レポの前に、まずはこちらをお読みください。
【ご注意】
・この333ライブレポは、メモなどせず記憶のみに頼って作成しております。よって、例えばライブ内での発言内容、その発言者、そのタイミングなど、間違いがある可能性があります。
あくまで「このようなニュアンスだった」という風にお楽しみいただければ、と思います。
・ライブ内容に関して、お笑いナタリーなどで公開されていない部分(各トリオネタ、シャッフルネタ、コーナー内容の細かい内容など)のネタバレが多数含まれますので、ご注意ください。
・なるべく9人やライブ内容について客観的に、満遍なくレポをしたつもりですが、一部作者の主観が入っている場合があります。あらかじめご了承ください。
・本レポートは大変長文となっております。ご注意ください。
・あまりにあからさまな間違いが見つかった場合には、確認後、訂正する場合があります。間違いはツイッターにてお知らせいただければ幸いです。
・その他何かございましたら、ツイッターにコメントをお寄せください。(本ブログは今後の更新予定は未定となっております)
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【トリオさんDVD発売記念 8.9伝説の2000人ライブ in渋谷C.C.lemonホール ライブレポート】
2011/8/9
出演者
ジューシーズ 赤羽健一/児玉智洋/松橋周太呂
パンサー 菅良太郎/向井慧/尾形貴弘
ジャングルポケット 武山浩三/太田博久/斉藤慎二
以下、出演者呼称はトリオ名または個人名字、敬称略。
~開場前~
12:30、物販開始。伝説ライブは静かにカウントダウンを始めた。既にリリースされた商品以外に、生成り地に各トリオカラーで番組ロゴをプリントしたトートバッグが新登場していた。トリオカラーのシュシュつき。
開場外にずらりと並んだ人、人、人…。興奮をはらんだ2000人の熱気が、じりじりと照りつける夏の昼下がりをさらにアツくする。開場は15分遅れ。長沢さんや阿部さんなど、コアなファンの間では既によく知られた「えらいおとなたち」も多数散見。
~開演前~
インカムをつける藤城Pなど、コアなファンにはたまらない場面も見受けられつつ、入場が開始。なぜか急に流れ出す333ライズに会場とまどいながらも、コール練習。既に一体感満載。そして斉藤のパートでなぜか漏れる笑い。これが2回、3回と続くのだった。
~オープニングVTR~
2010年10月13日ー。
会場の照明が落ち、スクリーンに映し出された、ファンなら忘れもしないトリオさん放送開始の告知日。このテロップで遂にトリオさん伝説の2000人ライブは幕を開けた。今までのおなじみの番組映像に、なぜか英語と和訳のテロップ。メンバー紹介では歓声の量におのおのやや偏りが見受けられた。VTR終了後、大喝采の中トリオさんメンバーが満を持して登場。カラフルなトリオさんTシャツがスポットライトに眩しく照り映える。
「さあ始まりましたトリオさん伝説の2000人ライブ!」当然仕切りは向井。一階席から二階席まで、眩しそうに見上げながら手を振る9人は誇らしげだ。「でも皆さん、メンバー紹介の時の歓声は嘘でも均一にしてくださいね。向井さんのときウワァァァー!ってなってたのに、武山のときはうわぁー…って」といきなり会場を沸かせる太田。赤羽が「嬉しいですね!SHIBUYA~!」と呼びかけると、児玉が「最近赤羽は、ラッパー気取りなんですよ」と、333ライズに絡めた一場面も。武山は「二階席の後ろまで見たいなー、でも見えないんですけどね」とお馴染みの天然ぶりを炸裂させ、太田「後ろのほう、米粒ぐらいにしか見えない」斉藤「僕はみんなの顔見えてるよ!」とジャンポケらしいやりとりも。すると突如「僕!提案があります!」と尾形、相変わらず入りがヘタクソ!と周囲から総突っ込み。尾形「コール&レスポンやろう!」8人「レスポン『ス』だよ!」
ここで会場を3ブロックに分け、コール&レスポンス。
まずはジャンポケ。
太田「じゃあ僕らが『ジャンポケー!』といいますから皆さんで『向井より好きー!』で」
向井「個人攻撃やめて!」
結局それはやめ、太田「じゃあ『ジャンポケー!』で『売れるー!』にしましょう」。
続いてパンサー。ちょっとこのブロック人数少なめで不安、と向井。
尾形「じゃあ僕決めます!僕らが『パンサー!』って言ったら皆さんで『サンキューベリーマッチョ!』で!」
なぜかみんな思い思いのサンキューベリーマッチョしてください、という謎の指示も。
最後にジューシーズ。
松橋「じゃあ僕らが『ジューシーズ!』と言ったら皆さんで『デブいらなーい!』で」
赤羽「デブいらないひどいよ!なんで最初俺だけへこまないといけないの」。
松橋と児玉も、「とにかく要らない!」「絶対に!」など調子に乗ってかぶせを連発。しかし結局『ジューシーズ!』『だまベイビー!』に。さっきまで赤羽いらないノリに楽しそうにしていた児玉が一転、大焦り。
最後に、ジャンポケ「トリオさんDVD発売記念!」パンサー「伝説の2000人ライブ!」ジューシーズ「inC.C.lemonホール!」会場「スタート!」のコール&レスポンスを行うことに。太田が「ト、ト、ト」とフライングして武山・斉藤に突っ込まれる小ボケがあったり、児玉が一回目で噛んで攻められる一幕もあったが、二回目で見事決まり、いよいよライブ本編開始。
~中VTR~
