岩崎雄大の、のぞき穴。-IMG_6807.jpg

ブログ、住処、諸々、
引越しが終わりまして。

ということで、
年末のドタバタを経て、
漸く都内への引越しも済み、
昨年の回顧と今年の目標立てと相なりました。
まだちょっと新生活が
バタバタしてますが^^;


まず、
昨年も変わらず応援してくれていた
友人たちに、この場を借りて
お礼を言わせていただきます。

どれだけ支えになっていたかは
筆舌に尽くせません。

心から、ありがとうございますm(_ _)m


昨年は、
例年に倣って波瀾の一年でした…

先を見据えたビジョンを立てて
思い切りを付けたことが、
外部要因による大幅な
環境の変化により二転三転し、

まず、
自分に出来得る様々なことの中から、
演劇の道を続けるかどうかから、
続けるに辺りどう持続するか、
そのために今何をするべきか、
散々悩み抜いたあげく、

最大限出来る限りのことを、
夏に所属を決めた劇団、
ピーチャム・カンパニーでやろう、
という結論に辿り着きました。

それは、やはり自分は演劇が好きだということ、
そして自分にしか出来ない役割があり、
それを実現していくイメージが出来たこと、
そして10月11月の舞台を経て、
役者として一つ殻を破れそうな
胎動のようなものが、
実感出来たことに起因しています。

★劇団としては、
ピーチャム・カンパニーという
無名のベンチャー集団を
社会の中で必要な
個性的なブランドに育てる事。

この仲間で集まって、
社会に向けて演劇という媒体を使って
メッセージを発信する意義。
個々の持っている
魅力的に成り得る個性。

そこをちゃんと捉えて、
共有して、現実社会に落とし込む。

その方法を具体化すること。

★俳優としては、
自分の特性をちゃんと芝居に繋げて、
固有な商品価値がある俳優に成る事。

★芝居に関しては年末に、
11月の神田時来組の舞台に出させていただき、
12月にn-systemという
まだ余り知られていない
ワークショップに参加してみて、
新しく腑に落ちた、
体に落とし込めそうな
大きなキーポイントは四つ。

1. 役作りは予習、
稽古から先はSHOW。
人との交流の場では、その人とのやりとりであったり、そこで起きていること、というのが大事。例えばデートプランを綿密に練って来て、デートしてる最中も相手の反応だったり二人で共有している空間を無視して今日立てた予定を守ることだけに固執してたら、楽しくないですよね?

2. 表現したい事がある時は、
その逆を強く表現するという選択肢を持つこと。
一人の人のことが特別に好きだと分かってもらうためには、周りと差を付けなきゃいけない、みたいな。

3. 説明し過ぎることを、
恥じる気持ちをいつか持つ。
好きだと言葉にしまくらなくても、気持ちは伝わる。

4. 自分からはみ出す為には、
全身全霊で人を立てる。
自分からしないようなことでも、相手に合わせて乗っかってみたり、誰かと真剣に向き合って何かを本気で伝えようとする時に、普段の自分を少しはみ出すことが出来る。

…なんか、
全部恋愛っぽいことに
当てはめてしまいましたけど。

芝居の話です^^;

言葉にするとアタリマエ、だし、知ってたこと、
ではあるのですが、
自分の中で、一つ深いところに
落とし込めたんです。

それが次の三月の公演でも
いい形で創作活動に
繋げられればいいかな、と。


そんな、2011年。
今日、浅草寺で引いたお神籤は、
三年連続の凶でしたが^^;
それもある種強運か^^;
我武者羅、という所を越えて、
役者としても人としても、

人の魅力的な所を魅力的に魅せる、
「岩崎雄大の役割」というものを
謙虚に精一杯果たそうと、思います。

こんな私ですが、
本年も、変わらず御支援、お引き立ての程、
何卒宜しくお願い致します。

HAPPINESS is only real when shared,
Let's make it a happy year together!!

2011.01
◆岩崎 雄大◆