こんにちは!先週からちょこちょこ作っていた、ブラウスが完成しました。
色は落ち着いた感じで柄はリバティっぽいでしょ。これはコットンこばやしさんの生地です。
コットンこばやしさんは切り売り専門のメーカーさん。昔船場で働いてた時、時々展示会の行ったことがあります。だから、これ、90センチ幅だったんです!なんとか2Mぎりぎりで裁断できましたが、やばかった袖を五分袖にしたから、要尺がいったんですね・・・
で出来たのが、
もうちょっと涼しくなったら、ブラウンのタートルと合わせてみようかなとも思ってます。
このブラウスも前に作った雑誌に載ってたブラウスを参考にアレンジしてみました。
写真のブラウスはシフォン素材で、パフスリーブデザインなんですが、パフスリーブにするほど生地がなかったのもあって、ストレートなお袖に。でもそのほうが重ね着にはいいかな?
あと、どうしてもピンタックブラウスにしたかったので、やってみたら、いいアクセントになった気がします。
花柄ばっかと思われそうですが、実は私花柄大好き人間でして、昔仕事で描いてた柄もほとんど花柄担当。
フランスやイギリスに行っても、基本花柄の生地求めてお店回ってました。
南仏柄も元は花更紗が始まりって知ってました?インドからヨーロッパに渡ってきた更紗柄がイギリスでは細かいペイズリー柄に、南仏ではプロバンスの柄になったと言われてます。
その昔、ヨーロッパには羊毛や絹織物しかなかったところに、インドから入ってきた美しい綿プリントが瞬く間に大人気になったのですが、絹織物業者がそれでは死活問題だと政府に反発し、政府が綿プリントの輸入や生産を禁止したんです。が、当時、ローマ教皇のもとにあった南仏だけがその禁止令から免れ、独自にそのデザインを広げていったのが、プロバンスプリントだそうです。だから、その地方独特の色や柄に個性があるんでしょうね。こぼれ話でした~