ベティの訓練 - 権勢症候群
いつもペタ、コメントをありがとうございます。
リバーです。 おはようございます。
今日も引き続きお母さんから聞いたベティの幼い時の話を聞いて下さい。
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ベティの訓練
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ベティのいたずらがどんどんエスカレートしてゆきました。
万年筆、めがね、そんな大切なものも取って壊してしまうようになり、取り上げようとすると、噛み付くようになったそうです。
それが大きな問題でした。
もはや、家でのしつけ程度ではどうにもならなくなって。。。。
どうしよう。訓練士さんに相談してみようか。。。
何人もの訓練士さんに連絡、相談。でも、答えは一つでした。
「仔犬の訓練は引き受けるけど、1歳を超えたわがまま犬の矯正は無理」だと。
ベティは1歳半になりました。
当時、今のように「しつけ教室」などがそんなに開催されておらず、
大型犬は仔犬の時に訓練所に預けて訓練することが多かったけど、
小型犬、中型犬の躾・訓練はあまり重要視されていない状況でした。
その為、家庭の中で小・中型犬の問題行動が多く発生している状況でした。
どうしよう
困り果てている時にお母さんの友人から連絡が入りました。
「NHK なせばなるほどで手が付けられないビーグル犬を1週間で直した訓練士さんがいるよ。予告だったからその番組を見てみたら」
その番組を見てビックリ
ベティより大変なビーグル犬。訓練士さんに襲いかかっていました。
1週間で、そのビーグル犬は訓練士さんにより訓練され、
まるで別犬のような様子で飼い主さんの元に戻りました。
本当
藁をもつかむ思いでその訓練士さんに連絡。
すぐに我家の状況を見に来てもらいました。
イスやくずかご、ゴミ箱はベティの手が届かないようにカウンターの上に置き、生活に必要な物でも片付け、引越前の家のような我家の状況を。。。
「。。。何ですか これは。 犬中心の生活。人間の生活を元に戻しましょう」とその訓練士さんは言った。
原因は、権勢症候群
権勢症候群
ベティが一家のボスになって、ボス振りを発揮し、人間がそれに合わせて生活をしている状況。
へっ?ベティがボスに?
訓練士さんから、このような結果になった原因、理論を聞かされた。
犬の先祖は狼。狼は群れをなして生活している。
狼の群れには必ずボスが存在する。
ボスになるべきものがいない場合は、自分がボスになろうとする。。。。
犬はもともと権勢を振るおうとする本能と、リーダーに従おうとする服従本能が備わっている。
飼い主がちゃんとリーダーシップを発揮して、しっかりとした対応をしていけば、犬は服従し問題行動は発生しない。その方が犬にとっても精神的に楽なこと。
犬がボスになろうとする環境は犬にとっても大変なストレスがかかる。
しつけとは基本作り。
訓練とはそれを強化させ服従心をさらに養うもの。
ベティが我家に来て1週間おとなしかったのは、「この家族が自分のボスになりうる存在」かどうか様子を見ていたと言う。
生まれて3ヶ月の仔犬が? そんな事を考えていた?
(おとなしかったのは様子を見ていたんじゃないかな、と りょーさんからコメントを頂きました。りょーさん、さすがですね。そうだったんです。)
そして、ベティを1ヶ月間、訓練所に預けることに。
訓練士さんから条件が加わりました。
「犬は訓練所では訓練士の言うことを聞いて良い子になるが、家に帰るとリーダーシップをとれない飼い主さんを馬鹿にして元に戻ってしまう。今、必要なのは、飼い主指導。飼い主さんがリーダーシップがとれるようになること。その為には飼い主さんが少なくとも2日に一度は訓練に加わって自らリードを引くこと、それが条件です」
えっ?一日置きに片道1時間半かかる埼玉県の訓練所に通う?
