こちらも、美女と野獣同様あまり通う予定はありませんでしたが、1回目観劇した時に病みつきになり、しれからリピートが徐々に増えていきました。あとはやはり志音エルサ実力が凄すぎて、彼女の出演に合わせてチケットを購入したこともあります。やはりアナ雪はいい作品です。

三平果歩：素晴らしい復活。四季のスターと呼ばれるほどの価値はありますね。なぜ休んでいたか、気になるけど、とにかくすごいよかったです。果歩のアナは智子や三代川さんに比べて意外に落ち着いている感じはありますね。これで果歩のアナは5日目なのですが、他のアナとはまた別の雰囲気が味わえますね。ロイヤルなプリンセスみたいな上品な性格で、誰に対しても優しく振る舞えるタイプですね。それが果歩アナの魅力ですね。優しい上に思いやりが強いので姉のために突進し、クリストフと組んで、愛の勇気を持つアナなのです。芝居も忠実な上に、時々コミカルさを加えてくるので小笑いできます。特にハンスと始めたあって時のあの誤魔化す感じなど。エルサへの愛や運命の人への愛を捧げ方もわかりやすく、愛に溢れているアナです。感情表現がアナの中では一番わかりやすいかな。歌でも感情が入ってきました。果歩アナは歌もうまいですね。あの綺麗なソプラノ低音の出し方が好きです。高音も上手くなりましたね。表情なども言葉に合わせて変わり、動きもとても滑らかに見えました。バトントワリングをやっていたおかげかな。アニメのアナが飛び出したような感じです。まさに果歩はアナそのものです。ただ果歩は時々下を向いてしまうからそれを治して欲しいぐらいだけかな。

谷原志音；ゴーストアンドレディに行く前に志音エルサが観れるのは予想外でした。でも、つい見たかったので運がよかったですね。歌がやはり魅力ですね。ありのままで、などあれほど感情を強く歌い上げているのは圧倒的に涙が出ます。ありのままの姿に慣れた志音エルサを表現して、とても嬉しそうでした。現実と闘う可哀想なエルサに耐えしてこれは運命の出来事だったのかなと思ってしまいました。志音エルサは基本優しくて、穏やかな性格です。でも心では不安を抱えている、その差がまたいいですね。演技でも歌でもそれを表現できていて、アナを傷つけたくないという気持ちが伝わります。見るたびに表情も感情に入れていて、クオリティがより高まりますね。特に危険の夢のビクビク感と怖さがすごく伝わります。志音エルサはすごいですね。

笠間大樹:笠間クリストフもとてもよかったですね。笠間クリストフは第一印象少し図々しくて、せっかちなところもあるから、アナからもうんざりされがちでした。特に雪山で一緒に出会った場面では笠間クリストフさっさとアナと別れたい気持ちでせっかちな部分もありました。けどそこから徐々にアナに恋をしていく感じが好きです。笠間クリストフは他のクリストフに比べて、モヤモヤ感などもなく、浅い恋愛感情などもいいかもしれません。子供には少しわかりづらいかな。アナに恋をし、思いやりを持ち始める場面でもまだ恋という雰囲気ではなく感情を持ち始める感覚です。歌がうまいですね。なかなか声が通りますね。他のクリストフと比べて大人風の演技方ですので、そこで好みが分かれるかもしれません。僕は好きです。

小林英恵；小林英恵オラフは面白さがアップしていました。あの子供ぽい声を残されていますけど、見るたびに進化していますね。ヒューモア部分のセリフがより笑えるようになりました。演技に才能があるのですね。今回は高い声や低い声のコンビネーションが良くかった。笑わせるためにわざと、声を上げさり、下げたりできることで、やはりヒューモアのセンスがありますね。登場した場面から幼稚な雪だるまですね。歌い方なども可愛い。

杉浦　洸：杉浦さんは王子ぽい声をお持ちなので、ハンスとしてもカッコよく思えてしまうんですね。とてもチャーミングでフレッシュな性格を持ち、顔もイケメンでスタイルアップしていました。塚田さんほど、懐いている感覚ではなく、王子として清潔心を持つ派ですね。果歩も見た目的プリンセスなので、お似合いのカップルですね。杉浦さんの歌もいいけど。今日はなぜか歌いながら息がすごかったです。もう少し落ち着いてもいいです。裏切る場面は以前よりも燃えていました。杉浦さんのハンスは怖いというよりはアナとエルサへのうんざり感が強いですね。それほど嫌っていたの、って驚きました。

