音楽大学ではない大学でも、社会人向けの生涯学習講座として音楽の講座を開いているところがあります。

おもしろい!そしてありがたい!

以前から興味があったのですが、なかなか決心がつかず。でもこのたび意を決して申し込んでみることに。

 

その講座の先生のお名前は以前から存じ上げておりました。有名な先生です。そんなすごい先生からレッスンを受けられるのか?

こういうところが社会人向け生涯学習講座の素晴らしいところですね。

 

申し込みの方法。

冊子体のパンフレットを郵送していただくやり方もあったのですが、いまどきパンフレットはPDFの形で公開されてもいるので、あえて紙のパンフレットでなくてもよかったので、PDFのパンフレットを熟読。

講座の申し込みはweb上にフォームがあるのではなく、振込用紙に必要事項を書いて所定の受講料を振り込んだらOKのようです。それで申し込み完了になるんだ、と、ちょっと意外(さらにメールで生涯学習センターに連絡も必要でした)。この辺りは大学によって違うとは思います。

 

しばらくすると大学から書類が送られてきます。なんか本格的。

 

そして迎えた初回受講の日。ワクワクドキドキ。

なんたって初めての日ですから。名前だけは存じ上げている有名な先生に対面で教えていただける。

どんな先生かな?

 

教室の前に着くとまだ前の方のレッスン中。しばらく待つことに。

やがて前の方のレッスンが終わって先生と受講生の方が出てこられました。

 

と。

ごあいさつもそこそこに、先生、前の受講生の方を私に紹介してくださる。「先輩の生徒さんの○○さんです」と。へ~え、ちょっと意外。

こうやって受講生同士をつなげてくださるのね、と。ということは、受講生が個々にバラバラに存在するのではなく、その先生の受講生という1つのグループみたいな考え方になるのか?

なんだかとてもいい雰囲気。

 

楽器のレッスンなので個人レッスンになります。

そしてレッスン時間は1コマが20分。これってたぶん、音大の副科レッスンがこのくらいの時間だったような(私は別に音大出身でもなんでもありません。聞いた話です)。

初級、中級に分かれていて(レベルは自己申告)、初級なら1コマ20分、中級なら2コマ40分です。受講料も変わってきます。

私はたいして弾けないので、そして今回受講するのも初めてなので様子見の意味もあって、とりあえず初級・20分で申し込みました。

 

ところがですね、20分ってあっという間なのです。

全然足りない。

私はたいして弾けないけど、まったくの初心者でもないため、多少は弾けます(弾ける、弾けない、どっちなんだ?!)。

ある程度は弾けるということに先生も気づかれたため、その場で40分にした方がいい、ということに。

私もその方がいいかな~とは思い始めていたものの、こういう講座って受講生が次々入っているのではないのか?私の時間を増やすということは、次の方にご迷惑がかかるのでは?と思ったり。そうしたら、どうもそこら辺は調整可能なようで。

それで私の受講時間を変更することになりました。

レッスンが終わり、先生は私をセンターに連れて行かれます。そして事務の方に何やら事情を話していました。

なんだかいろいろおもしろい。大学の生涯学習講座って。こういうものなのね、と。

ということで次回から40分のレッスンになる予定です。受講料、また収めないといけない。

 

楽器のレッスンなのである程度長期で継続することが望ましいようです。

講座は半期ごとの募集なのね。皆さん、毎期ごと申し込んで通年で受講されるそうです。

実は私、諸事情により通年で受講できるかがわからない。もともと、今回の半期のみ受講してみるつもりだったんですよね・・・

通年で受講できるかわからない、というのは主に時間的なものなので、大学の開講時間と合わないようであれば、もしかしたら先生の個人レッスンを受けるということもできるのかな、なんかそんな話もされていたな、まぁ、それはそれであとでちゃんと考えよう。

 

まだ講座は始まったばかり。

美しいキャンパス、個人教室にレッスンを受けに行くのとは異なる、大学の教室でレッスンを受けるという独特の雰囲気。

しばらく楽しみたいと思います。