こんにちは。
今日は
【スクワットのエラー】
について
記事を書いていきたいと思います
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▼ なぜスクワット時に骨盤が後傾してしまうのか
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スクワットを指導していると
必ずしゃがんでいる最中
どこかで骨盤が後傾する人が多いです
これはなぜなのか
理由はいくつか考えられます
①股関節が110度以上屈曲している
②股関節の屈曲可動域が狭すぎる
③伸展筋群が弱い
④伸展しながら股関節屈曲が出来ない
⑤骨盤後傾筋がエラーが出るレベルで固いのか
【①股関節が110度以上屈曲している】
これはエラーでもなんでもなく
股関節が110度以上屈曲した時に
骨盤が後傾するのは構造上当然のことです
ですが
股関節90度以上で骨盤の後傾が見られた時は
何かしらのエラーがあると言えます
【②股関節の屈曲可動域が狭すぎる】
股関節の屈曲可動域が狭すぎると代償動作で
骨盤が後傾してきてしまう
と言うことが考えられます
股関節の屈曲可動域の制限にも
いろんな理由は考えられます
(伸展筋の短縮性の緊張など)
【③伸展筋群が弱い】
スクワット時に使われる伸展筋群と言うのは
主に“脊柱起立筋”です
脊柱起立筋が筋発揮をして
体を安定させてくれないと結果骨盤を後傾させてしまうことがあります
【④伸展しながら股関節屈曲が出来ない】
これはモーターコントロール上の問題です
これは複数回同じことをさせて覚えさせるのか
他種目で体の動きを覚えさせるのか
お手本を見せるのか
口で教えるのか
抵抗をかけるのか
様々なアプローチがあります
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▼ 具体的なアプローチ方法
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先ほどのアプローチで
抵抗をかけると言うお話をしましたが
これはどういうことかと言うと
例えば
体がスクワット時に丸まっている人に
対して体の前に重りを持たせることで
前に倒れないように体を修正するので
体は起きます
#体はまっすぐということが理解できていればの話
#できていないと体は反ります
そしてよくあるエラーは
脊柱の伸展+股関節の屈曲 ができないパターン
この二つの作用を持っている筋肉って大腰筋なんです
なので大腰筋がうまく使えていない人って
スクワット時にエラーが出てくるので
修正する必要があります
アプローチの方法で代表的なのは
「ヒップヒンジ」です
長い棒を体の後ろで持たせて
そこから体の動きを覚えてもらう
そこからスクワットに入ると
正しいフォームを身につけやすくなります