十勝岳(2,077m)−三段山(1,748m)これ過酷な道
昔は三段山とカミホロカメットクが繋がっていたそうな。それだととってもやり易く、是非復活して欲しいもの。現在立ち入り禁止🚧行けるとけまで行き、三段山を覗き込む。最後の崖(写真中央)どうするんだろね。行って考えよ。進みたい尾根が途中で崩壊してる。しかも触ったら崩れるボロボロの岩。引き返し、他の方法を探る。少し斜度が緩いザレ斜面があったので、最悪沢を下るつもりで標高を下げてみたら、ひっきりなしに岩か転がってきて、踏み荒らした斜面を戻るのは危なすぎるか?(この後、沢は大きな崖になっていて進退きわまり大脱出モードへ)ボロボロ崩れる火山灰斜面のV字谷側面にしがみつき、最後はハイマツの枝に飛びついて谷から脱出。ハイマツを越えたら旧登山道があった(写真左の道)旧登山道をしばらく歩き、落石の無い場所に辿り着く。緊張し過ぎて喉がカラカラ。水をがぶ飲み。先ずは落ち着く。後は最後の崖直登なのか、巻道があるのか。余裕無く、登ってからパシャ。生きているって感じ登った後に戻り覗き込む。結局は直登した。直角系だったけど、まあまあ岩が硬く、足場に困らなかったからさっきより全然マシなだらかな頂上直下。本日、「入んなって所は入らない」新たな教訓を得る。最後、頂上まではボーナスステージ愛別岳とかあの感じ。振り向くと十勝連峰を乗り越える雲海の波。無事を確信し、ココでランチ🍙。結果はこれで良かった。長年気になっていた道も理解できた。落石と崖で進退極まった谷を振り返る。同じ事100回やったら、1回は死ぬ気がする。登山道に復帰してからは平和そのもの。お天気も最高。錦繍の沼に錦繍の道をゆく結果良い日だった。駐車場満車なので、凌雲閣は混んでそう。あえてのff(フロンティアフラヌイ温泉)ヌルい井戸水で1日を反省しな。【運動まとめ】行動時間 5時間40分移動距離 10.9キロ標高差 1,145m