(長文です。)
今日、さっちゃんの担任の先生からお話がありました。
もともと口数は少ないが、ここ1週間ほど、幼稚園で一言も話していない。先生が話しかけても反応が少ない(ぼーっとしている?無視している?)と。
お友達とニコニコと遊んでいる時はあるが、基本自分から動かない、しゃべらない。と。
…
…
…
え?
ドキっとしました。
なぜなら、さっちゃんは幼稚園から帰ってきてから、爆発的にずーっと喋り続けていて。
特に幼稚園ごっこをして、本当に楽しそうに、先生やお友達とのおしゃべり、やりとりを、ひととおりやるんです。本当に、楽しそうに…。
つまり、この幼稚園ごっこ、さっちゃんの普段の幼稚園での様子ではなくて。
完全に空想。というか。さっちゃんの理想なのでしょうか。
本当は大好きな先生やお友達と、こんな風に幼稚園で過ごしたいと思いながら、
本当は緊張で動けず、喋れず、苦しんでいたんだなあと思うと涙が止まりませんでした。
実はさっちゃん、1年前に保育園でも同じようなことを言われました。
声を聞いたことがない、目を合わせない、話しかけても、聞こえているのかいないのか反応しないことがあると。
もちろん家族や、保育園以外の場所でお友達とコミュニケーションとることは全く問題なく(むしろ早い方だった)、
検診で相談してみると、もしかしたら場面緘黙、場面緘動かもね。と言われ様子を見ていたんです。
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【場面緘黙症】とは✍
言葉を話す能力は正常であるにもかかわらず、学校などのある特定の状況で声を出したり話したりすることができない状態。
体が思うように動かせない緘動(かんどう)という状態になることも。
声の出しにくさ、話しづらさは、場所やそこにいる人、活動内容によって違ってくる。
原因については、不安になりやすい生まれつきの気質がベースとしてあり、そこに複合的な要因が影響していると考えられている。
これまでは、「場面緘黙は大人になれば治るもの」と考えられてきたが、そのままにした場合、うつ的症状や不登校へとつながるケースも見られ早い時期からの適切な対処が必要。
場面緘黙は、恥ずかしがり屋のひどい状態であるとも言えるが、場面緘黙が恥ずかしがり屋と大きく異なる点は、症状が強く長期に渡って続くこと、そのために子どもが持っている様々な能力を十分に発揮できないこと。
喋ることができても小声だったり、答えるまでに時間を要したり、特定の相手とだけ話したりする状態の場合も、場面緘黙としてとらえて支援することが有効。
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恥ずかしがり屋のひどい状態。
ぴったい当てはまりますᐠ( ᐝ̱ )ᐟ
例えばさっちゃんの場合、知らない人に急に話しかけられたりすると固まって一歩も動けなくなるし、
昨日行った支援センターでは、一緒に遊びたい初対面のお友達にニコニコキャッキャついて回っているけど、自分から声はかけない。話しかけられたら、誰にも聞こえないようなすごーく小さな声で答えている。
もちろん慣れたお友達とはペラペラしゃべっていたり、場面場面で違います。
実は実は……
私も幼稚園時代に緘黙でした。
おしゃべりさんだったけれど、幼稚園で特定の先生の前で声を出せなかったらしいです。その先生は大好きだったのに、緊張してしまうのか、本当に不思議。
学生時代も手を挙げたりできないし、先生に当てられたりしたら心臓バクバク汗ダラダラ。極度のあがり症でした。
さっちゃん私に似たんだろうな~~~
話それた。
結局、保育園では半年かけてやっと挨拶できるようになり、1年かかってやーっと先生と楽しくおしゃべりできるように。
去年の春から通い始めた支援センターの先生とも、やっと最近、挨拶したり、会話したりできるようになったくらいだし、
時間をかければきっと大丈夫だと思うんだけどなぁ。
とにかくこの状態があんまり長く続かないように…何か良いきっかけがあると良いんだけど。
とりあえず先生にお手紙を書いて、ちょっと様子見。
さっちゃんにはプレッシャーにならないように、何も言いません。。。ゆっくりゆっくりがんばろう♥︎