今回のライブのラインナップ。
各トリオ ネタ披露
333ライズ曲披露
シャッフルトリオ ネタ披露
禁断の本音トーク!王様ゲーム
光GENJI完全コピー ガラスの十代
~各トリオ ネタ披露~
※ネタ題名は勝手に考案。
トップバッターはジャングルポケット、ネタは「試合後のバスケ部員」。かわいそうなバスケ部員を斉藤がキュートに(?)好演。太田が胸板でバスケットボールをはじき返したり、ネタの肝である太田・武山のパス回しも見事に決まっていた。熱さ爆発のジャンポケの代表作を熱演。
続いてパンサー、ネタは「好きなのは誰?」。向井の戸惑った顔の光るコント。菅と尾形の掛け合いもよくはまっていた。途中の尾形が携帯を見るくだりは、二人が菅にいたずらを仕掛けて電話をすると、尾形のときはただの着信音なのに、向井のときはドリカムが鳴るという、より自然な流れに変更されていた。オチも菅・尾形両者が向井に告白する、というものに変わっていた。
最後にジューシーズ。ネタは「社長室にて」。子供姿の松橋が見えた途端、会場から歓声が。松橋のやりたい放題具合も、赤羽のそり込みにそってミニカーを走らせる、児玉の口に大量のポッキーを突っ込む(そして児玉はなぜか一旦口に入れた残りのポッキーをポケットへ)など大爆発。
~333ライズ曲披露~
後方からの強いライトで三人のシルエットが浮かびあがり、会場のボルテージは一気に最高潮に。衣装もヘアメイクもかっこいいのに、何故かちょっとゆるダサな振り付けに、手拍子と共に笑いも起こる。向井から斉藤へのボーカルチェンジの際はハイタッチ。そして向井パートまでは普通の手拍子だったのが、斉藤パートでPPPHに。しかし曲にやたらとはまっていた。三人のローテーションもきれいに決まった。赤羽のラップパートはまさに独壇場、照明もライブハウス風に。才能を突如開花させ、今回大抜擢の赤羽だが、デブキャラであるが故か踊っている最中にズボンが何度かずり落ちてしまった。そのため向井と斉藤が気を取られ、会場もずり落ちる度大ウケであった。会場の各トリオ名の掛け声も相まって、大いに盛り上がりを見せた。
~シャッフルトリオ ネタ披露~
一番手はジューシーズ松橋、パンサー尾形、ジャングルポケット斉藤トリオ。ネタ設定は「ファミレス」。
渋谷にファミレスの新店舗をオープンさせたちょっとウザイ社長役を斉藤が怪演、「ホコリ!」など喋る台詞の度に巻き起こる笑いは流石であった。その新店舗の店員役が松橋と尾形。社長の不在中にドリンクバーやレジを移動させたり、椅子をひっ散らかしたりやりたい放題。松橋・尾形「メロンソーダ飲んで、コカコーラ飲んで、小銭飲んで、美味しいなあー!」「チーターはこう、おがちんはこう!」など尾形のギャグを取り入れつつ、松橋と尾形が舞台狭しとコミカルに動き回り、松橋らしいジューシーズ的ゆるぐだコント空間を作り出した。
後半は小道具を使い、斉藤も加わって暑苦しくボケ、松橋の宣言通り三人でボケ倒す展開に。自転車に乗る斉藤など、ジューシーズの本ネタへのオマージュも見受けられた。
二番手はジューシーズ赤羽、パンサー菅、ジャングルポケット武山トリオ。ネタ設定は「銀行強盗」。
ネタ冒頭に「33番でお待ちのお客様、どうぞ」と333に絡めたちょっとした遊び心が。強盗に入る作戦を立てていた赤羽・武山が番号札を取った瞬間、銀行中に響きわたるファンファーレ。なんと10万人目の客だという。そこから「強盗だ!」「あ、後藤様でございますね」というやり取り、「ますぞえくん」という気味の悪いマスコットキャラクターグッズプレゼントなど、菅と武山の繰り広げる軽妙なボケに赤羽が小気味よく突っ込んでいく。
赤羽は必死で銀行強盗を決行しようとするも自分こそが10万人目だと主張しようとやっきになっていると武山・菅に誤解され、見かねた菅が急に「大人げない!」とマジ切れ。眼鏡をかけた生真面目そうな風貌が上手くフリとして効いていた。最後は赤羽が「当銀行1人目の強盗」と言われテンションが上がり、ボケに回る裏切りの展開を見せた。
トリはジューシーズ児玉、パンサー向井、ジャングルポケット太田トリオ。ネタ設定は「漫才」。
登場してマイク前に立つや否や、児玉と太田が「当然のように向井がセンターなのはおかしい」「自分たちはそれぞれのトリオではセンターだ」という言いがかりを付け出し、まずは三人で向井を先頭に縦一列に並んで漫才をすることに。
しかしボケの仕方に向井が不満を呈し、今度は実力でセンターを取ったものがセンターをすることになり、一旦はけ、再び出囃子。その途端案の定袖でもみ合いが勃発。突然太田が向井を股から持ち上げ頭上でぐるぐる回転、それに恐れをなした児玉はセンターを太田に譲るのだった。
今度は暴力なし、手を使っちゃダメと決めて再度はけるも今度は児玉を太田が胸板で蹴散らし、その後は向井がセンターマイクを勝手に移動させたり、児玉が二本目のマイクを持ち出したり、挙げ句の果てには太田がモップをマイク代わりにし出したりして、てんやわんや。そこで児玉が二人を一喝、ようやく反省した二人が児玉をセンターに推し漫才が始まるが、進行の下手な児玉に向井が突っ込んでオチ、となった。
~コーナー 禁断の本音トーク!王様ゲーム~
ここで一旦コーナー。向井の仕切りのもと、大反響企画「お酒を飲んで本音を語ろう」をお酒なしでやってみよう、というゲーム&トークコーナーが始まる…はずだった。
