地元の絵本作家さん「羽尻利門さん」。
ちょっと懐かしくて、郷愁をそそる、胸がキューンとなる、そんな絵をかく人です。
数年前のイベントで出会って、絵を見たときに「うわぁぁぁ。」とただただ感動して、それから何度もご一緒する機会があって、いろいろ話をすればするほど、なんて魅力的な人なんだろうとますます好きになりました。
2児のパパさんでもある羽尻さん、子どもの絵がまたよいんです。
出会ったのは3年くらい前なのですが、この3年間にあれよあれよと売れっ子になってしまいました。
つい最近出た「夏が来た」は、厳選された言葉が絵を引き立たせてくれていて、とってもステキ。
原画を見ると、あまりの描写の細かさに震えがくるほどです。
小さいころからこんなに絵がかけたのかなーと思って聞いてみました。
「羽尻さんて、小さいころはどんな絵を描いてたんですか?」
「ドラゴンボールの絵ばかり描いてました。」
おっと~!智といっしょやん。
ああ、そういえば世代も一緒だわ。
描写の細かい絵を描く人って、鳥山明さんの絵を語らせたら止まりません。
「夏がきた」 羽尻利門
あ~~~~、夏が来たぜ~~~~!
ムキャー!
ってなりました。
PSの「ぼくのなつやすみ」を思い出します。
夏ってさー、めっちゃ楽しみだけど、終わった時のさびしさも同時に感じちゃって切なくもなるじゃない。
そんな夏が画面から伝わってくるんだよなー。
この絵本の解説をすみずみまで羽尻さんにしてもらいたい。