以前からクラシックカーが欲しいと思っていたがこの度かなり手頃な値段で1975年製ベンツの450SLCが売っていたので観に行って即決してしまった。





と言うわけで家まで乗って帰ってきた。エンジン音がめちゃくちゃうるさい。何かは間違いなくおかしいのでヒヤヒヤしながら高速を過ぎて街を横断して拙宅へ。

家に帰り色々チェック。まずクーラントが少ない、オイルは真っ黒。「おいおいいくらなんでもちゃんとメンテ位は。。。」と思いながらとりあえずクーラントだけ足してから友人の勤める私の元職場の整備工場へ持って行きホイストを借りてホイール交換にオイル交換、ブレーキ周りの点検などするとどうもメンテはされていなかったのはオイル交換だけらしい。


早速新鮮な高品質オイルを注入。このオイルは春先に全部交換する。洗浄を兼ねたものなので添加物入りの高いオイルにはしなかった。


オイルを交換してエンジンはまるで新車のように静かになった。ベンツも喜んでいるように感じる。


帰宅後、再度クルージングに行こうとエンジンをかけるとなんとガソリンが吹き出す事件が発生。吹き出している所を観るとインジェクターから吹き出している。「大変だ!せっかくの投資が燃えてしまう!」慌てないようにゆっくりかつ速やかに帰宅してガレージへ。ガソリンがぼたぼた漏れている。




インジェクターホースがすっかりよれて割れ目があるのが確認できる。

このガソリン漏れの原因であったインジェクターを外してみるとカーボン堆積が大変なことに。この際全部サービス送りにすることにした。

新しいのを買えば良いのだろうがなんと中古品やリコンディション品が日本円で4万円程度と言う高額。ここにある8本だけで32万円の価値が!さすがはベンツ、オリジナル部品の値上がりも半端ではない。私の家から1時間ほど南東へ行ったところにスタインバッハと言うドイツ植民地がありそこでインジェクターサービスができるらしいのでそこへ全部持ち込むことにした。一本なんと4千円でやってくれると言うので背に腹はかえられぬ状態である。




とりあえずドイツ贔屓のベンツマニアから顰蹙を食うことを知りつつメードインジャパンのカヤバ工業製ストラットを購入。同じ値段なのに敢えてビルシュタインにしない私の日本贔屓は変人レベルかもしれない。


この車だが私のベンツの品質だと大体200万から250万円で取引されている。これをレストアすると400から500万円。博物館級は800万円程度となっている。もちろん市場価格など出すわけもなく、早急に手放したがっていた農夫から購入したためすでに評価益が出ている。これから直していく事で400万円から500万円クラスへ持ち上げていくのが目標だ。


次は鉄砲にアップデートをします。