やろう ベティと家族の今後の為に。
ベティを訓練所に預け、お母さんも通い、2人の厳しい訓練が始まりました!7月の気温35度の炎天下の中でした。
そして。。。お母さんが2日に一度、訓練所に通い。。。リードを引きました。その先生の訓練方針による様々な訓練が開始。
☆ リーダーウォーク
犬を人の左側に付け、リードを緩めて持って歩き出す。
犬が引っ張って人間の先に行けば即座に方向を変え、人間がリードして歩く。又、犬が引っ張ったら 即座に方向を変え、人間リードで歩き出す。
この訓練により、犬は人に注意を払い、歩調を合わせて歩くようになる。人に従おうと、人の様子をみるようになる。人が立ち止まれば、犬も自然に立ち止まるようになる。
文章で書けば簡単なことですが、実際は、ベティが勝手に先走って歩き、お母さんは引っ張られて歩いていました。
ベティは、訓練士さんの引くリードには、歩調を合わせて、訓練士さんを見て付いていきましたが、お母さんがリードを引くと左足にしがみつき、お母さんはつまづきそうになって歩けなかったという。
訓練士さんと同じ事をしているのに、ベティの反応がこんなにも違うのか?」 「なぜ」
このような訓練から始まり、その先生独自の方法で様々な訓練を試みました。
☆ リーダーウォーク、ホールドスティール、タッチング。。。
(すべて服従心を養う訓練、これが犬と人が共に暮らすには必要なこと)
お母さんがリードを引いて訓練を受ければすぐに3時間が過ぎ。。。
ベティはベティで毎日訓練。
そして1ヶ月が過ぎました。
我家にベティが戻ってきました。
しかし、家族全員が同じ方針でベティに接しなければ何もならない。
おじいちゃん、おばあちゃんには難しいこともありました。
ベティが何か悪戯をしようとした時、「伏せ~」と言ってみました。
(伏せは自分の姿勢を低くして服従を表す姿勢。)
不本意ながらベティは伏せをし、悪戯を止めました。
「伏せ」が身についていたのです。
我家に戻ってからもベティとの調整の時間はかかりましたが、次第に生まれ変わったようにベティは家族と調和して過ごせるようになりました。
見て、見て~
「権勢症候群」と言われ、ボス振りを発揮していた時のベティの顔。
きつい顔をしていたでしょう。
ベティ8歳の時 「伏せ」はベティの得意のポーズ
智恵のある犬というものを知らないで育てたお母さん・家族。
ベティには申し訳けないことをした、とお母さんは言っている。
飼い主の責任だと。。。
今は、「躾教室」など盛んに行われているので、飼い主さんがリーダーシップを取り、ワンちゃん達は家族と調和して楽しく暮してゆけることでしょう。
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大変だ、大変だ。ベティとお母さんに取材が来たよ。
テレビ局、犬の月刊誌から。。。
えっ?
続く。。。
今日も「ベティ&リバー」のブログをご覧頂き、ありがとうございました。
次回も見て下さいね~ リバー
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ベティがお世話になった訓練士さん
NHK、TBSの躾、訓練の番組などで勇名な
カリスマ訓練士
藤井 聡 先生 です。
ベティの幼き時 2
いつもペタ、コメントをありがとうございます。
リバーです。 お早うございます
今日は、前回の続き。
ベティの幼い時のことを聞いて下さい。
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ベティが我家に来て1週間というもの
おとなしくて、おとなしくて
日中は誰かの膝の上で眠っていたベティ。
前記事で、「おりこうさんね」と言うコメントをいっぱい頂いちゃって
ちょっと今日はお話し難くなっちゃいました
ベティが我家に来てから1週間がたったある日。。。
ベティのいたずらが始まった。。。
それはそれは大変だったとか
どんないたずら?
くずかごの蓋 シリーズ
くずかごに首を突っ込み
中身をバラバラに出して。。。
くずかごの蓋にお尻が挟まって
ウッゥ 取れない。。。
蓋に首がはまって 取れない
動けない
☆ カウンター
カウンターに昇りたい
イスに乗れば届くかなぁ
ウッッ もう少しなのに
お母さんがいぬ間に
キッチンの棚の中の油を倒し。。。
台所中 油だらけ。。。
パンヤを1時間ですべて出し。。。
ある日、夜中にベティは気持ちが悪~くなった。
吐きそう
お母さんが心配して、背中を叩き、
やっと吐いたものは
梅干の種
何~で梅干の種を飲んだの
おじいちゃんが毎朝梅干を食べると
ティッシュペーパーに梅干の種を包んで
くずかごに捨てていた。
それを知っていたのはベティだけ。
ある日、夜中にベティが気持ち悪~くなって
黄色いものを吐いた
何 これ
泡が立っていた。
きゃ~ シャンプーだ
いつシャンプーを飲んだの?
☆ 仏壇
リビングにお仏壇がありました。
中にはお供物が供えてあったのです。
ベティは食いしん坊。
あのお供物、食べたいなぁ
でも、とれないよ~ 高い所だから大丈夫ね!
