こんばんは結葉です
今日は昼に「まぎ~おにぎり」などと軽いブログを更新しましたが、
その後から とっても考えさせられることがあったので、書かせてください。
あなたにとって「仕事」とはどっち
昔、人間には二つの生き方がある。と言われたことがあります。
①好きなことを仕事にする。
②好きなことをするために仕事をする。
どちらがいいとか、悪いとかでは もちろんありませんよ。
ちなみに私は、前者なんですが
そんなことを考えるきっかけとなった出来事が 今日は一日に二つもありました。
まず一つ
今日の講義をしたT先生はとっても穏やかな感じで、
授業も評価もゆるゆる
授業も淡々と…。って感じの先生なんです。
先生は、去年体調を崩し、半年間休職していました。
今年4月から復帰しているのですが、時々見るからにきつそうで、
声もあまり出ず、小さな研究室でやる授業ですら、マイクを使っています。
今日は何かの話の流れで、先生はこんな話を始めました。
「僕の命はあと3ヶ月。。。。
そう言われて今月で1年
声帯の手術をしないと命の保証はないよって医者から言われたんだけどね、
声帯切ったら僕は、授業出来ない。
だったら、死ぬまで授業したい
って思ったから。
何とか生き延びてるよ~あと5年は大丈夫かな~」
そう笑って話していました。
生きるか死ぬか…そんなに大変な病気だったんだ…。
今日初めて知りました。
この話を聴きながら私は
泣きそうな自分を抑えるのに必死でした。
う~ん、なんていうのかな
普段あんなにゆるゆるな感じの先生なのに
「自分の命が尽きるまでこの仕事をしたい」
ってその「情熱」に私は胸が熱くなりました
絶対あの言葉は本当です。
相変わらず淡々と話していたけど。
きっと先生にとって「生きる」=「仕事・学問」なのかもしれません
そう思える職業に出逢えるってとっても素敵なことですよね
それと同時にそんな先生に講義してもらってるって幸せだと思いました。
そして、もう一つの話
私は、ここ2ヶ月ぐらいバイト中 ふっと一人の女性のことを考える毎日でした。
その女性は、いつもお母さんと二人で来ていました。常連さんなので、何度か話しをしていく中で、
この女性は私が就きたいと思っている職業の試験に挑戦中ということが分かりました。
ちょっとしたことがきっかけで、連絡先を教えてくれて1・2度メールのやりとりをしました。
試験も終わり…結果も出てるのに何の連絡もなく…
どうだったんだろう…
ダメだったのかな
私が応援してたから食べに来づらいのかななどと気になっていました。
そしたら今日お母さんが見えて、
試験はダメだったとのことでした。
試験の結果を受けて 年齢のこともあって ホテルに就職したそうです。
お母さんに「あなたは頑張ってね」と言われ…またまた泣きそうになりました。。。
う~ん…彼女は本当にこれでよかったのかな
少し心配になりましたが、私が口出すところではありません
きっと数年前の私なら「あ~夢を諦めるとか、結局その程度の気持ちだったんだよ!」
って彼女のことをどこか軽蔑していたでしょう。
でも、少しだけ大人になった今、「出来ることなら 最後のチャンスまで頑張って欲しい」
その気持ちはとってもありますが、
もっと守らないといけない何かがあるのかな
優先順位は人それぞれ違うから。。。
自然にそう思えました。「軽蔑」などは全く
私には 彼女がこれから先 後悔しない人生を歩めるように 祈ることしか出来ません
自分の「命」を懸けて やりたいと思える仕事に出逢えた人。
何年も何年も夢を追いかけ、その想いが報われず別の職業に就く人。
色んな人がいるんですよね。
何が人の「幸せ」かなんて誰にも分かりません。
でも、どうか「自分が選んだこの道は正しかったんだ」
そう思える人生を一人でも多くの人に歩んで欲しいと思いました。
もちろん私自身も。
長くなりましたが、最後に少しだけ私自身のことを書かせてください。
私には、今心から就きたいと思う職業があります。
「本当にこれでいいの」
「本当にやりたいことなの」
「誰かの存在があるから憧れてるだけじゃないの」
と自問自答の日々を多分5年間ぐらいしてきました
でも、特にここ1年ぐらいかな…。「やっぱりこれだ」って思うんです
一つの出逢いで興味を持った職業だけど、
今はしっかりと自分の足で立っていますよ
私に出来るか分からないけれど、やる前からは諦めたくない
やってみたいんです
でも、だからと言って他の仕事は絶対ありえない~などという狭い考えは持っていませんよ
夢や目標が変わることは 決して悪いことじゃないですからね
どんな仕事に就いても「どうせやるなら楽しく」
いつもそれを胸に頑張っていきたいな~と考えた一日でした
結葉
忘れてました…本日は
前日比±0 総計-0.6
+にならなくてセーフ