今でこそ月1ペースで観に行っているミュージカルですが、
先日、市村正親さんが「ミス・サイゴン」を降板されたことを書いたとき、
ワタシが初めてミュージカルを観たいと思ったのが
本田美奈子がキム役に抜擢されたことが
大きな話題になったときだったことを思い出しました。
最近、営業クンから次の本が回ってこないので(笑)
先週、久しぶりに先週図書館へ
仕事を通じて興味がわいているアフリカの本でも借りようかと思っていたのに
手に取った本は
天に響く歌 歌姫 本田美奈子.の人生
久しぶりに活字で泣きました
この本を借りたまさにその日、その日こそ7月31日、本田美奈子の誕生日
そしてそワタシが初めて「ミス・サイゴン」を観に行く直前
本に、読んで~ 読みなさ~い、と呼ばれたようです
アイドルが、プロの世界でやっていけるの?と子供ながらに思ったものです。
それなのに。
舞台中にけがをしながらもそのまま演技を続ける根性。
足を骨折し、19針も縫ったのに1ヶ月で復帰。
本田美奈子といえば「1996年のマリリン」だったのに
いつのまにか、クラシックを日本語で歌いあげる澄んだ歌声、広い音域。
まさに歌姫。白血病の発覚、闘病。
いつのまにか彼女から目が離せなくなっていき、
亡くなった時に喪失感を感じたことを思い出しました。
アメージンググレースでなぜだか涙があふれてきたことを思い出しました。
本を読んで改めて思う、 本田美奈子のキムが観たかった!