本のタイトルです。 


『四十にして惑わず』 サブタイトル サラリーマン「論語」小説 著:江上剛 



おっさんたちのなんとも物悲しい物語 短編がいくつか

  接待の後帰社して部下に説教たれる時代錯誤も甚だしい部長

  合併した会社の無難な人事攻勢 キレモノは出世できず 凡庸が一番・・・?

  まじめで実直な好青年が、同僚に架空伝票を工作され売上偽造や横領の濡れ衣を着せられる・・・

などなど


もうちょっと かる~笑えるハナシかと思って手に取ったんだけど

実際には現実ってここまであるのか・・・ ワタシが見ている世界はまだまだアマいのか… 

と、ずっしりでした。

甘さ控えめフルーツゼリー食べてるつもりが 濃厚なティラミス食べちゃった、みたいな?(笑)  


江上剛さんって、第一勧銀の人事→広報→築地支店長 だった人なんだって~

勧銀にこんな人が実在したの?と思うと、

リアルな疲れた四十のおじさんたちがなんだかいとおしい


サラリーマンって たいへんね。