悲しくて
苦しくて
眠れなくて
食べられなくなって…ホント、辛かった。
9月に次女が生まれた。
彼女はお腹の中にいる時から
単一臍帯動脈
脊髄髄膜瘤
キアリⅡ型奇形
心室中隔欠損症
と、それまで聞いたこともない病気が
たくさん分かっていて
ワタシはとても苦しみながら悩んだ。
外からは手を下せないし、
治すことが出来ない病気も多かった。
病気のことを調べない日は無かった。
何ヶ月も苦しい日々が続いた。
苦し過ぎて、誰にも話せずにいた。
彼女の病気が有ることによって
お腹は極度の羊水過多にもなっていた。
心の苦しさと共に
羊水過多による異常なお腹の膨らみで
ワタシ自身の心臓も苦しくなって
更に眠れなっていた。
怖くて、怖くて、
逃げたくて、とにかく逃げたくて。
どうにか無事に生まれて欲しいと
きれいな気持ちの日も有れば
このまま、お腹の中で亡くなってくれれば…と
そんな汚い気持ちの日もあった。
日々変わる気持ちを
行ったり来たりしながら
どれだけ泣いただろう?
涙が出なくなるまで、泣いた。
それでも、やはり運命の日は来た。
ワタシは彼女を産んだ。
小さな体で
小さな小さな声で泣いて
彼女はワタシに会いに来てくれた。
…重い重い病気を持ちながら
それでも、ワタシに会いに来てくれた。
生まれてきた彼女は
更に病気を持っていた。
食道閉鎖症
…18トリソミー
眠れず病気を調べた日々
ワタシの予測していた
“最悪”にあった病名…。
現実は何なのか。
自分はどこにいるのか。
当たり前に分かるコトが
全部分からなくなった。
ドクター達は積極的治療をするかどうかは
ご家族の判断で…と言っていた。
私達夫婦は、悩んだ日々に決めていたコトを
そのままドクター達に伝えた。
「積極的に治療はしないで、この子を見守ります」と声になっていたか、分からない声で伝えたと思う。
そんな決断をしたくせに
それでも、ワタシは怖くて、怖くて
1人では会いに行けず
いつも誰かと一緒に彼女に会いに行った。
そして、彼女は2日間頑張ってくれた。
ワタシの大切な娘…深緒(みお)
生まれる前に名付けていたのに
お腹の中にいる時には
辛すぎて名前を呼んであげられなかった。
…ゴメンね。
…本当にゴメンね。
生まれてから
そして、お空に行ってしまってからは
たくさん名前を呼んだ。
もう、この手には抱き締められない…
寂しくて
苦しくて
会いたいケド…もう会うことは出来ない。
悲しいコトばかりがワタシを悩ませたケド
深緒を産んで
大切なコトを学ぶことが出来た。
人は1人では生きていけない。
この世に「当たり前」は無い。
家族との時間は、大切。
色々なコトに感謝を。
怖い物なしで
傲慢に生きていた愚かなワタシに
深緒は身をもって教えてくれた。
我が子を失うという
とても悲しい経験をしたけれど
深緒に会えたコトには
きちんと意味が有って
それを想いながら生きていくコトが
ワタシの務めだと思います。
まだまだ、胸が苦しいケド
暖かい人達に支えられて
ワタシは生きています。