3日後 仏壇の中からベティが顔を出した。
えっ?! どうやって仏壇に登ったの
ソファからリビングボードへ、そして仏壇へジャンプしたの
。。。
毎日、毎日 こんな状況で
どうしようもなくなると
ベティをベランダへ
☆ 家で訓練
そして べティに躾をしようと
「お手」「お座り」「待て」などの訓練を始めました。
でも そんな問題ではなかったのです。
ベティが食べ物に、危ない物に手が届かないように
椅子は座る時以外はカウンターの上の乗せ、
ベティをお留守番させる時は
ゴミ箱、くずかごなどをすべてベランダの外に出した。
我家は引越し前の家のよう。。。
小さな体のベティだけど、エネルギーいっぱいで、
毎日夜中まで家中を走り回って寝ませんでした。
最初の1週間は何だったの?
驚くようなことばかり
そんなこんなで1年が過ぎました。
家族全員 疲れ果て。。。
これからどうしよう?
続く 。。。
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ベティ 1歳の時 。。。 いたずら盛り
今日も ベティ&リバーのブログをお読み頂きまして
ありがとうございました。
次回もベティの幼い時のこと、お話しますね。
又 聞いて下さい。
リバー
ベティの幼き時
いつもペタ、コメントをありがとうございます。
ここは東京 両国にあるお寺
ねずみ小僧のお墓で有名なお寺です。
ベティが育った家から歩いてすぐ
ここにベティが眠っています。
5月20日はベティの命日
人間で言えば三回忌。
お母さんと一緒にベティのお参りに行ってきました。
お坊さんが、「リバーちゃんもお堂に入っていいですよ」って言ってくれたので
お母さんに抱かれて入りました。
厳粛なお堂 シーン。。。
バッシ~ン ポクポクポク。。。
? ウゥゥゥ~ ワン!
ドラ、木魚が鳴り出し、お経が始まってビックリ
思わず「ワン!」て言っちゃった。
仕方なく、お母さんとお堂の外でお経を聞くことに。
ベティの命日なのに、悪かったなぁ
ごめんね ベティ。
そして、お墓参りをしてきました。
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今日は、順序が逆になってしまいましたが、
ベティの幼き日のことをお話したいと思います。
ベティは私より11歳年上なので、
私が生まれる前のこと、
お母さんに聞いた話です。
私がベティに会った時、
ベティは穏やかで優しくてレディでしたが、
幼少の時は、かなりの問題児だったらしいです。
ベティが我家に来た時、生後2ヶ月半の時の画像です。
小さな小さなビーグルだったそうです。
ベティが我家に来た日 平成4年12月6日
生後2ヶ月半なのに、小さくて
真っ黒で目だけがギョロギョロしていたとか。
そして、小さいながらも活発で
ものすごい勢いで家の中を走り回り
頭の良いこで、おトイレの躾もすぐに覚え、
オシッコの時は、洗面所に置いたシートまで
遠いのに走っていったそうです。
その姿はとて可愛いかったとか。
ベティのベッドはリビングに置き、
夜、寝る時、ベティは自分のベッド。
躾だと思って、「ベティはここに寝るのよ」と言って
皆それぞれの部屋に入っていきました。
明け方、誰かがおトイレで起きてくると、
ベティはすぐに駆けつけ
おトイレの外で待っていました。
「可愛いなぁ」
皆、抱っこして寝たいのを我慢して
ベティをベッドに戻し。。。
そして 日中 ベティは いつも
家族の誰かの膝の上で眠っていました。
初めて飼う犬。
なんておとなしい。可愛い~
そして1週間が過ぎました。
続く 。。。
今日もベティ&リバーのブログを
お読み頂きましてありがとうございました。
次回もベティのことをお話したいと思います。
又 読んでくださいね。
リバー
ベティ&リバーがそこにいる!
いつもペタ、コメントをありがとうございます。
お早うございます。 リバーです。
ゴールデンウィークも 今日1日。
あっという間に終わっちゃいましたね。
ブログを拝見すると、
皆いろいろと楽しそうでしたね。
今日も ベティとの思い出を。。。
下の画像を見てください。
ベティ&リバーはいつも一緒。
仲いいでしょ
あれ? ベティが赤いお洋服を着てる。
ベティも私もお母さんにお洋服着せてもらったことないけど。。。
エッ? ベティ&リバーじゃない?!
じゃ、一体 誰なの この二人?
りんちゃん(12歳)、マロンちゃん(4歳)
りんりんみるくさんとこの
りんちゃんとマロンちゃんだって。
りんちゃんとベティ、マロンちゃんと私(リバー)
良く似てるでしょ。
ペアで似ているなんて ビックリ!