しかしここで、「皆さんどうも!」という番組ファンにはお馴染みの声と共に、「準レギュラー」を自負する大西アナウンサーが突如登場。「この流れ聞いてない!」「知らない!」「ちゃんとコーナー仕切れってカンペに書いてある!」などとどよめく9人。「実は今回、このコーナーはやりません!」と大西アナ。うわー来たよ来たよ、これがトリオさんだよ!と9人大騒ぎ。
大西「とりあえず皆さん、騒がないで聞いてくださいね。これから、番組への愛とトリオの絆を検証したいと思います」。なにそれ!と口々に騒ぐ9人。「皆さん、番組への愛はありますか?」と大西アナ、「もちろん!」と9人だが、「でもあれほど、あれほど言ったのに番組を最初に裏切った方がいらっしゃいましたね。未だにスタッフ、それを根に持っています」と大西アナ、その瞬間スクリーンには向井と尾形の顔が。
向井「しつけえー!」
ここで番組への愛とトリオの絆を確認するあるVTRを見てもらう、とのこと。あからさまに動揺する3組だが、縁者のためにマンパワーでモニターを掲げるスタッフに太田が一言「そんな魁!男塾みたいなことしなくていいですよ」。
モニターに映し出されたその内容は、「トリオさんシーズン2スタート、番組の時間帯を昇格させると伝える」「それにあたって1トリオ脱落させ、代わりにあやまんJAPANを入れることを告げる」「各トリオには藤城Pから『君たちは残したい』と告げ、一緒に番組をする残り一組にどちらを選ぶのかを聞く」というかなりエグい内容のどっきり。「番組昇格」が嘘だと分かった瞬間、「うわー嘘だー!」「どっきりだったのかー!ちくしょー!騙された」と大騒ぎする一同。肩を落とす者あり、ショックで歩き回る者あり。早速検証VTRを各トリオ毎に見ることに。
まずはパンサー。番組時間帯の昇格に驚く三人だが、あやまんJAPANの加入を告げた瞬間揃って表情が曇る。菅にいたってはすっかり硬直してしまう始末。パンサーは残したい、という藤城Pの言葉にも顔は晴れず。
どちらのトリオを選ぶのか?という問いについては、「甘えかもしれないけど、仲良しだからとかではなくて三組でやっていきたい」と向井。その後も「ジューシーズは三人ともボケ気質で仕切りやすいし、ジャングルポケットはどこからでもボケられる」(ここで「武山君もね」となぜか突然個人名をぶっ込んだ藤城Pに、出演者&会場爆笑)などと良いコメント連発に、会場も賞賛の拍手を送りまくる。
菅も自らが前コンビ解散後、ジューシーズの単独ライブ出演のみは続けていたエピソードを話し、更に三組の絆を強調。そんな中「女が突然加入されても…トリオさんは男の番組なので」とちょっとずれた発言をする尾形にも「今女とか男とか関係ない」と向井が的確に突っ込み。番組への愛とトリオの絆を十分に見せたパンサーであった。
VTR終了後、「俺たちそんなにどこからでもボケられますか」と得意げな太田。やめなさい!という斉藤も嬉しそう。そんな中「俺だけ個人名呼ばれて、びびっちゃった」と一人びびる武山であった。
続いてジャングルポケット。番組時間帯昇格を知らされ、武山が一言「来たぁ」。素直に喜ぶ三人。しかしあやまんJAPANの加入、さらに一組脱落を聞かされて一気に「え?」と戸惑うジャンポケ。
武山は「テレビですからね、何が起こるか分からない」「部屋のポスターはがさなきゃいけない」と相変わらずの天然を炸裂させるが、太田と斉藤の表情は浮かない。あやまんJAPANと現メンバー三組の写真を目の前に置かれ、とっかえひっかえしつつも、斉藤はどこか不満そうな顔。「尾形さんはあやまんJAPANに一番近い」と素のコメントも言いつつ、「向井さんや菅さんのキャラクターは必要」「ジューシーズ感っていうのがある」と太田。「なれ合いではなくて、やっぱり三組でやった方が面白い」と語りだす斉藤の目にはまさかの涙が。その後も熱く語る斉藤に、会場拍手喝采。
VTR後、「僕の大号泣したくだりはカットですか?」とボケ、「斉藤が泣いてたのは外反母趾が痛かったからです」とさりげないフォローを見せる太田に、「そうそう」と照れくさそうに乗る斉藤。コント通りの熱さを見せたジャンポケであったが、あやまんJAPANと似ていると言われた尾形だけは不満そうだった。
いいコメント続出に絆を深めあうパンサーとジャングルポケット。そんな中残るVTRはジューシーズだが、「さっきの二組と全く内容なので、流さなくていいです」と言う松橋に、一気に不穏な空気が漂い始める。最初に番組時間帯の昇格を告げられるも、いまいち反応が薄いジューシーズに藤城Pたまらず「そんなでもなかった?」。レギュラー決定時と相変わらずのマイペースさを見せる三人。
あやまんJAPAN加入を聞かされると赤羽がいち早く一組脱落に勘づき、「脱落は僕らですか?」と児玉。しかし否定されてほっとしたのか、「あっ♥」とあからさまな安堵を見せる。さらに一組脱落させるならどのトリオ?と聞かれると、真剣に考え込んでしまうジューシーズ。すると戸惑いながらも「向井や菅のキャラは必要」「男前は必要」「あやまんJAPANはウルサイトリオ…ウルサイ…こいつら(ジャンポケ)とかぶってるかも……」と脱落トリオにジャンポケを指名。会場大ブーイング。「今のままの三組で、現状の時間帯でやるという選択肢もある」と食い下がる藤城Pに(Vを見ながら太田「これが最後の救済チャンスですよ」)、「売れなきゃしょうがないですもんね…」ととどめの一言。あまりにきれいにどっきりに引っかかってしまったジューシーズに、どっきりと分かっていながら笑いを抑えきれない様子のスタッフ一同であった。
