スケートボード・デッキのリシェイプの手引きです。
デッキをシェイプしてクルージングボードつくります。
今回は4SFの小室君のデッキを提供していただけたので新品をカットしますが普段は使い終わったデッキで作っています。
このデッキは4SFのオーナーCB君ことチビドラ君のお店、原宿のヘッシュドグスに納品する予定?です。
●1、型紙の製作
用意するモノ:型紙になる紙、マジック、ハサミ

まず型紙を作ります。
型紙はスケートボードデッキより大きければ問題ありません。
僕は新聞紙を使っています。
奇麗に2つ折にして折り目をマジックなどで線を付けて中心を判るようにします。

2つ折した型紙にシェイプするラインを書き込みます。

折り目が型紙の中心になるように!
この段階でデッキのカタチがほぼ決まるので納得のいくまで型紙を作った方が良いですよー

シェイプするラインをハサミでカットします。

デッキの上に乗せてみて雰囲気を見たりしつつ納得のいくカタチを切り出して下さい。
ここまで来たら型紙は完成です。
●2、デッキに型紙の型を写す
用意するモノ:マジック、鉛筆、定規、テープ、型紙
ここではまずデッキの中心を書き出します。
この中心線に型紙を合わせシェイプするラインを書き出すので、中心線がズレていると左右不均等なデッキになるので正確に書き出して下さい。

まずトラックを止めるビス穴の中心を定規で測り、中心を書き込みます。
ノーズ側とテール側共に中心を出します。

先に印をつけたノーズ側のビス穴の中心とテール側のビス穴の中心を定規で合わせ、デッキに中心線を書き込んでいきます。
この場合はデッキのグラフィックはそのままにしたいので鉛筆で線を引きました。

ノーズとテールの中心を書き込んだ感じ。
このデッキの中心線に型紙の中心を合わせ、ズレない様にテープでしっかりと固定します。

しっかりと固定出来たら、型紙のフチをマジックでなぞってデッキにシェイプするラインを写します。

デッキにラインが書き込まれた感じ。
●3、デッキをカットする
用意するモノ:ジグソー、デッキを切る為の台、失敗しない気合い

ジグソーでラインの外側をカットします。
マジックで書かれたラインの内側がシェイプするラインになるので、ラインの内側に入らない様にカットしていって下さい。

結構大雑把で大丈夫です。
絶対にラインの内側にジグソーの刃を入れないのがポイントです。
ゆっくりとカットしていくと失敗しないと思いますよ!
●4、デッキに書き写したマジックのラインを削り出す
用意するモノ:カンナヤスリ、木工用ヤスリ、削り出す気合い
あれば便利なモノ:サンダー、ベルトサンダーなど

画像の黄色いカンナヤスリでデッキに書き写したラインまで奇麗に削っていきます。
この時のラインの削り出しのラインが仕上がりを左右するのでラインに沿って奇麗に削りましょう。

上の画像は別のデッキですがこんな感じでカットした側面のねじれなどをここで修正しておきます。

この段階ではデッキのフチを丸くする事なく、デッキの裏と表のラインが同じになる様なイメージで削っていきましょー!!

絞りを入れたりする為のカンナヤスリの種類はこんな感じです。
一番奥の平面状のカンナヤスリは便利なので必須な感じでオススメです。
サンダーはあると作業時間が短縮されます。
ここではとにかくラインを奇麗に削るだけです。
●5、仕上げ
用意するモノ:木工ヤスリ(網状のヤスリがベスト)、サンドペーパー&固定するハンドル、使い終わったデッキから剥がしたデッキテープなどの仕上げのRを奇麗に削りだせるヤスリ的なモノ
有ると便利なモノ:サンダー、ベルトサンダーなど

上の画像のデッキの右側にあるヤスリでフチを丸くしていきます。
フチは新品のデッキの丸い感じで!
合板の1枚目と2枚目くらいが上から見た時に見える感じをフチ全体で揃える感じがベストです。
裏表ともに同じ感じが普通ですね。
(余談ですが、Steve Olson師匠のデッキはデッキの下側になる部分だけが丸かったりしますね!
まるで船のような印象です。その昔レスター・カサイのデッキもそんな感じだった記憶があります。)

画像では判りにくいですが丸くなっている感じです。
完成したクルーズボード

裏側からみた感じ

表側から見た感じ。
デッキにはコンケーブがあるので型紙の印象と若干見え方が違ったりしますね♪
これでシェイピングの作業は終わりです☆
デッキテープを貼り、ソフト・ウィールで街へGO!!!てな感じでプッシュやオーリーを愉しみましょう!

シェイプされ残ったデッキの残骸。
いつもシェイプさせていただいている僕の先生でもある、吉川工房の主、組長ことよっちゃんがデッキの元板からマニアックなシェイプのデッキを切り出しています。

お世話になってます。
いつもありがとう!
リスペクト!! 4SF&吉川工房