バンドをやめて、いろいろなアーティストのサポートをするようになった。
いろいろなアーティストのサポートをするということは、アーティストさんの金銭感覚、サポートの扱い方、活動時間などなど様々である。
そのなかで1番メンタルにくるものがわかった。
扱い方とギャランティーのバランスである。
正規メンバーと同等な扱いをするのに、ギャランティーは少ないというのは1番メンタルをやられる。
新規サポートのスタート期は尚更やばい。
ベースラインのコピー、コードのアナライズ、採譜、完コピとは別に自分なりの解釈案の提示。しなくてもいいものもあるが、僕は人一倍やらないと気が済まない性格なので全部やる。
それに対してのリアクションが薄くなってしまうのは仕方ない。見えない部分での稼働があるから。
しかし、それでも金銭面で補ってくれれば、サポートメンバーの心は救われる。
アーティストのサポートがどれだけ大変か、わかっていない人が多い。
見えないところでのカロリー消費がどれだけ多いかわかってほしい。
分かってくれなくてもいいから知ってて!という文章はよく見るが、これに関してはしっかりと理解して欲しい。
僕はサポートするアーティストのことをちゃんと好きになる。
いい所はめちゃめちゃ褒める。もちろん本心で。悪いところは言わない。それは正規メンバーや所謂オトナが言うべきだから。(あと嫌われたくない。笑)
しかし、愛だけでは救われない部分が多い。
今まで関わりのなかったアーティストなのに、ずっと今まで一緒にいたかのような扱いをされると、オウフ…ってなる。
今僕は、だいぶきつい。
弱音を吐きたくない性格だが、今回ばかりはキャパオーバーしかけている。
どれだけ仲が良くても、お気持ち程度でいいから、1行動に対してのギャラはほしい。
ギャラが少ないと自分の実績、技術に自信が持てなくなる。
今の状態が半年以上続いたら、僕はきっと新規のサポート依頼を受けなくなると思う。
自分の曲を配信したり、自分のソロライブをしたりしたほうが、向いてる気がするなと思ってしまった。
実は僕、承認欲求の塊なのだ。
頑張ったご褒美は欲しいタイプなのだ。
体の健康より心の健康を大事にするタイプの僕にとっては、今のバランスだと、きつい。
親知らずが生えかけていて、メンタルが弱ってしまっているせいかもしれないが、きつい。
音楽を嫌いになりたくないので、今の生活を見直そうと思う。
はぁ、きっちぃ。
長々とすみませんでした。
ほなまた。