VTR終了後、大騒ぎし出す9人。目を剥きジューシーズに向かっていこうとする太田を必死で止めるパンサーとジャンポケ。ひたすら言い訳を続けるジューシーズに「赤羽さん、デブで性格悪いっていいことない」と太田。しかしその後太田がぽつりと一言「俺尾形さんがあやまんJAPANとかぶってるって言ったのに、その自分たちがあやまんJAPANとかぶってるって言われて恥ずかしい」。でも、対応がある意味大人っぽかった、と二組からのフォローもあり、とりあえずその場は収まった。「では皆さん、この後はガラスの十代で一致団結してください」としめようとする大西アナに待って待ってと一同。一致団結しよう!と意気込みだすジューシーズだったが、何となく微妙な空気になってしまって焦る三人だった。
~光GENJI完全コピー ガラスの十代~
今までの練習のVが流れ、直前のメンバーインタビューが。センターに大抜擢された太田と松橋は自信の表情。あまりローラースケートが上手くなく、光GENJIにいないポジションA,B担当の向井と赤羽は若干やさぐれ気味、後半から自暴自棄になってじゃれ出す始末。武山、菅、児玉、斉藤は菅が地味に自信を見せつつ最後はなぜか若干不穏な雰囲気に。パフォーマンスリーダー尾形はソロインタビューだが、インタビュー中カメラ前を他メンバーに横切られる相変わらずの残念っぷり。「愛情表現が下手なんです、あいつら。でも俺には分かる」とあくまでポジティブシンキング。そして遂に成果発表の時!と会場を煽る。再び会場のテンションはMAXに。
イントロが流れ出し、メンバーがトリオさんTシャツのまま登場し、会場は大歓声に包まれる。冒頭は斉藤のソロ、太田と松橋が華麗なスケーティングを見せる。続いてリーダーの尾形がセンターに躍り出し、次々と左右にはけるメンバー。曲がスタートし、いきなり激しいダンスが始まる。Aメロは太田と松橋をセンターに、他メンバーがバックでダンスを披露。二つの円になっておのおの美しいスケーティングを披露した後、いよいよサビに。ダンスもきれいに決まり、尾形、菅、児玉の三人が前で決めポーズ。
二番は尾形を中心に武山、菅、児玉、斉藤が中央で、向井、太田ペアは右手側、松橋、赤羽ペアは左手側でそれぞれダンス。そしてフロントメンバーのみのパートへ。ジャンプは菅が成功するも、尾形が珍しくミス。太田松橋ペアはミスなく成功。しかしその後の股くぐりは松橋が尾形に追いつけず失敗、菅太田ペアも危うく転びかける事態に。
そしてその間ローラースケートを脱いだメンバーはなんと上半身裸で登場し、5人でそろったダンスを披露。その後フロントメンバーも同じように上半身脱いで登場、太田は走り込みながらハンドスプリングを見せた。その後は9人で息の合ったダンスを見せ、それぞれが側転、ターンなどバラエティ豊かな技を披露。最後は尾形と向井の馬跳びがきれいに決まり、会場は再び拍手と大歓声に包まれた。
~エンディングトーク~
全員ライブ限定Tシャツに着替えて再登場。会場は拍手喝采。やり切ったメンバーの表情が輝く。
まずはガラスの十代の感想。珍しくミスをした尾形に菅はびっくりしたらしく、「俺思わずこうやって(尾形を指差すポーズをして)魔法で転んだように見せようとしちゃった」とフォローをしようとしていたことを明かした。最初は一番ヘタクソだったが最後にはフロントメンバーに抜擢され満足げだった松橋。こんなに頑張ったのはじめてだ、と語りつつ「今日尾形さんに追いつけなかった。お尻を追いかける、マツハシパート2という技が出来ました」と笑いを誘った。本番直前最後の練習で転んでしまった、という赤羽が転んだ様子を再現するとお腹がぽよぽよと揺れ、メンバーも会場も爆笑。太田の体が出来上がり過ぎてる、との誰かの一言に急に脱ぎだし割れた腹筋をあらわにする太田。
満足そうにお互いをねぎらう9人。ここで再び尾形が突如不自然な流れで「提案!」と言い出し最後までやっぱりヘタクソ!とブーイング。挙げ句の果てには「バーカ!」とまで言われる始末。「最後だから、もう一度全員で333ライズを歌ってしめよう!」ということに。「じゃあ俺イェーイイェーイやるわ!」という武山に、そこはお前に任せた!と他メンバー。菅は「赤青黄の~♪」と自ら作詞したボツ歌詞をテンション低く歌いだすが、児玉に「呪いの歌やめて!」と制止された。
再び流れ出す333ライズに、会場からは一体となって大きな手拍子が。最初の波やかもめのSEを児玉が真似し、イェーイイェーイで武山は怪しいダンスを披露。その後はメンバー全員で333ライズを大合唱。True lady sunは太田が、二番の歌詞は尾形と斉藤がメインに、赤羽のラップパートは他8人全員で盛り上げるなど、最初の333ライズとはまた違った盛り上がりを見せ、会場の掛け声もさらに大音量になったのだった。
歌が終わり、「以上、トリオさん伝説の2000人ライブでした!ありがとうございました!」と向井がしめの一言。深々とお辞儀をしてはけていく出演者たちに、会場はいつまでも惜しみない拍手を送り、ここに伝説ライブは幕を閉じたのだった。
~エンディング後~
DVD購入者特典で、トリオ一組との握手会・写真撮影会が実施された。
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ライブレポは以上です。最後までお読みくださった皆様、ありがとうございました。