石野喜一；お茶目な感じがいつも好きです。登場シーンからウェゼルトンそのもの。ウェゼルトンと召使にいいなのす場面からあのお茶目な酔っ払いさが表現できています。エルサにプロポーズする場面ではもう、ふざけているような、イカれぷりでいつも笑えます。でも彼女が怪物だと知ってからは、役はまた変わり、エルサをより憎む、汚い心を持って自分の考えを無理やり、他人に信じさせようとしながら、とても憎まらしい性格のウェゼルトンに返信してしまいました。ウェゼルトンにはお茶目な性格を表現できる役者を見つけるのに苦労したでしょうね。でも石野さんはそれをいつも熟せられています。今日は歌も絶品でした。ソロが一つしかないのがかわいそうですよね。でも以前よりも歌に力を入れていたのか、より綺麗な声を感じました。

渡久山　慶：頑固ぽさがある楽しい父親ですね。誰でも完璧ではないは楽しそうに歌えていました。渡久山さん結構力がありそう。ヤングアナから呪いを解く場面とか、ゆでを大きく揺らしていた。アナが魔法にやられた場面にセリフをとても忠実に思いを込めて言っていました。占い師みたいに現れて、相手の運命を占ってくれるような頼りになる性格のように感じられました。芝居がうまいのですね。

柏谷巴絵：柏谷バルダはエレガント風の山女ですね。とてもおしゃれのようなポーズで登場するのが好きで、声も結構上品です。誰でも完璧じゃないではパーティーをしているようか、歌声で場面を盛り上げていました。とても気合いがあるか、アメリカ風の歌い方で結構気に入りましたね。体も常に動かしているのも良い。舞台の歌でただ立っているだけでは失格なので、やはり柏谷さんみたいにセリフがなくても役を作り上げるのが大切ですね。石野さんもそれはうまいですよね。

塩地　仁；ふーん。いつもよりもヒューモアは控えめ。オーケンなのに、あまり笑えませんでした。塩地さんは確かに他のオーケンよりは声が低いのですが、セリフや舞台を盛り上げ方にはもっと工夫してほしい。歌い方は良いけどロングトーンになれば疲れやすいですね。

阿久津陽一郎：優しいパパですね。いつもの阿久津さんに似ているけどキャラに合うようなアレンジで加え、役を作り上げていますね。特に娘への愛情がいつもの阿久津さんとまた別でしょうね。娘のことを愛する気持ちが強くて、直接胸に当たるようにバビーにエルサを守ると誓っていたのは、親子愛と絆でしょうね。歌がうまいですね。前よりは声がおどやかに流れやすくなりましたね。

小林由希子；当然ですが、アリエル感はあまりなかったかな。笑。しかし、阿久津さんと同じく、娘の愛が強い女王ですね。二人はペアでアナとエルサを守り抜くを決めている感じに思えるように、お互い、二人を大切にしたいと思い強い気持ちを同じぐらい感じます。小林さんはニコニコしている、明るい性格ですけど、暗い感情も感じられました。特にエルサとアナを遠ざけないとイケ苦なる場面などは小林さんは大判定で全力にそうはさせないように阿久津さんに説得していました。

今日も楽しかったです。アナ雪はやはり他のディズニー作品とは別の感じを味わえるのがいいですね。王子とプリンセスの恋愛物語ではなく、姉妹の愛がメインの視点と描かれているので、また他にはないユニークな舞台だっと思います。そして映画よりも劇の方が役に共感しやすいです。映画ではshow don't tellという名言が存在しますが、舞台では状況を把握して、それを観客に伝えないといけません。なのでエルサが感じるストレスや、妹といたいけど入れない悲しい過去をせようストレスなども入ってきやすいです。特にあなたを失いたくないや危険な夢では。ハンスの出番は劇団四季で妙に多いんでけど、ハンスとアナの関係性などももっと細かく描かれています。王女や王様の出番も映画本編よりは多いので、やはりアナとエルサはどれほど二人にとって欠かせないとより伝わりますね。

まだリピートは続きます。次はゴールデンウィークですね。

今日のキャスト

今日の席

アナと雪の女王 2/17ソワレ