こんばんは結葉です
早速ですが、本の紹介を。
松雪泰子さん主演の映画にもなった『余命』
皆さん、先に謝らせて下さい・・・。すみませんY(>_<、)Y
私のブログを読んで下さっている方は分かると思いますが、
今年に入ってから哀しい別れが続いている私。
そのせいで、読む本も若干偏ってしまっています。
記事も出来るだけ色んな話題で・・・と心がけていますが、
振り返ると、結構そんな内容ですね・・・。
重たいでしょうか大丈夫ですか
私の記事、ホント普通の大学生のような「恋愛」ネタとか全くないでね。
スミマセン
ど~でもいい話ですが、コンパの誘い断っちゃった~
結構悩んだのですが、友人を亡くしたばかりでとてもそんな気にはなれず・・・。
私の春はどんどん遠くなっていくようです
って話はおいといて
(内容)
外科医をしている滴は結婚10年目にして妊娠。
しかしそれと同時に乳ガンの再発を知る。
自分の中で育つ小さな命。
そして迫りくる自らの死。
それでも彼女は子どもを産むこと決める。
「新しい生命に賭けたい。滅んでいく自分の肉体を新しい命に繋げたい」
と、新しい命の為だけに残りの人生を生きる。
実は、私がこの本を読んだのは先週の土曜日。
奇しくも友人が他界する前日だったのです。
眠れない夜が続き、何かヒントが欲しくて手にした本。
温かい涙を流しながら読んだ一冊です。
自分の最期が見え、迫ってくる中で私ならどう生きるか。
そして、周りの人間が出来ることって何だろう
読みながら凄く考えさせられました。
同時に、
新しい命が宿った瞬間から、女性は「母親」になるんだ・・・。
そんなことを改めて感じたのです。
未だ見ぬ我が子を愛おしく想う気持ち。
まだ母親になっていない私が軽々しく口にしてはいけないと思いますが、
何だか分かる気がしたのです。この気持ち。
数年前に出会った326の本にこんな言葉がありました。
「人は自分を守ろうとすると弱くなる。
だけど、誰かを守りたいと思う時強くなれる。」
(確かそんなニュアンスでした!)
母になった親しい友人達を見ていると、
「本当にそうだな~」と思えます。
自分の命を縮めてもいい。
新しい命を守りたい。
そんな状況に立たされた母親は、
「自らの命と引き替えに子どもを産む」なんて思わないはず。
きっと、「この子を産む為に私は生きている」
そんな前向きな気持ちなのでは?
この本を読んでいて、何だかそう思ったのです。
そして、
もちろん「子ども」という存在に限らず、
恐らく人は死を目の前にした時、
大切な人の為に残りの時間何が出来るか
そう考えるのかもしれません。
また、仕事だったり、趣味だったり、
命が尽きるまでやり続けたい何かを思うのかもしれません。
う~ん・・・今の私なら最期は・・・
大好きな人たちに会いたい!
それから可能な限り、今学んでいる勉強がしたい!
皆さんはどでしょうか
考えてみると、自分にとって大切なものが見えてくるはず。
そして、生きている「今」に感謝出来ると思うのです