【ご注意】
・この333ライブレポは、メモなどせず記憶のみに頼って作成しております。よって、例えばライブ内での発言内容、その発言者、そのタイミングなど、間違いがある可能性があります。
あくまで「このようなニュアンスだった」という風にお楽しみいただければ、と思います。
・ライブ内容に関して、お笑いナタリーなどで公開されていない部分(各トリオネタ、シャッフルネタ、コーナー内容の細かい内容など)のネタバレが多数含まれますので、ご注意ください。
・なるべく9人やライブ内容について客観的に、満遍なくレポをしたつもりですが、一部作者の主観が入っている場合があります。あらかじめご了承ください。
・本レポートは大変長文となっております。ご注意ください。
・あまりにあからさまな間違いが見つかった場合には、確認後、訂正する場合があります。間違いはツイッターにてお知らせいただければ幸いです。
・その他何かございましたら、ツイッターにコメントをお寄せください。(本ブログは今後の更新予定は未定となっております)
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【トリオさんDVD発売記念 8.9伝説の2000人ライブ in渋谷C.C.lemonホール ライブレポート】
2011/8/9
出演者
ジューシーズ 赤羽健一/児玉智洋/松橋周太呂
パンサー 菅良太郎/向井慧/尾形貴弘
ジャングルポケット 武山浩三/太田博久/斉藤慎二
以下、出演者呼称はトリオ名または個人名字、敬称略。
~開場前~
12:30、物販開始。伝説ライブは静かにカウントダウンを始めた。既にリリースされた商品以外に、生成り地に各トリオカラーで番組ロゴをプリントしたトートバッグが新登場していた。トリオカラーのシュシュつき。
開場外にずらりと並んだ人、人、人…。興奮をはらんだ2000人の熱気が、じりじりと照りつける夏の昼下がりをさらにアツくする。開場は15分遅れ。長沢さんや阿部さんなど、コアなファンの間では既によく知られた「えらいおとなたち」も多数散見。
~開演前~
インカムをつける藤城Pなど、コアなファンにはたまらない場面も見受けられつつ、入場が開始。なぜか急に流れ出す333ライズに会場とまどいながらも、コール練習。既に一体感満載。そして斉藤のパートでなぜか漏れる笑い。これが2回、3回と続くのだった。
~オープニングVTR~
2010年10月13日ー。
会場の照明が落ち、スクリーンに映し出された、ファンなら忘れもしないトリオさん放送開始の告知日。このテロップで遂にトリオさん伝説の2000人ライブは幕を開けた。今までのおなじみの番組映像に、なぜか英語と和訳のテロップ。メンバー紹介では歓声の量におのおのやや偏りが見受けられた。VTR終了後、大喝采の中トリオさんメンバーが満を持して登場。カラフルなトリオさんTシャツがスポットライトに眩しく照り映える。
「さあ始まりましたトリオさん伝説の2000人ライブ!」当然仕切りは向井。一階席から二階席まで、眩しそうに見上げながら手を振る9人は誇らしげだ。「でも皆さん、メンバー紹介の時の歓声は嘘でも均一にしてくださいね。向井さんのときウワァァァー!ってなってたのに、武山のときはうわぁー…って」といきなり会場を沸かせる太田。赤羽が「嬉しいですね!SHIBUYA~!」と呼びかけると、児玉が「最近赤羽は、ラッパー気取りなんですよ」と、333ライズに絡めた一場面も。武山は「二階席の後ろまで見たいなー、でも見えないんですけどね」とお馴染みの天然ぶりを炸裂させ、太田「後ろのほう、米粒ぐらいにしか見えない」斉藤「僕はみんなの顔見えてるよ!」とジャンポケらしいやりとりも。すると突如「僕!提案があります!」と尾形、相変わらず入りがヘタクソ!と周囲から総突っ込み。尾形「コール&レスポンやろう!」8人「レスポン『ス』だよ!」
ここで会場を3ブロックに分け、コール&レスポンス。
まずはジャンポケ。
太田「じゃあ僕らが『ジャンポケー!』といいますから皆さんで『向井より好きー!』で」
向井「個人攻撃やめて!」
結局それはやめ、太田「じゃあ『ジャンポケー!』で『売れるー!』にしましょう」。
続いてパンサー。ちょっとこのブロック人数少なめで不安、と向井。
尾形「じゃあ僕決めます!僕らが『パンサー!』って言ったら皆さんで『サンキューベリーマッチョ!』で!」
なぜかみんな思い思いのサンキューベリーマッチョしてください、という謎の指示も。
最後にジューシーズ。
松橋「じゃあ僕らが『ジューシーズ!』と言ったら皆さんで『デブいらなーい!』で」
赤羽「デブいらないひどいよ!なんで最初俺だけへこまないといけないの」。
松橋と児玉も、「とにかく要らない!」「絶対に!」など調子に乗ってかぶせを連発。しかし結局『ジューシーズ!』『だまベイビー!』に。さっきまで赤羽いらないノリに楽しそうにしていた児玉が一転、大焦り。
最後に、ジャンポケ「トリオさんDVD発売記念!」パンサー「伝説の2000人ライブ!」ジューシーズ「inC.C.lemonホール!」会場「スタート!」のコール&レスポンスを行うことに。太田が「ト、ト、ト」とフライングして武山・斉藤に突っ込まれる小ボケがあったり、児玉が一回目で噛んで攻められる一幕もあったが、二回目で見事決まり、いよいよライブ本編開始。
~中VTR~
今回のライブのラインナップ。
