わたしの父も義父も

それはそれは働いて働いてきた世代だと思う。

父と義父の生き様も

母と義母の生き方も

全然違うけど

命を繋いでくれて

懸命に育ててくれたことにはかわりがないなぁと感じる。

「あなたも母親なんだから

我慢するのが当たり前でしょ」

そんな言葉に反発してきたここ数年だけど

今なら義母のその言葉を聴ける。

懸命にここまできて

こうしてまだ懸命に過ごしてる。

その姿にありがとうと感じるこの頃。

感謝の想いで溢れるようになったのは

不思議なんだけど

それは結局自分自身の問題で。

たぶんまた

なんだ、このヤローなんて

気持ちはきっと出るだろうけど

ありがとうには変わらないでいるだろう自分を信じられる。

ありがとうをこんなに当たり前に

横におけるようになったことにびっくりだけど。

そんなものなんだなぁと思うんだよね。

自分しだいってそんなもの。

父も義父も

好きで得意なことをしてる。

義父は70近いけど現役の夫より働いてる！

ただ続けたその背中を夫と尊敬するねって見ることができるわたしたち。

わたしたちはそんな背中を見せられかな。

母も義母も

きらめくようなおばあちゃんではないけど(笑)

でもそれぞれ、それぞれに幸せなんだろうなぁと思う。

みんな自分がどうしたら最高か普通に知ってる。

「髪ふりみだしてやっと今だよ」

って2人とも言いながら週末は

友達と温泉に行ったり

夫婦で山登りしてる。

いいなぁ

いいなぁ

1番身近な60代をこういう風に感じられて嬉しいな

すてきな60代