兎にも角にも、この記事を見つけた方は、

とにかくアクアリウムたるものを自分の手で作ってみたいという方なんですね

そしてまず、気になるのが費用

私も最初にやる際はとても気になりました。

が、出てくる記事のほとんどの価格設定、規格が初心者には無理と思わせるものばかり。


結論からいうと、
1万円以内で作ることが可能です。



1:水草水槽を始めるにあたって

水草水槽を作りたいな。

自然の景色を作りたい。緑の絨毯を敷き詰めて・・・

妄想を膨らますのは自由ですが、どんなことにも導入は必要です。

まずは小ぶりな水槽から始めましょう。

キューブ水槽やボトル水槽とも呼ばれるものがおすすめ。

なぜならめっちゃ安い水槽で邪魔にもならない。

なんなら処分もしやすいからです。

趣味というのは失敗した時も考慮して進めるものです。

どんなものができるのかは、次の用意するのもので確認してください。


2:用意するのもの

お買い物しながらサイトを見るのは面倒。

そんな方向けに下記の画像を作りました。

お買い物メモとして保存しておきましょう。

始めて作る水槽ならこのレベルで良いでしょう。

物足りないと思う方はこのくらいの水槽で1〜3ヶ月維持してみて下さい。

飽きが来るか、さらなる挑戦をするか、その判断材料になります。

3:用意するもの価格詳細と水草の種類

水槽


小さい水槽は物にもよるというレベルでなく、1000〜2000円の間で購入可能です。

もし買えないのであれば、それはそこのお店が高すぎるのです。

ネットで買うか、モール内に入っていない家の近くにあるアクアショップなどで買うのが良いでしょう。形は下記のものを 参考に 選ぶと良いでしょう。

水草の種類


ちゃっかり超重要要素である水草について触れます。

最初に選ぶ水草は

ミクロソリウム -1株

ショートヘアグラス -1カップ

の2つにしましょう。

緑の絨毯で検索すると出てくる代表格は

キューバパールグラス・ショートヘアグラス・グロッソスティグマ

になると思います。グロッソスティグマ・キューバパールグラスはどれも育成難易度が簡単という書き方をしていますが、実際は非常に難しい水草です。設備・経験のない人がまともに育てるのは不可能です。(少なくとも知識なし・設備1万では無理)

難しいことのいらないショートヘアグラス、ミクロソリウムから始めるのが吉。

ちなみに2つ合わせても1000円行きません。

楽天市場などネット販売だとお高い設定ですが、近所のアクアショップに行けば安く売られていますよ。ご安心を。


ソイル


土のことです。

これは水槽用の土です。間違っても腐葉土など入れないでくださいね。

ソイルは必需品。砂利でもダメです。ソイルです。

そ・い・るって書いてありますからね。

キューブやボトル水槽なら一番小さい量 1Lで十分です。

大きさは3種類ほどありますが、パウダー(1番小さい粒)あたりが扱いやすいと思います。

色々種類がありますが、なんでもいいです。ソイルって書いてあれば。

価格は700〜1000円の間です。

これも水槽と同じくペットショップ等の方が若干安く買えます。

石か流木


はい。買った方が無難ですが、拾ってきても良いでしょう。

ただ、拾ってきたものは今後、水槽をグレードアップした際は使わない方が吉です。

レイアウト石、流木も様々あるので買うのもありだと思います。

価格はバラツキはありますが、300〜1000円の間で買えます。

小さいので良いのであれば50円くらいで買えちゃうショップも普通にあります。

ちなみに私のオススメは溶岩石か黄虎石です。きっと味が出ますよ。



照明・ライト

これも大事です。

草を育てるのに光は重要ですからね。かといって窓辺に水槽を置いとくとかやめて下さいね。苔だらけになってすぐに水槽をやめることになりますよ!

照明・ライトはアクアリウムをやる上で超超超超超超重要になり、超金のかかる部分だったりします。が、あくまで導入なので価格もざっくり切りましょう。

目的に合わせて2種類推奨したいと思います。

まずは、、、
価格をとにかく抑えたい&ボトル水槽向け

こんな感じのライトです。

ボトル水槽の場合はこれじゃないと照明を当てられないかもしれません。

価格はネットだと安くて2400〜4000円といったところ。

こちらも専門のアクアショップなら1700円前後で買うことができちゃいますよ。

こちらの悪いところはボトル水槽以外だと光量不足になるという点。

それ以上の発展は難しいので、次に繋げる意味ではオススメできないものです。


続いて、、、
低価格は望めないかも、が、キューブ水槽にピッタリおしゃんに仕上がる

キューブ水槽なら上部がスッキリして、めちゃめちゃかっこよくなります。

そして、この類の照明は光量が高く、知識と経験を積んだ後に

もう一度レイアウト整えて作るぞー!という時にも十分活躍する優れもの。

なんなら今、私が欲しいくらい。

価格は良いアクアショップでも4000円前後。中古なら2000〜3000で買えると思いますが。


【おまけ】 欲しかったら買うべし

1:ピンセット

アクアリウム用のピンセット、長いため扱いやすく植えやすいです。

アクアショップに売っています。

安いもので700円前後、高いものは4000円以上です。

あると水草を植える際にめちゃめちゃ役に立ちますが、

最初は100均に売っているピンセットでも十分でした。なんせ小さい水槽ですから。

2:Co2タブレット

水草の育成に必要なCo2を発生させます^^

という謳い文句のタブレット。魅力的なんですよね。最初の頃は・・

でもこれ発生するのは2日か3日が良い程度。オススメしません。景観も損ねるし。

3:あみ

植えたりすると葉っぱが散ったりして水面に浮くんですよね。

それをすくう網があると便利〜。とか思うけどボトル水槽だったら網って入ると思います?

私は結局手で抜け葉をとりましたよ笑

4:シュリンプ(カラフルな小さいエビさん)

カラフルなシュリンプいたら綺麗だよね。可愛いし。ゴミ食ってくれるし。

お好みです。 場所や種類によって価格は大きく変わります。

安いところだと一匹50円だったりします。

5:ヒーター

冬の時期は温度が下がるため、水草の育ちがよくありません。

温度を25〜26度に保つヒーターを購入するのもあり。

ただ、キューブ水槽でないと設置が困難なのでそもそも買えない場合も。

6:フィルター

フィルターがあれば長いこと環境を安定して維持しやすくなります。

しかし、ヒーターと同様にキューブ水槽でないと設置が困難。

フィルター選びはこちらをご覧ください。


4:終わりに

ここまでの金額を高く見積もって計算してみます。

水槽2500円

ソイル1000円

水草1000円

石か流木1000円

照明4000円

ーーーーーー

合計9500円

ざっとこんな感じで高く見積もっても500円お釣りがきます。

身近なアクアショップで揃えるなら7000円前後でしょうか。



どうでしょうか

この価格帯なら挑戦してみても良いかなと思うのではないでしょうか?

最初に大事なことは苦悩ではなく、いかに楽しむかです。

やはりそこはお金かけたくないですよね。

かけてもいいですけど。物が増えれば飽きた後の後始末も大変なのです。

今回は低価格、必要最低限に的を絞ってみました。




水槽のセットの仕方、管理については

別記事で紹介していきたいと思います。

また、しっかり水槽を作りたい人向けの価格帯を出した記事も作成しようと思います。