「そのジャンル内で表現出来るすべてをみせてくれ、+α までやり遂げたような」ってユチョンは絶賛していました。
この前、たまたまハン・ジミンさんのインタビューを読んでいたら、「アバウトタイム」のようなメッセージ性のある映画が良いってジミンちゃんも言ってました。彼女も大の映画好きらしく、上映中のものはほとんど全部観るそうです。そんなところも、ユチョンと話が合うから、オクセジャ後も仲良しなのかなって思いました。
私は映画を見に行くとき、平日のレイトショーが一番多いんです。サービス業なので、土日はなかなか時間が取れないというのもあって。平日のレイトショーって時にはほんとーーーーにガラガラで、今まで2回貸切状態でしたw 超立派なホームシアター状態wwww でもねーなんか残念なんですよね。レンタルビデオは便利だし、ネット視聴は手軽ですけど、映画館で観る良さって絶対にあると思うんです。もったいないなあって思ったりします。
「アバウトタイム」を上映しているのは、ユチョンの「スリーデイズ劇場版」を上映してくれるTOHOシネマ。もしムビチケを劇場に買いに行くのなら、ちょっと時間に余裕のあるときにして、そのついでに観てみてはいかがでしょ?
私は先日ムビチケ買ってきたんですが、そのときは時間が合わずに「アバウトタイム」観られなかったんですけどね。
で、今回の「アバウトタイム」の上映、TOHOシネマの中のプレミアスクリーンっていう部屋だったんですけども、私初めて入りましたw なんかゴージャス仕様でちょっと笑ったwww あんまり意味ない感じのお部屋とかついててwww シャンデリアとかあるしww でもシートがふかふかで広くて、席と席の間にテーブルがあるのはすごく良い♥
そして映画の感想を。
私、どーしてもネタばれ無しで書くのが苦手でTT
これから予備知識無しに観たい方は、読まずにおいてくださいね。
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この映画、ジャンルで言うとSFラブストーリーってなってましたが、そんなに単純に分けられる映画じゃなかったっすね・・・・!確かにSFっていうには設定的にちょっと無理というか、整合性が無い部分がごっそりありますがw でもそこに脚本の真意があるわけじゃなく、言いたいのはそこじゃないってことだなーと思っています。だからSFといわずに、「ラブストーリー」で「家族のものがたり」だと思いました。
主人公の一家の男性は、なぜかタイムスリップする能力を持っているという設定。21歳になると父親が息子にそのことを伝えるという、かなりぶっ飛んだ設定w そして主人公ティムは彼女をゲットするべく、その力を使うというwww その過程がなんとも面白くて、劇場内で何回もクスクスと笑い声が出る感じw そして最終的にティムの愛する人となるメアリーがめっちゃキュートなんですわ!!!!!もうねーファッションとかヘアスタイルとか、とにかく可愛い!!!笑顔がめっちゃ可愛い!!!!
そしてティムの家族がまたいいんだなあこれが( ;∀;)
お父さん役のビル・ナイがもー最高にいい!( ;∀;)
そしておじさんがまた良いんだー!きちんとした格好で過ごすイギリス紳士w でも天然wwwww
あと、ティムの家族が暮らす海辺の家がものすごーーーーーーーーく素敵なんだなこれが!ああこんな家に住みたいーーー!って思うよ~。「金曜の夜には必ず映画」ってのがおかしかったw お外で家の白い壁に映写機で映画を映して家族みんなで見るんですけども、雨が降っても傘さしてまでも必ず観るのwww この決め事どおり!ってのがなんかイギリスっぽくて面白かったw
結局ティムは自分のため、人のため、過去と現在をさんざん行き来するんですが、最終的には、そんなことで幸せが掴めるわけじゃないって悟るんですね。お父さんが最後に幸せになる秘訣として、毎日を普通に過ごし、でも同じ日を同じように2回づつ生きてみろって言うんです。そうすると、最初の日には気付かなかったこと、見えなかったことが見えてくるというわけです。私はここの同じ日を2回繰り返してみるシーンが好きだったなあ。お店の店員さんからものを買うときにも、笑顔でありがとうって言うと店員さんも笑顔で返してくれる。そうすると相手も自分も幸せな気持ちになれる。こういうのってあるでしょう?仏頂面でいる人に笑顔は返せないよね・・・・。
そしてお父さんとティムの最後のお散歩・・・・・・・・TT
かなうならもう一度、もう一度だけでいいからこんな風に、ティムみたいに、お父さんに会いたいんだろうなあ、ユチョン・・・・・・そう思うと、かなり胸が詰まりました・・・・・・・・TT
不幸な面、不遇な面ばかりを探して生きていると、本当は幸せを持っているのにそれに気付けない。持っていないものばかり語っていると、自分の持っているものを忘れてしまう。もちろん本当に苦難に現在立ち向かっている人は別ですけど、普通に食べていけて、家族がいて、仕事があって、友達がいて・・・そんな毎日を送れていることって幸せなんだなあ本当はって改めて思いました。そのうえ、ユチョンユチョン♥って言って毎日過ごせてる私は、かなり幸せ者ですwwww
たった一度の毎日、その毎日を幸せに大事に生きる、それが幸せの秘訣なんだなあって、わかっているようで普段は見失うことを教えてもらうような映画でした。ユチョンがこの映画のことを話したのは、映画としての良さだけじゃないと思います。毎日の小さい幸せ、それ以上に大事なものなんてあるの?って問いかけられてるような。最近ユチョンはいつも幸せだって言いますよね。ユチョンが「どう幸せに生きたいか」がこの映画を観ると少しわかるような気がするんです。
ユチョンがJYJの活動は3人で受け取るクリスマスプレゼントみたいだって言いましたよね。そのことで、一部の人は「もっと真剣に仕事しろ」とか「待っているファンのためにもっと真剣に向き合え」とか言っていましたが、それは「たまにもらえるお互いへのご褒美でいい」みたいな意味と受け取るようなものじゃないと思います。「30」の歌詞にあるように、「友達と焼酎を飲みながらくだらないお喋りをする」ことや「目覚めたときに感じるキッチンからのテンジャンチゲの香り」とか「家族との朝の挨拶」とか「ジュンスのうきゃんうきゃんって笑い声」とかw 「それを見ているジェジュンの優しい笑顔」とか・・・・そういう小さい毎日の幸せの中にやってくる、特別な幸せ、そういう意味で「クリスマスプレゼント」って言ったんだなーと私は解釈しています。ライブでのユチョンが、あんなにニコニコ楽しそうな理由、わかった気がします。
そして今っていう時間を、その時その時大事にしているということも、「今日この短い時間を一緒に過ごしたみなさんに感謝する」っていうユチョンの言葉からうかがえます。前回の記事の手相のことについての部分にも書きましたが、ユチョンは「人生を生きる上で大切な真理を掴んだ」のかもなあって・・・・。
それはまさにティムと同じように。