2週間前はじめて、イランイランの精油を使って、アロマバスをしてみました。

ラベンダーを恐々つかっていたのに、今回は３−５滴を一気にいれてしまいました。

途端に広がるぶわっとした華やかでエキゾチックな香り。

南国、セクシー、女性らしい、エロい

な、なんだこれは〜〜って、

めちゃ濃厚で、ど迫力な香りです。

エッセンシャルオイルの家庭医学事典に、一番優しいオイルの１つだと書いてあったのですが、痒みがでないかドキドキ。

…大丈夫

使った実感としては、ラベンダーオイルよりもしっとり成分は少なく、さっぱりしている感じ。多量に使っても、髪の毛もべったりはしない。

家庭医学事典には「皮脂バランスをととのえる、特に脂性肌におすすめ」とあるので、おそらく余分な皮脂を適度に落としてくれるのでしょう。

４滴くらいいれると、入浴後も、肌に香りが残ります。

これにびっくり

寝る前にイランイランでアロマバスすると、贅沢な気分で眠りにつけます

デオドラント効果もあると書かれているのですが、こんなリッチな香りを漂わせていただら、体の臭さも誤魔化せるかも

（でも体臭は体調不良の表れなので、別のところでケアしてくださいね）

イランイランの話

イランイランの名前は、タガログ語（フィリピンの言語の一つ）で『花の中の花』に由来します。

最初はフィリピンで栽培され、1770年にレユニオン島に移され、現在ではマダガスカル、コモロ諸島が主体となって生産されています。

熱帯樹木で、２０メートルほどに成長する高木です。

東京だと、新宿より西側の調布（ちょうふ）という場所に、神代植物公園（じんだいしょくぶつえん）というところがあって、その温室でみられます。

ここは、香水に使われる植物や、チョコレートの香りがする変わり種のオーキッドも嗅げるのでおすすめです。

イランイランは黄色、ピンク、藤色の美しい花を咲かせるといわれますが、私が見たことがあるのは黄色だけ。

自分の中では、この香りは白い花のイメージなんですが、アロマの世界では、太陽とか黄色とかそういったイメージのようです。

咲いている花の香りはジャスミンに似ている？

イランイランの花は一年中咲いていますが、最も品質の良いエッセンシャルオイル（精油）は５月と６月で、夜明け前の精油量が最高と言われています。

早朝に摘み取るところはジャスミンに似ています。

そして、香気もジャスミンに似ているという話を聞いていたのですが、会社で扱っているような精油からはその特徴を感じたことはありませんでした。

実は、花の香気成分というのは繊細です。

水蒸気蒸留法という、高温がかかる方法で香りを壊さずに採取することが難しいので、ジャスミン・すみれなど多くの花の精油は、溶剤抽出法という比較的熱がかからない方法で抽出されます。

この場合は、オイルではなく、アブソリュートといいます。

そうであっても、咲いている花の香りを再現できているかというと、程遠い感じはあります。

イランイランの精油は花の中でも少数なのですが、多くは水蒸気蒸留法によって抽出されます。

ちなみに、ローズやネロリ（ビターオレンジの花の精油）も水蒸気蒸留の精油があります。

もちろん、イランイランにもアブソリュートがありますが、レアです。

咲いているイランイランの花の香りはおそらく濃厚で、ジャスミンの花や精油のように、芳醇（ほうじゅん）な甘さを持っているのでしょう。

ただし通常、咲いている花の香りをそのまま再現できている精油（エッセンシャルオイル）は、水蒸気蒸留でも溶剤抽出でも、全く存在しないと言えます。

最高級品よりも豊かな香り

いつもはお仕事では、イランイラン　エクストラ（Ykang-ylang Extra oil）を使っていました。

通常、イランイランは同じ原料を数回に渡って繰り返し水蒸気蒸留する、「分留」という方法で生産されます。最も品質の良い精油は、その第１回目の蒸留で得られるもので、「イランイラン・エクストラ」と呼ばれます。

エクストラというのは、イランイランオイルの中で一番高価でクリアな香りで、高級フレグランスに使用されます。

ドテラ（doTERRA）のイランイランオイルは、今まで嗅いできたエクストラ以上に、芳醇で濃厚で、豊かで、華やかなで官能的な香り。

ふくよかさが全く違う

本物の咲いている花の香りを嗅いでいるみたい。

もしくは１つの完成されたフローラルな香水を嗅いだときみたい。

まさしくジャスミンのような強烈な白い花のふくよかさに、オリエンタルがプラスされた香り。

シャネルNo.5やNo.19の、懐かしいフローラルな優しさが連想されました。

浴室に広がるぶわっと広がった香りに、ここ最近で一番、感動

また、ムエット（におい紙）につけると、いつも仕事の時にイランイランに感じていたシャープなスパイシーさよりもまず、フローラルな華やかさ・芳醇さ、官能的（センシュアル）な感じを受けます。

そしてミドルにぐいぐいくる花の甘さ、ボリューム感、後からくるスパイシーさ。

めちゃめちゃロングラスティング。

ラストには白いパウダリーなフローラル感とともに、ウッディー（木）の甘さを感じます。

３週間たった今でも、穏やかなバルサミックな甘さが、漂い続けています。

感動を友達にも

古くから催淫作用があるとされてきた、という意味を実感。

そのエロさに感動して、同じ業界の友達にも伝えました

今度、家に嗅ぎにきます（笑）。

この香りには、心に働きかけて、怒りや緊張をほぐし、リラックスさせてくれる作用があるとも言われます。

ホルモンバランスのみだれから生じる、肌荒れやPMS（月経前症候群）、更年期の症状の緩和。

肌には、血行促進や脱毛予防、頭皮の強壮、育毛にも効果があるという報告が

え、すごくないですか？

４０代以降の悩みは、女性であっても、薄毛と白髪。

とりあえず、使い続けてみましょう。

実は髪の毛が……

実はラベンダーオイルを皮切りに、イランイランオイルなどの精油でアロマバスをし始めてから、そこまで髪の毛が床に落ちなくなったんですよね。

あと、普段は湯シャンで、数日おきにシャンプーするんですが、その時にごっそり毛が抜けてたんです。

その量が減ったことだけはご報告しておきます

ただし、食べ物でも野菜でも、毎日同じものを食べ続けるとアレルギーが起こるとわれます。

精油も同じものを使い続けるのではなく、少しずつ変えながら試してみてくださいね。

あと、とっても女性らしい香りなので、ビジネスの場にはつけすぎないようにお気をつけください

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ドテラ（doTERRA）のイランイランがエロすぎる話