各トリオ ネタ披露
333ライズ曲披露
シャッフルトリオ ネタ披露
禁断の本音トーク!王様ゲーム
光GENJI完全コピー ガラスの十代
~各トリオ ネタ披露~
※ネタ題名は勝手に考案。
トップバッターはジャングルポケット、ネタは「試合後のバスケ部員」。かわいそうなバスケ部員を斉藤がキュートに(?)好演。太田が胸板でバスケットボールをはじき返したり、ネタの肝である太田・武山のパス回しも見事に決まっていた。熱さ爆発のジャンポケの代表作を熱演。
続いてパンサー、ネタは「好きなのは誰?」。向井の戸惑った顔の光るコント。菅と尾形の掛け合いもよくはまっていた。途中の尾形が携帯を見るくだりは、二人が菅にいたずらを仕掛けて電話をすると、尾形のときはただの着信音なのに、向井のときはドリカムが鳴るという、より自然な流れに変更されていた。オチも菅・尾形両者が向井に告白する、というものに変わっていた。
最後にジューシーズ。ネタは「社長室にて」。子供姿の松橋が見えた途端、会場から歓声が。松橋のやりたい放題具合も、赤羽のそり込みにそってミニカーを走らせる、児玉の口に大量のポッキーを突っ込む(そして児玉はなぜか一旦口に入れた残りのポッキーをポケットへ)など大爆発。
~333ライズ曲披露~
後方からの強いライトで三人のシルエットが浮かびあがり、会場のボルテージは一気に最高潮に。衣装もヘアメイクもかっこいいのに、何故かちょっとゆるダサな振り付けに、手拍子と共に笑いも起こる。向井から斉藤へのボーカルチェンジの際はハイタッチ。そして向井パートまでは普通の手拍子だったのが、斉藤パートでPPPHに。しかし曲にやたらとはまっていた。三人のローテーションもきれいに決まった。赤羽のラップパートはまさに独壇場、照明もライブハウス風に。才能を突如開花させ、今回大抜擢の赤羽だが、デブキャラであるが故か踊っている最中にズボンが何度かずり落ちてしまった。そのため向井と斉藤が気を取られ、会場もずり落ちる度大ウケであった。会場の各トリオ名の掛け声も相まって、大いに盛り上がりを見せた。
~シャッフルトリオ ネタ披露~
一番手はジューシーズ松橋、パンサー尾形、ジャングルポケット斉藤トリオ。ネタ設定は「ファミレス」。
渋谷にファミレスの新店舗をオープンさせたちょっとウザイ社長役を斉藤が怪演、「ホコリ!」など喋る台詞の度に巻き起こる笑いは流石であった。その新店舗の店員役が松橋と尾形。社長の不在中にドリンクバーやレジを移動させたり、椅子をひっ散らかしたりやりたい放題。松橋・尾形「メロンソーダ飲んで、コカコーラ飲んで、小銭飲んで、美味しいなあー!」「チーターはこう、おがちんはこう!」など尾形のギャグを取り入れつつ、松橋と尾形が舞台狭しとコミカルに動き回り、松橋らしいジューシーズ的ゆるぐだコント空間を作り出した。
後半は小道具を使い、斉藤も加わって暑苦しくボケ、松橋の宣言通り三人でボケ倒す展開に。自転車に乗る斉藤など、ジューシーズの本ネタへのオマージュも見受けられた。
二番手はジューシーズ赤羽、パンサー菅、ジャングルポケット武山トリオ。ネタ設定は「銀行強盗」。
ネタ冒頭に「33番でお待ちのお客様、どうぞ」と333に絡めたちょっとした遊び心が。強盗に入る作戦を立てていた赤羽・武山が番号札を取った瞬間、銀行中に響きわたるファンファーレ。なんと10万人目の客だという。そこから「強盗だ!」「あ、後藤様でございますね」というやり取り、「ますぞえくん」という気味の悪いマスコットキャラクターグッズプレゼントなど、菅と武山の繰り広げる軽妙なボケに赤羽が小気味よく突っ込んでいく。
赤羽は必死で銀行強盗を決行しようとするも自分こそが10万人目だと主張しようとやっきになっていると武山・菅に誤解され、見かねた菅が急に「大人げない!」とマジ切れ。眼鏡をかけた生真面目そうな風貌が上手くフリとして効いていた。最後は赤羽が「当銀行1人目の強盗」と言われテンションが上がり、ボケに回る裏切りの展開を見せた。
トリはジューシーズ児玉、パンサー向井、ジャングルポケット太田トリオ。ネタ設定は「漫才」。
登場してマイク前に立つや否や、児玉と太田が「当然のように向井がセンターなのはおかしい」「自分たちはそれぞれのトリオではセンターだ」という言いがかりを付け出し、まずは三人で向井を先頭に縦一列に並んで漫才をすることに。
しかしボケの仕方に向井が不満を呈し、今度は実力でセンターを取ったものがセンターをすることになり、一旦はけ、再び出囃子。その途端案の定袖でもみ合いが勃発。突然太田が向井を股から持ち上げ頭上でぐるぐる回転、それに恐れをなした児玉はセンターを太田に譲るのだった。
今度は暴力なし、手を使っちゃダメと決めて再度はけるも今度は児玉を太田が胸板で蹴散らし、その後は向井がセンターマイクを勝手に移動させたり、児玉が二本目のマイクを持ち出したり、挙げ句の果てには太田がモップをマイク代わりにし出したりして、てんやわんや。そこで児玉が二人を一喝、ようやく反省した二人が児玉をセンターに推し漫才が始まるが、進行の下手な児玉に向井が突っ込んでオチ、となった。
~コーナー 禁断の本音トーク!王様ゲーム~
ここで一旦コーナー。向井の仕切りのもと、大反響企画「お酒を飲んで本音を語ろう」をお酒なしでやってみよう、というゲーム&トークコーナーが始まる…はずだった。
