春は曙（あけぼの）。

やうやう白くなりゆく山際（やまぎわ）、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる･･･

この文から始まるのは清少納言が書いた「枕草子」です。

意味は「春は夜明け前の景色が素晴らしい」です。

最近編集が忙しく、朝まで作業することが多いのですが、

夜明け前の空は透き通っていて何だか心が安らぎます。

清少納言は女性の作家です。

女性独自の感性で書かれたこの素晴らしい作品は、いつまでも語り継がれるでしょう。

じゃあ質問です。

夜明けは向こうからやってきますか？

見たい時間に自由に見れますか？

わがまま言わない、待つの。

女に生まれて、良かった!!

………はいっ。

えー今回は小学校の入試の時のお話。

gmaは合格出来るのか？？

ー試験当日ー

gmaは一切焦っていなかった。

まさか小学生で入試に落ちるなんてあり得ない。

そうタカをくくっていた。

試験の時間になり、gmaは父親に送り出されて校門をくぐる

そして教室に入った。

指定された教室には先生が３人

まずは作文の試験からだった。

題名までは覚えていないが、特に難しくは無かった

作文は比較的得意だったので何なくこなした

終了の時間になり、gmaは鉛筆を置いた

先生が「どうだったかい？」と聞く

gmaは「簡単でした」と答えた

「作文はね、簡単だと思わないほうがいいよ。うちは厳しいから」

と言い放った先生の顔が笑っていない

gmaはこの時、少しだけ不安になった。

次は体育のテストだ

体育館に行き、シャトルランや縄跳びをさせられる

体育だけは誰にも負けない自信があった

全ての項目で最高点じゃないかという位の記録を出した

「なんだ、簡単じゃないか」

この時gmaは合格を確信した。

最後は面接のテスト

自己紹介の文を２０分で作文用紙に記入し、

それを見ながら３人の先生の前で発表するといった形式である

「はい、どうぞ。」

先生の合図で試験が始まった。

……何も思い浮かばない。

自己紹介なんて一切練習していない。

前日おかんに言われていたが、何も考えていなかった。

（何を言うべきなんだろう･･･？）

改めて自己紹介をしろと言われても、ここは試験会場だ。

普通の自己紹介じゃない。

（一発芸でもして場を盛り上げるか？？･･）

当時、「変なおじさん」のモノマネが得意だった。

ここが合コンの自己紹介なら間違いなくスターでお持ち帰りにグッと近づいたであろう。

しかしここは試験の場である。

（一番右のおっさん福耳のくせに顔貧相やな）

とかよからぬ事を考えてるうちに･･･

「はい、時間です」と先生は言った。

作文用紙には何も記入できていない

（よし！！何とかなるか！！）

gmaは勢いよく立ち上がった。

※以下、当時に発した言葉全文

はじめまして

私はgma二確党です

好きな食べ物はメロンです

試験官「他にはないかい？」

あっ、以上です。ありがとうございました。

落ちたあぁぁぁぁ!!!!(⊙ꇴ⊙)

やべぇ、ぜってぇ落ちた。

どうしようやばいどうしよう。

「はい、これで全ての試験を終わります。」

なんでよりによって最後が自己紹介なんだよ？

普通最初にやんだろ？お？

あんたらはオレの名も知らないまま最後までいたんか？お？

小学生ながらひねくれた考えを脳裏に走らせながら校門を後にする。

親父が笑顔で迎えに来た

親父「どうだった？？」

gma「うん、まぁ出来たよ。」

親父「そうか！今日中に結果が出るんだってな！」

親父「まだお昼だから海にでも行こうか！」

gma「うん！！行きたい！！」

海から帰ると、おかんが言った。

「付属小学校から電話掛かってきたわよ！」

「どうだったの？」gmaは聞いた

おかん　「…ダメだったみたい。今回は不合格だって･･･。」

親父　　「なんでダメだったんだろう？なんかまずいことあった？？」

gma　　「いや、特に。強いて言うなら自己紹介が短かったかな？」

おかん＆親父　「なんて言ったの？」

gma 「自分の名前と、好きな食べ物はメロンって言っただけ。」

おかん＆親父　「原因それだろ。」

　　　　　　　　　　　　　　　－完ー

この後gmaは北陸の石川県に引っ越す。

小学校を卒業し、中学校へと進学する。

そこでgmaは人生がガラッと変わってしまう･･･。

次回　gmaの生きた道　「第四話　　gma二確党グレる」

次も見てね☆

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gma二確党の生きた道 「第参話 入試でやらかす」

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