実は、ベティ&リバーがうちの子達にそっくりだって、
りんみるママさんからうちのお母さんに連絡があったんだって。
私のブログの最初の記事にあるように
ベティは一昨年にお星様になっちゃった
ベティの思い出も含めて、このブログを書いています。
りんちゃん、マロンちゃんが
私たちにあまりにもそっくりなので、
うちのお母さんビックリ、ドキドキ
ベティ&リバーがそこにいるようで
眠れなくなっちゃた。
どれくらい似ているのか
皆さんも見てね~
りんちゃん と ベティ です。
お誕生日も同じ9月16日
りんちゃん
ベティ
りんちゃん
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次は マロンちゃん と 私(リバー)です。
マロンちゃんも小さなビーグル
年も近いね
リバー
マロンちゃん
リバー
ベティ&リバー、りんちゃん&マロンちゃんはそっくりペアでしょ
下の画像は2枚ともりんちゃんとマロンちゃんです。
(私もお母さんも、ベティ&リバーの画像だと思っちゃう)
私もベティに付きまとって、よく 「うざい!」と言われたなぁ
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りんちゃん、マロンちゃんのご紹介
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りんちゃんとマロンちゃんは、数年前、
りんみるママの所に来て やっと幸せになったんだよ。
アメブロにその理由、家族のご紹介があります。(3/27記事)
りんちゃん、マロンちゃん、とっても幸せになったのに
りんちゃんの心臓の具合が悪くて
発作が起きたり、腹水が溜まったり。。。
つらい闘病生活を送っています。
マロンちゃんも心配でりんちゃんの傍から離れません。
りんちゃん、マロンちゃんの日々のブログがあります。
楽天ブログ、ぜひ見て下さい。
(5/2「出会いと別れ」という題でベティ&リバーのことを書をいてくれてます。)
りんりんみるくさんのブログ
りんみるママさんは、りんちゃんの闘病生活を支える為、
自分のお仕事以外に、わんわんのお洋服 リメイク、手作りニットをやっています。
ワンちゃんの名前、スヌーピーやビーグル柄の編込みもしてくれます。
サイズオーダも可能だそうです。少々お時間を頂いていますとのことです。
りんちゃんの闘病費用がかなりかかるようなので、
皆さん、どうか応援して下さいね。
詳しくはこちらから
りんちゃん、頑張って!
りんみるママの下で、もっともっと幸せに、もっともっと長生きしてね。
応援しています。
今日も、ベティ&リバーのブログを読んで頂き、ありがとうございました。
リバー
やっとベティのいる家へ
いつも ペタ、コメントをありがとうございます。
こんにちは。 リバーです。
昨日は寒かったですね。
お母さんに又毛布を出してもらい
包まって寝ていました。
今日は、
私が初めてベティに会った時のことを
聞いて下さいね。
☆☆☆ 思い出
初めてベティに会った時 ☆☆☆
生後2ヶ月半の頃、ワクチンが済んで
やっとお父さんとお母さんが
私を迎えに来てくれました。
栃木県の私が生まれた犬舎から
東京のベティのいるお家にGO
その時の、私 リバーの
生後2ヶ月半の画像です。
初めてお家に入った時、
お母さんは、まず私をベティの所に連れていって
「ベティ、リバーだよ。宜しくね」って言ってくれました。
その時、私はベティのことを
「アッ 犬のお母さんだっ」
って思いました。
だけど ベティは私を見たら
「何だコイツ?」って顔をして、
ベランダや廊下に走って
行ってしまいました。
何故だろう? 悲しいな
それなら
こっちからベティに近づいていこう!
あ~ ベティが寝ている
気づかれないように、
そっと そっと 近づいていきました
何日も何日もそれを繰り返し、
そして いつの間にか
ベティの傍にくっついて寝ている私。。。
そんな私の努力が実って、
一週間程経ったある日、
ベティが私の所にやってきました。
ベティは私を認めてくれたんです
「ベティ、これからお母さんになってね。
宜しくお願いしま~す」
その時から、ベティ&リバー は
いつも いつも 一緒です。
(お母さんの声)
ベティはリバーが来てから1週間、
ベランダや廊下に行ってしまって
夜になっても部屋にも入らないで
覗いているだけ。。。
どうなるかと思いました。
ベティからリバーに近寄って来た時の画像は
衝撃的、とても嬉しかった瞬間です。
ベティとの出会い、聞いて下さって
ありがとうございます。
又、聞いて下さいね。