しかしここで、「皆さんどうも!」という番組ファンにはお馴染みの声と共に、「準レギュラー」を自負する大西アナウンサーが突如登場。「この流れ聞いてない!」「知らない!」「ちゃんとコーナー仕切れってカンペに書いてある!」などとどよめく9人。「実は今回、このコーナーはやりません!」と大西アナ。うわー来たよ来たよ、これがトリオさんだよ!と9人大騒ぎ。
大西「とりあえず皆さん、騒がないで聞いてくださいね。これから、番組への愛とトリオの絆を検証したいと思います」。なにそれ!と口々に騒ぐ9人。「皆さん、番組への愛はありますか?」と大西アナ、「もちろん!」と9人だが、「でもあれほど、あれほど言ったのに番組を最初に裏切った方がいらっしゃいましたね。未だにスタッフ、それを根に持っています」と大西アナ、その瞬間スクリーンには向井と尾形の顔が。
向井「しつけえー!」
ここで番組への愛とトリオの絆を確認するあるVTRを見てもらう、とのこと。あからさまに動揺する3組だが、縁者のためにマンパワーでモニターを掲げるスタッフに太田が一言「そんな魁!男塾みたいなことしなくていいですよ」。
モニターに映し出されたその内容は、「トリオさんシーズン2スタート、番組の時間帯を昇格させると伝える」「それにあたって1トリオ脱落させ、代わりにあやまんJAPANを入れることを告げる」「各トリオには藤城Pから『君たちは残したい』と告げ、一緒に番組をする残り一組にどちらを選ぶのかを聞く」というかなりエグい内容のどっきり。「番組昇格」が嘘だと分かった瞬間、「うわー嘘だー!」「どっきりだったのかー!ちくしょー!騙された」と大騒ぎする一同。肩を落とす者あり、ショックで歩き回る者あり。早速検証VTRを各トリオ毎に見ることに。
まずはパンサー。番組時間帯の昇格に驚く三人だが、あやまんJAPANの加入を告げた瞬間揃って表情が曇る。菅にいたってはすっかり硬直してしまう始末。パンサーは残したい、という藤城Pの言葉にも顔は晴れず。
どちらのトリオを選ぶのか?という問いについては、「甘えかもしれないけど、仲良しだからとかではなくて三組でやっていきたい」と向井。その後も「ジューシーズは三人ともボケ気質で仕切りやすいし、ジャングルポケットはどこからでもボケられる」(ここで「武山君もね」となぜか突然個人名をぶっ込んだ藤城Pに、出演者&会場爆笑)などと良いコメント連発に、会場も賞賛の拍手を送りまくる。
菅も自らが前コンビ解散後、ジューシーズの単独ライブ出演のみは続けていたエピソードを話し、更に三組の絆を強調。そんな中「女が突然加入されても…トリオさんは男の番組なので」とちょっとずれた発言をする尾形にも「今女とか男とか関係ない」と向井が的確に突っ込み。番組への愛とトリオの絆を十分に見せたパンサーであった。
VTR終了後、「俺たちそんなにどこからでもボケられますか」と得意げな太田。やめなさい!という斉藤も嬉しそう。そんな中「俺だけ個人名呼ばれて、びびっちゃった」と一人びびる武山であった。
続いてジャングルポケット。番組時間帯昇格を知らされ、武山が一言「来たぁ」。素直に喜ぶ三人。しかしあやまんJAPANの加入、さらに一組脱落を聞かされて一気に「え?」と戸惑うジャンポケ。
武山は「テレビですからね、何が起こるか分からない」「部屋のポスターはがさなきゃいけない」と相変わらずの天然を炸裂させるが、太田と斉藤の表情は浮かない。あやまんJAPANと現メンバー三組の写真を目の前に置かれ、とっかえひっかえしつつも、斉藤はどこか不満そうな顔。「尾形さんはあやまんJAPANに一番近い」と素のコメントも言いつつ、「向井さんや菅さんのキャラクターは必要」「ジューシーズ感っていうのがある」と太田。「なれ合いではなくて、やっぱり三組でやった方が面白い」と語りだす斉藤の目にはまさかの涙が。その後も熱く語る斉藤に、会場拍手喝采。
VTR後、「僕の大号泣したくだりはカットですか?」とボケ、「斉藤が泣いてたのは外反母趾が痛かったからです」とさりげないフォローを見せる太田に、「そうそう」と照れくさそうに乗る斉藤。コント通りの熱さを見せたジャンポケであったが、あやまんJAPANと似ていると言われた尾形だけは不満そうだった。
いいコメント続出に絆を深めあうパンサーとジャングルポケット。そんな中残るVTRはジューシーズだが、「さっきの二組と全く内容なので、流さなくていいです」と言う松橋に、一気に不穏な空気が漂い始める。最初に番組時間帯の昇格を告げられるも、いまいち反応が薄いジューシーズに藤城Pたまらず「そんなでもなかった?」。レギュラー決定時と相変わらずのマイペースさを見せる三人。
あやまんJAPAN加入を聞かされると赤羽がいち早く一組脱落に勘づき、「脱落は僕らですか?」と児玉。しかし否定されてほっとしたのか、「あっ♥」とあからさまな安堵を見せる。さらに一組脱落させるならどのトリオ?と聞かれると、真剣に考え込んでしまうジューシーズ。すると戸惑いながらも「向井や菅のキャラは必要」「男前は必要」「あやまんJAPANはウルサイトリオ…ウルサイ…こいつら(ジャンポケ)とかぶってるかも……」と脱落トリオにジャンポケを指名。会場大ブーイング。「今のままの三組で、現状の時間帯でやるという選択肢もある」と食い下がる藤城Pに(Vを見ながら太田「これが最後の救済チャンスですよ」)、「売れなきゃしょうがないですもんね…」ととどめの一言。あまりにきれいにどっきりに引っかかってしまったジューシーズに、どっきりと分かっていながら笑いを抑えきれない様子のスタッフ一同であった。
