こんにちは、アメリカ在住薬剤師のYUです。

突然ですが、先日歯が欠けてしまいました。

食べた時になんだかしみるな～となんとなく放置していましたら、ある日鏡をみて歯の一部が欠けていることに気づきショック・・・

歯医者に行きたいものの、アメリカの歯医者はすごく高いとも耳にしますし・・・迷いながらも、調べるのも面倒で歯の欠損発覚から1週間ほど放置してしまいました

しかし、そのあとにNY旅行をひかえていたので、意を決し、重い腰を上げ、アメリカの歯医者事情について調べることから始めました。

～下調べ編～

日本人の方が発信してくださっていたブログに助けられながら、保健会社の説明書も読んで、私なりに理解した情報としては、

加入している保険の種類、ランクによって自己負担額が大きく変わる。

保険会社と提携している歯医者で治療すると保険のカバー率が大きくなる。しかし、カバーをされる治療内容（使える材質なども）は細かく決まっているので、歯科医の裁量でそこから外れた治療をされると自己負担額は上がる。

保険会社と提携していることで患者を集めやすいというメリットが歯医者側にあるため、それを逆手にとってあえて高い治療をして結局自己負担額が高くなってしまう場合もあるそう。

歯が欠けた、虫歯治療での自己負担額は日本円１万円前後～１０万円を超える場合も。

説明の理解不足でトラブルになる例も。

色々と考えた結果、保険会社と提携している歯医者で日本人の方がされているところもあったのですが、自宅から遠かったことと結局そこまで安くはならない説を踏まえて、私は家から近い、日本人の方がされている、保険会社と提携していない歯医者さんにお世話になることにしました

ちなみに、ボストンには日本人がされている歯医者さんが４件くらいありましたが「ボストン・ワシントンDC便利帳」やボストン日本人の掲示板、保健会社の提携歯科一覧から日本人らしきお名前を探す形で私は調べました。

～予約編～

まず、歯医者に電話かメールでアポをとって診察してもらう日時を決めますが、私は、家から近いところだったので、直接行って翌週のアポをとりました。そのときに保険証を持っていきコピーをとってもらい、患者カルテに情報を書き込みました。料金についてもその時に詳しく説明してもらえました。

保健会社と提携している歯科医院だと、例えば８０％カバーされる治療が、こちらでは提携外のため７０％になってしまったり、初診でかかる１００ドルが免除されなかったり（提携先だと免除）ということでした。説明いただいた内容もふまえて、こちらの歯医者さんでお世話になることにしました。

～治療編～

たまたまお会いしたご近所の奥様たちにお伺いしたところ、まずは見積もりをとってもらう会を挟んでいたり１回で終わらなかった方もいらっしゃったのですが、私は有難いことにアポ１回目で見積もりから治療まであっという間に終わってしまいました！

（こちらに来て、「歯が欠けた、詰め物が取れた」という日本人奥様のお話をよく耳にしました。。日本じゃとれなかったのになんでわざわざアメリカで・・・と思いますが、お菓子の糖分が非常に高いことが関係しているのか、昔の詰め物が取れやすいお年頃なのか・・・理由はわかりませんがよく聞きます）

うがいするコップや、診察台などは日本と大差なかったです。

レントゲンも撮ったのですが、レントゲン室ではなく自席でそのままセッティングをしてもらって撮りました。日本ではそういう撮り方をしたことがなかったので少しびっくり。

しかし、すべての説明が日本語で聞けるという安心感はハンパなかったですっ！！！！

～お会計編～

治療当日のお会計はありませんでした。約１ヶ月ほどして、保険会社から「これくらいかかりましたよ～」という紙が届いて、その数日後、歯医者から請求書が届きました。ご丁寧に日本語の説明書付きだったので、ありがたかったです。小切手やカード情報の郵送でも、次回来院時でもOKとのことだったので、私は直接来院してカードで支払いました。

治療に使う材質を一番リーズナブルなものにしてもらったので、トータルで18,000円くらいで済みました。（びっくりするようなお値段にならなくて本当によかったです。。そして治療費を出してくれた主人に感謝・・・）

今後は、より一層の歯磨きを心がけたいと思いました！！！！

（日本で売っているようなヘッドが小さいタイプの歯ブラシは普通のスーパーや薬局では見つけられなかったので日本からわざわざ送ってもらいました）

YU

アメリカで緊張、初めての歯医者へ