孤独の輝きにこそ、消えゆく様々な一日を描く美しさがある。
それから、どんな風に時間が経過していったのかは、わからなかった。
僕は時間の使い方すらわからなくなっていた。
夜が来ると僕はウイスキーをあおった。
次の朝が訪れるまで・・・・・。
そして、疲労が身体を無理矢理にでも眠らせてしまうまで・・・・・。
そんな日が続いた。
時間が過ぎていることもわからないままに・・・・・・・。
勿論、会社にも行かなかった。
どうでもよかったのか?
どうしようもなかったのは定かではない。
僕の身体が僕の言う事を聞かなくなったようだった。
そして、どれくらいの日数が経ったのだろう?
三日だろうか?
それとも一週間だろうか?
もう一ヶ月くらい過ぎたのだろうか?
それとも、まだ一日経っただけなのか・・・・・・・?
わからない。
答えられない。
聞く者もいない。
話す相手もいない。
ただ、部屋にあったアルコール類が殆んど空になっていることに気付くのみだった。