アウトライン:答案の復元も差を縮めるチャンス。
答案の復元
試験が終わって最初にあるのは、予備校の解答解説会です。
試験の出来を自己評価するわけですが、その評価の精度を上げるにはやはり答案の復元が大切だと思うのです。
というのも、ボーダラインなのか合格確実圏内に入っているのかで8月や年内の過ごし方が違ってくるからです。
確実圏内であれば8月はのんびりしてもいいのかなと思いますし、9月からは次の科目に行ってもいいと思います。
ポイントはボーダーラインの場合です。
この場合は、失敗したものとして準備を進めた方がいいと思います。
解答解説会やその後の相談会では講師の先生は励ましてくれ、合格している可能性にも言及してくれるのですが、これを楽観的に捉えてしますと妙なバイアスがかかってしまいがちです。
私の場合は、ボーダーラインの上の方だと、もしかすると合格ラインに到達しているかも、というバイアスがかかってしまい次の科目に進んでいました。
仮に落ちていたとしても12月からスタートしてなんとか盛り返せると思っていたのです。
所得税法は受験2年目から年内は早々と次の科目を取っていました。
結局、所得税法は12月の合否がわかってからのスタートとなってしまい、翌年もいいところまで行くのですが、同じことを繰り返し、結局は合格に4年かかってしまいました。
ここから言えるのは、いかに本試験、自分の書いた答案に冷静に向き合えるか、と言うことだと思います。
全身全霊で直前期を走り抜け、試験に全てを注いだら、もう試験問題を見るのは嫌になります。直後に解答の復元をすることなんかとんでもない、という感じです。
私も16回のうち、15回は直後に復元なんてやりませんでした。
いつも解答解説会までになんとかやるか、解説会の会場で復元したということもありました。
ちなみに試験直後に答案を復元したのは最後の年、合格した年でした。
最後の科目だったので合格確実だろうが、ボーダーラインだろうが、9月からは最終科目を取るしかなかったのですが、合否に関わらず、自分のやったことをしっかり見つめるということは大事な事だと思い、気合を入れて復元しました。
その年は、試験会場側のホテルに前泊しました。
試験から帰ってきて、シャワーを浴び、昼寝をし、ルームサービスでサンドイッチを食べながら復元しました。ちょっとリッチな感じです。
復元についてもやり易いように、直前期に問題文に数字を残す練習をしていました。
ホテルの部屋で窓からの景色を見つつ、リッチな気持ちで試験問題を見直すと結構冷静に、そして楽しく復元できるものです。
お金はかかりますが、会場近くのホテル(せめて四つ星)に宿を取るのはおすすめです。
どうぞ、ご参考になさってください。