VTR終了後、大騒ぎし出す9人。目を剥きジューシーズに向かっていこうとする太田を必死で止めるパンサーとジャンポケ。ひたすら言い訳を続けるジューシーズに「赤羽さん、デブで性格悪いっていいことない」と太田。しかしその後太田がぽつりと一言「俺尾形さんがあやまんJAPANとかぶってるって言ったのに、その自分たちがあやまんJAPANとかぶってるって言われて恥ずかしい」。でも、対応がある意味大人っぽかった、と二組からのフォローもあり、とりあえずその場は収まった。「では皆さん、この後はガラスの十代で一致団結してください」としめようとする大西アナに待って待ってと一同。一致団結しよう!と意気込みだすジューシーズだったが、何となく微妙な空気になってしまって焦る三人だった。
~光GENJI完全コピー ガラスの十代~
今までの練習のVが流れ、直前のメンバーインタビューが。センターに大抜擢された太田と松橋は自信の表情。あまりローラースケートが上手くなく、光GENJIにいないポジションA,B担当の向井と赤羽は若干やさぐれ気味、後半から自暴自棄になってじゃれ出す始末。武山、菅、児玉、斉藤は菅が地味に自信を見せつつ最後はなぜか若干不穏な雰囲気に。パフォーマンスリーダー尾形はソロインタビューだが、インタビュー中カメラ前を他メンバーに横切られる相変わらずの残念っぷり。「愛情表現が下手なんです、あいつら。でも俺には分かる」とあくまでポジティブシンキング。そして遂に成果発表の時!と会場を煽る。再び会場のテンションはMAXに。
イントロが流れ出し、メンバーがトリオさんTシャツのまま登場し、会場は大歓声に包まれる。冒頭は斉藤のソロ、太田と松橋が華麗なスケーティングを見せる。続いてリーダーの尾形がセンターに躍り出し、次々と左右にはけるメンバー。曲がスタートし、いきなり激しいダンスが始まる。Aメロは太田と松橋をセンターに、他メンバーがバックでダンスを披露。二つの円になっておのおの美しいスケーティングを披露した後、いよいよサビに。ダンスもきれいに決まり、尾形、菅、児玉の三人が前で決めポーズ。
二番は尾形を中心に武山、菅、児玉、斉藤が中央で、向井、太田ペアは右手側、松橋、赤羽ペアは左手側でそれぞれダンス。そしてフロントメンバーのみのパートへ。ジャンプは菅が成功するも、尾形が珍しくミス。太田松橋ペアはミスなく成功。しかしその後の股くぐりは松橋が尾形に追いつけず失敗、菅太田ペアも危うく転びかける事態に。
そしてその間ローラースケートを脱いだメンバーはなんと上半身裸で登場し、5人でそろったダンスを披露。その後フロントメンバーも同じように上半身脱いで登場、太田は走り込みながらハンドスプリングを見せた。その後は9人で息の合ったダンスを見せ、それぞれが側転、ターンなどバラエティ豊かな技を披露。最後は尾形と向井の馬跳びがきれいに決まり、会場は再び拍手と大歓声に包まれた。
~エンディングトーク~
全員ライブ限定Tシャツに着替えて再登場。会場は拍手喝采。やり切ったメンバーの表情が輝く。
まずはガラスの十代の感想。珍しくミスをした尾形に菅はびっくりしたらしく、「俺思わずこうやって(尾形を指差すポーズをして)魔法で転んだように見せようとしちゃった」とフォローをしようとしていたことを明かした。最初は一番ヘタクソだったが最後にはフロントメンバーに抜擢され満足げだった松橋。こんなに頑張ったのはじめてだ、と語りつつ「今日尾形さんに追いつけなかった。お尻を追いかける、マツハシパート2という技が出来ました」と笑いを誘った。本番直前最後の練習で転んでしまった、という赤羽が転んだ様子を再現するとお腹がぽよぽよと揺れ、メンバーも会場も爆笑。太田の体が出来上がり過ぎてる、との誰かの一言に急に脱ぎだし割れた腹筋をあらわにする太田。
満足そうにお互いをねぎらう9人。ここで再び尾形が突如不自然な流れで「提案!」と言い出し最後までやっぱりヘタクソ!とブーイング。挙げ句の果てには「バーカ!」とまで言われる始末。「最後だから、もう一度全員で333ライズを歌ってしめよう!」ということに。「じゃあ俺イェーイイェーイやるわ!」という武山に、そこはお前に任せた!と他メンバー。菅は「赤青黄の~♪」と自ら作詞したボツ歌詞をテンション低く歌いだすが、児玉に「呪いの歌やめて!」と制止された。
再び流れ出す333ライズに、会場からは一体となって大きな手拍子が。最初の波やかもめのSEを児玉が真似し、イェーイイェーイで武山は怪しいダンスを披露。その後はメンバー全員で333ライズを大合唱。True lady sunは太田が、二番の歌詞は尾形と斉藤がメインに、赤羽のラップパートは他8人全員で盛り上げるなど、最初の333ライズとはまた違った盛り上がりを見せ、会場の掛け声もさらに大音量になったのだった。
歌が終わり、「以上、トリオさん伝説の2000人ライブでした!ありがとうございました!」と向井がしめの一言。深々とお辞儀をしてはけていく出演者たちに、会場はいつまでも惜しみない拍手を送り、ここに伝説ライブは幕を閉じたのだった。
~エンディング後~
DVD購入者特典で、トリオ一組との握手会・写真撮影会が実施された。
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ライブレポは以上です。最後までお読みくださった皆様、ありがとうございました。