1877(明治10)年の今日、東京の開成・医学二校併せて東京大学が誕生しました。大学で教える先生は言うまでもなく大学教授と呼ばれますが、しからば大学教授になるにはどのような資格が必要なのであろうか。
「大学設置基準」によると、いくつかの資格基準があるようですが、その一つに「助教授経歴があり、教育研究上の業績がある者」とあります。
そこで今度は助教授の資格の項をみると、「大学において3年以上の経歴」があればいいようで、助手は「学士の称号」を有する者、または「それに準ずる能力がある」と認められる人間なら誰でもなれる。
要するに、大学の先生になるためには、まず大学を卒業していればそれにこしたことはないのでしょうが、それに「準ずる能力」がありさえすれば、助手を振り出しにして教授になることができるのです。
保育園の保母さんから高校の先生までは教職員免状を持っていることが必要条件であり、その免状をもらうためには各種の試験をパスしなければならいのですが、大学教授になるためには一切の資格試験はありません。
大学の先生に奇人変人が多いのも頷けます。


