたと思います。
せめて前編・後編に分ければだいぶ良かったと思いますけれど。
ずれました(´･ω･`;)
ヤサシイワタシは、わたしに取ってはとても大切なお話ではあるのですが、わたし個人的には、万人にお勧めできる作品ではないと思っています。
わたしが多大なる影響を受けただけであって、それがみなさんにとっても良い漫画かどうかは本当にわかりません。
実際、つまらない、と言われたことだってあります。
面白いか、つまらないか、それは読んだ人の感受性に依ります。
ヤサシイワタシが面白いと感じれば感受性が高い、と言うわけでは、勿論ありません。
人それぞれに、好みがあって当たり前なので、当然ヤサシイワタシが苦手な方もいらっしゃると思います。
なので、わたしが好きな漫画、としてここに書いてはいますが、全わたしが泣いた！とか、大絶賛おすすめ中！とかいうことではありませんｗ
わたしみたいにメンタルの弱い人が読むのならば、それなりの覚悟はないと結構やられちゃうと思いますし、漫画読むのに覚悟なんかしてられっかぁ！というねｗ
人の心は複雑で、時にとても面倒です。
でもそういう面倒があるからこその人だし、そういう面倒にこそ焦点を当てているお話が好き、と思える方には、おすすめできるかもしれません。
とにかく男対女、女対女、時に男対男。
人間対人間、のドラマです。
作品の解説には全くなっていないと思いますがｗ
もしもご興味を惹かれて読んでみよう、と思う方にはネタバレはできませんので……。
何せ二巻完結ですから、ちょっと話したらすぐばれる！みたいなことにもなりかねないのです！
もう何百回と読み返していますが、その度に新しい発見があったりします。
わたしが好きすぎる、というのも勿論あるのですが。
だから多分、わたしが今書いているお話も、ちょっと影響を受けているかもしれません。
何度か模倣してお話を書いたことがあって、こりゃーパクリにしかならん！と思って辞めたことが何度もありますので(´･ω･`;)
でも、わたしの人生観や創作観は、間違いなくひぐちアサさんの作品で、がらっと変わったといっても過言ではありません。
そんな大切なお話、ヤサシイワタシの紹介(？)でした！
それでは、お休みなさい。😌🌃💤